春にして君を想う | Untitled
春にして君を想う(’91)アイスランド・ドイツ・ノルウェー

$ちょっと!!あなたが食べてるの消しゴムですよ!!-春にして









原題が「Children of Nature」なので、

あまり邦題に、とらわれない方が良いと思います。


大人のファンタジーです。

大人といっても、78歳の老人と79歳の老婆の恋物語


微笑ましくも、切なく、そして美しい・・・・


予備知識なく観たので

ここは、どこの国? 何語しゃべてんの?

ただ、これがかえって良かったかもしれません。

幻想的な光景は、どこの国とか、どんな言葉をしゃべるとか

関係なく感じさせてくれます。


テーマは「人間の孤独と不安、生と死」

と、ちょっと重いですが、老カップルが子供に帰って行くようで

温かい気持ちにさせてくれます。


劇中で考えさせられるセリフがあって

「どの道を行き来するかは、どの人生を選ぶかによる」


終盤は、涙が止まらなくて・・・・・・・



後から調べたら、老婆役の方の遺作だったとか

涙のぶり返し


ただ、ラストに出てくる、おっさん誰?

っていうシーンがあって

これは「ベルリン・天使の詩」を観ていないと分からないみたい。






これ、両親にも観てほしいな・・・

ぽかん てなっちゃうかな?

そんな映画でした。




都会に住む娘を訪ねた農夫・ソウルゲイル。しかし彼は娘に歓迎されるどころか老人ホームへ送られてしまう。そんな時、老人ホームでかつての憧れの女性と再会し…。
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