8月4日の日曜日に群馬へ。

 

グループホームに入所した母の家の片付けです。

 

 

梅雨も明けて、電車のドアが開くたびに熱風が吹き込みます。

 

東京メトロから東武線に乗り換えて、約3時間半。

 

涼しい車内と、停車するたびに吹き込む熱風の繰り返しで

 

伊勢崎に着くころには気分が悪くなっていました。

 

 

以前は無料だったコミュニティバスが、1日200円になり、

 

しかも終バスは17時30分。

 

駅前のベイシアで飲料やお弁当を買う時間を考えて、

 

17時02分に伊勢崎駅に着きました。

 

 

買い物も終えてバスに乗り、母の家に着いたのは17時45分頃。

 

買ってきた物を冷蔵庫に入れ、エアコンを点けようとするも、

 

肝心のリモコンがない!

 

几帳面な弟のことだから、近くに置いてあるはず。

 

移動したテレビでさえ、保証書とリモコンがセットにしてあります。

 

ところが、いくら探してもリモコンは見つからず、

 

LINEで勤務中の弟に連絡すると、

 

見た覚えがないと、衝撃の返事。

 

帰りに寄ってもらうことにしたものの、

 

22時を過ぎるのは確実です。

 

 

汗が噴き出て止まらず、気分もどんどん悪くなり、

 

体中、顔までが痺れてきました。

 

買ってきた500mlのペットボトルで首の後ろを冷やして、

 

窓の横に寝ていることしか出来ませんでした。

 

熱中症と疲れとで眠ってしまい、

 

弟が来てくれなかったら、救急で病院に行っていたでしょう。

 

23時頃、

 

「可哀想に…」

 

という、弟の笑い声で目が覚めました。

 

弟がエアコンのマルチリモコンを買ってきてくれて、

 

どうにか生き延びることが出来ました。

 

落ち着いたらお風呂にも入ろうとしたけれど、

 

ここでもトラブル。

 

給湯器が点きません…

 

熱中症になったし、水のままでいいや!

 

 

母の家に泊まった最後が私です。

 

まとめられた荷物で、生活感のなくなった部屋。

 

残された大きな家具から、母の家だとわかる程度。

 

もう、主は帰ってきません。

 

翌日は、業者がすべての荷物と家具を処分してくれます。