「媚びない人生」(ジョン・キム著)を読了。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授のジョン・キム先生が、ゼミ生の卒業へのはなむけとして毎年語っているキムゼミ最終講義『贈る言葉』をまとめた本です。
人生の豊かさとは自分らしく生きていくことであり、それを実現する為には本当の意味での強さを手に入れる必要がある。では本当の強さとは何か?それを手に入れる為にはどのように考えどのように行動すべきなのか?要約するとそんなことが書かれている書籍です。
少し前に本屋で見つけました。表紙の雰囲気と本の題名が気になりぱらぱらと立ち読み。その時に見つけた「強さを身につけることで初めて得られるものがある。実は優しさもそうである」という一文に魅かれこの本を購入しました。
250ページ、付箋紙を貼りながらじっくりと読みましたが約2日で読了!とても素晴らしい本です。本来は大学を卒業し社会に旅立つ若者へ向けたメッセージではありますが、我々の世代(40代)が読んでも、多くの気づきが得られる内容であると思います。自然と過去の自分を振り返りながら読んでしまいます。自分の行動や判断を著書に書かれていることにてらしあわせた場合、それは正しかったのだろうか?それとも間違っていたのだろうか?そんな事を考えながらこの週末を過ごしました。
繰り返しになりますが素晴らしい著書だと思います。本著書の本来のターゲットである20代の方はもちろん、新しく何かに挑戦しようと考えている方などにもとてもお勧めの1冊です。ボクは会社の若いメンバーに勧めてみようと思っています。