あっしが使っているスキーブーツはこれです。
(K2のFullTilt)
K2から出ているFullTilt 通称FT。のKonflict 2008年Verです。
旧Flexon またはRaichle(クナイスル)とも呼ばれたりしますね。
日進月歩の道具世界には珍しいことに歴史は長く、なんと25年以上前から
変わらぬシェル構造を持ち、過去ダウンヒラーやモーグラーに愛され続けた
名機?です。トリノオリンピックのモーグル金メダリストも履いてましたね。
(でもちょっとかわってるでしょ?)
で、この形状、他社ではほとんどだしてない3ピース型のブーツです。
こことダルベロが作ってるくらいじゃなかったっけ?
特徴としては3ピースならではの前後運動がしやすいことと、
インナーがサーモスタッドなので熱成形が出来、自分の足に
完全フィットさせることが可能で、とても履き心地がよくなります。
そのサーモインナーは寒さにも強く、足先までとても暖かいです。
しかも軽量で履いてることによる疲れはあまりなく、1日履いてても
足にくることはあまりないです。ココが選んだ一番のポイントでした。
でもこのブーツ、ちまたで言われてるように足幅が狭いです。
大抵の日本人はシェル出しが必要になるのでは?
なのでシェル出しをお願いする前提での購入でした。
つうか、ためし履きの段階では足が下まで入らなかったので購入を
諦めていたのですが、今回、シェル出しをお願いするお店でチェック
してもらった結果、シェル出しすれば問題なく履けるということで
足回りのチューンナップまとめてお願いする予定で購入しました。
購入は神田の「ワンゲル」。どうせアフターフォローがいらないのだから
ネットで安く買えればよかったのですがね、サイズが無かったので。
サイズが26.0cmなので一番先に売り切れてしまうみたいですね。
ちなみに買ったところでシェル出しすれば?との声もあったのですが、
そこのシェル出しは痛いところを指定しての1箇所いくら~的な
有料システムだったので、ならば専門店でということになりました。
ということでブーツのカスタマイズをお願いしたのがココ「eskimore」
本来はインソールだけを作ってもらおうと扉を開いたんですが、
スキーブーツのチューンもしてるということで色々と相談をし、
(当たり前ですが)スキーやブーツにとても詳しいのでならば、
ブーツごと新調し、一切合切をまかせてお願いしてみよう、
とあいなりました。
それまで使っていたブーツはこれ。
(ごっついの~)
「HEAD RS90」一応競技用の中で一番のコンフォータブルブーツ。
使用者は足の広い草レーサーや、レーサー/デモの普段履き
(レッスン時用)など比較的柔らかめのシェルも相まって
履き心地優先のいわゆる「なんでもできまっせ」ブーツ。
(でもレーサーっぽくてカッコよいでしょ?お気に入りでした)
でもフィット感も良く、痛くなかったしカッコよかったので
気に入ってたのですが・・・とにかく重い!感覚的ですが重い!
飛び跳ね系にはちとツラかった。なので今回は軽量なFTに。
んで、インナーなのですが、ここの店長いわく、「ダメダメ」らしい。
とにかく今までの(フレクソン/ライケル/クナイスル)とは全然
ちがってフニャらかなのでやめた方がいいよ、といったアドバイス。
ふ~ん、なるほど。で、代わりのインナーがこれ。
(一見なんの変哲もないインナーだけど・・・)
fg PRO。フレクソン時代のインナーと同じメーカーなので
当たり前だけど前機種同様のフィット感が得られるとのこと。
つっても以前のは履いたことないからわからんがな。
厚くて縫い目もしっかりしてて丈夫だそうな。
単純にmade in France か chinaの違いといえばわかりますかね?
たしかにそこそこの値段はしますが(中級ブーツが買えてしまいます)
良くなるなら妥協はせずに。しかも未使用のFTインナーをヤフオクで
売るので差額からみるとたいしたこと無かったです。(実際売れた )
結果、インナーブーツにインソール、シェル出しとまとめての
お値段だったので意外と安い気がしましたね、うん。
(オリジナルのインナー。お嫁にいきました)
で、いよいよ足に合わせる日が来るのですが・・・
長くなったので明日にしますね(笑)