ブログやフェイスブックで報告した父の脳梗塞。

その後ですが、

日に日に病状が回復し、

あと数日でリハビリ専門の病院に転院することになりそうです。

「いつ意識がなくなっても、呼吸が止まってもおかしくない状況です」

と医師から告げられたのが、3月24日。

そこからスイッチの入った私たち家族。

ここはホメオパシーだけでなく、

よさそうなことはすべて試すべきだ!と思いました。

こういう時の対処法を教えてくれる専門家の友人が数人いますので、

すぐさま相談。

フェイシャルリフレクソロジー、爪もみ、冷え取り靴下、それだけじゃ足りないのでカイロを足に貼り、ホメオパシー、漢方・・・

これらをやっていくうちにみるみると回復しました。

一時期は本当にこのまま往ってしまうんじゃないかと思うような雰囲気だったのですが、

私はそれを受け入れませんでした。

まだ父には力が残っている!と感じていたから。

そんな中、絶妙のタイミングで佐藤由美子先生から集合意識にアプローチする最新のワークを教えてもらいました。

私は自分の家族をテーマにそのワークをやってみたんですね。

そこで気づきました。

父の脳梗塞で倒れたことにある家族のテーマは

「愛を伝え合うこと」

なのだと。

父は糖尿病でもあり、危険な状態の時血糖値もとても高い状態が続いていました。

父は昔から甘いものが大好きで、糖尿病になっても顧みることなく、

甘い物ばかり食べていました。

そんな父を、私も母も、本当にわかってないんだから!と責めていました。

だけど、甘いものを欲しているのは愛の代わり。

本当に父が求めているのは家族からの愛。

私たちが愛を発信することできっと父は元気になる。

ワークをしていて、そう確信しました。

そこに気づいてからは、もっと愛を込めて、

父に触れ、父と言葉を交わすようになりました。

そして、実際に血糖値も落ち着いてきました。

こんなことに気づけたのは、父の脳梗塞のおかげ。

この出来事のおかげで、私たち家族は本来ある姿を取り戻しつつあります。

すべての出来事はリソースに変えられる。

目の前の脳梗塞だけ見れば、最悪の出来事のように思えます。

しかし、これをきっかけに私たちはもっと素晴らしい未来を創造していける。

私たち家族にはその力がある。

今は本当にそう思えているのですね。

とはいえ、父の脳梗塞が治ったわけじゃありませんから、

いつどうなるかはわからない。

だけど、驚くほど不安がないのです。

それは、生きることだけに執着するのではなく、

もっと大きな視野で観れているからだと思います。

父がどうなっても、私は対処できる。

もちろんいつかはその時がやってきて、

悲しいしさみしいと思います。

でも、絶対乗り越えられるという確信が大きくて、

なにも不安にならない。

これは10秒ワークを毎日続けて、

セキュアベース(心の安全基地)を作り上げてきたおかげでもあると思います。

絶対的に生きることに執着するのではなく、

ただただ、家族として本来の愛の伝え合い、

エネルギーが循環していくこと、

それを願っている今です。

実際に、それは実現しています。

病院通いは大変ですが、

家族として、今とても幸せな日々です。