A DAY IN THE LIFE WITH MUSIC



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岐阜で飲み歩き その① 初日朝昼編

9月23日(月)~25日(水)まで二泊三日で岐阜へ行ってきました。

例によって例の如く「近場の遠出」の酒旅です。

例によって例の如く時系列で垂れ流していきます。

例によって例の如く記事がいちいち冗長です。

 

 

9月23日(月)、酒旅人の朝は早い。

午前4時過ぎ(!)に起床、さてどないしたもんかいなと自宅で紫煙をくゆらせながら思案六法。

神戸から岐阜へ行くには新幹線で名古屋まで行きそこから在来線に乗り換えるのが最短かつ最速です。

駄菓子菓子、こんな早朝に目覚めた以上そんなに早く岐阜に着いても時間を持て余すだけとなるので煙草一本分考えた結果が

快速で米原まで行きそこから在来線で岐阜に行く

というものでした。

だいたい4時間くらいかかります。

「オマエ正気か?!」

などと思ってるそこのアナタ、ワイも思てますよ。

 

 

そもそもこれまで何度も書いてますがワイに言わせると現代人はね、やれコスパだのタイパだの効率重視しがちなんですよ。

たまの旅行、そんなパフォーマンス的なことは一旦忘れてゆっくりしようじゃありませんか、というのが持論であってもちろん異論は認めます。

さらに言えばワイは数時間電車に揺られるとか全く苦にならないんですね。

そら毎日そんなんやったらイヤやけどたまの旅行ならむしろ御褒美、ゆっくり本読めるやん、という思考なのです。

もっと言えば快速米原行の「米原」ってどこやろ?!とか思ったことないですか?

新快速の野洲行とか、「野洲」ってどこやねん?!ポートピア連続殺人事件の犯人か?!

ああすいません脱線しました、電車だけにな。

 

 

この日の早朝の気温は22℃、もうずっと暑かったのでこのまま一生ネバーエンディングサマーかと思われたのですが少し涼しくなって何よりようやく岡田有希子の「さよなら夏休み」の冒頭の歌詞で言うところの

♪半袖シャツでちょっぴり肌寒い季節♪

ですな、いや誰も知らんと思うけど。

 

日の出みりん前の誰もいない閑散とした町の風景が好きなのです。

 

そして早速の読書タイム、

これがあと残り100ページほどなのでおそらくは米原に着くまでに読了となるでしょう。

 

小説に目を落とし、ちょいちょいウトウトし、時折ぼんやりと車窓から風景を眺める、これらを繰り返して気がつけば米原、そして小説読み終え。

 

乗り換えてさらに本。

とかやってる間に10時前に岐阜駅到着。

なおICOCAでは改札通れずで別室で手続きしました。

 

 

ヘヘ、来たぜ岐阜。

そしてめっちゃいい天気です。

 

まずは駅前にある黄金の織田信長公に御挨拶。

 

そしてホテルに荷物を預けてまずは飲み屋街を確認。

旅先ですることと言えばまずこれよな。

 

 

11時になり、とりあえず開いてるところへ入店。

信長のように燃えさかる本能で酒を求めるのです。

すいません「信長のように燃えさかる本能」って言いたかっただけです。

なんか巧いこと言うたつもりなのです。

まずは「やきとり 朧」というお店へ。

 

 

とりあえずビール、なんかちょっといいビールがあったので注文。

エビスの燻とかいうヤツ。

ああ、しみじみと旨いわ。

 

そしてEDM(枝豆)と突き出しのキャベツ。

 

串もんを適当に注文。

ネギ身・セセリ・モモ・うずら。

こういうのでいいんだよ。

 

そして生中。

まずは上々の立ち上がり。

 

 

二軒目はこの「朧」の下にある居酒屋「たんまみ屋」。

 

角ハイ。

 

そして岐阜は味噌文化圏内か、おでんは味噌味。

これはこれで美味しいのだが、ワイ的には普通のおでんのほうがええかな、と。

 

そしてこの店の名物らしい88円(!)の焼き餃子。

 

 

ドリンクはこだわり酒場のレモンサワー。

まあ普通に美味しい餃子でしたがこれで88円は安過ぎやろ。

 

で、最近は食が細くなったのか年のせいなのか何なのかわからんがこんなんでまあまあグッドイナフよ。

〆のラーメン屋まで歩きます。

途中めっちゃちっちゃいバスの写真を撮り、

訪れるは「丸デブ」。

「おい、誰が丸デブやねん!!」

いやすいませんアナタのことではないです。

 

ここは中華そば(600円)のみ、昔ながらのザ・昭和な醤油ベースの超シンプルな中華そば。

これがめっちゃボリューミーで食べ応えがありました。

 

 

至って普通の中華そばで、その後訪れた某バーのマスター曰く

「あんなんで岐阜のソウルフードとか言ってほしくない」

とのこと。

まあ人それぞれですが600円でこれだったらまあ普通に美味しいラーメンかと思いますがわざわざそこまで食べに行くというのとはちょっと違うかな、とは思いました。

いやでも美味しかったですよ。

 

 

その後商店街を酔歩しながら帰宿。

 

 

 

 

ホテルでは手続きを済ませてチェックインの時間まで本を読んで過ごします。

 

チェックイン後は数時間爆睡。

夜の飲み歩きに備えるのです。

 

 

~その②へ続く~

 

プリンスの三枚組コンピ盤リリース

久々のプリンスネタです。

今年はプリンスのスーデラ盤が出るんかどうかとヤキモキしながらはや九月、今年はプリンスネタは何もなしかいななどと思ってるところにコンピ盤がリリースのニュースが。

プリンスの楽曲を他のアーティストが演奏したものをまとめたCDが11月に出るそうです。

 

 

三枚組で52曲収録という圧倒的ボリュームで、タイトルの「Dearly Beloved」は「レッツゴークレイジー」の冒頭の台詞ですね。

リリースは11月15日。

でもね、ワイもこれまでいくつかこうしたカヴァー曲のオムニバス的なものを買ったりしてきましたが、正直どうですかプリンスファンもしくはプリンスマニアのみなさん、そういうのを日常的に聴いてますか?

ワイ的にはこれまでの経験からしてこういうのは一回聴いたらお腹いっぱいというかもうええかなというか、やっぱり本人のヴァージョンが一番ええよな、とか思ってしまうのですよ。

 

ですから今回のこのCDはちょっと買うかどうか今のところ保留状態です。

今の気分だとたぶんスルーやろな。

言うても有名どころのカヴァーとかはだいたい押さえてるし、それ以外となると今回のCDに収録されてないマイナーなもんとか腐るほどあるしそんなん追っかけてたらそれこそ沼ってまうからな。

 

というわけで今宵は1987年のジルジョーンズのアルバムを聴きながらジョニ赤で一杯。

ワイ的にはプリンスファミリー及びペイズリーパーク関連のアルバムの中では出色の出来映え、世間的にもそのようなものだと思います。

80年代中期のプリンスサウンドのエッセンスがこの一枚で堪能できるというすぐれもの。

これとザ・ファミリーのアルバムはプリンス関連の作品の中ではトータルクオリティの面では双璧よ、異論は認めます。

 

「オールデイ・オールナイト」はバックの演奏をザ・レヴォリューションが務めています。

ノリノリの超かっちょいいロックナンバーよ。

 

 

やっぱり今年はスーデラ盤出えへんのかな。

10月告知の11月リリースとかだとまだ可能性はありますが。

 

三宮にて飲み歩き

9月18日(水)、朝イチで眼科にて眼帯を外して注射後の経過を確認、炎症等もなく特に問題はないとのこと。

それにしてもいい天気。

それにしても暑い。

それにつけてもおやつはカール。

 

その後三宮で飲み歩きまくる予定でしたがなんかがっつり昼酒という気分でもなく、というか昨日一日ノンアルの引きこもりで短い睡眠を断続的に繰り返したせいで眠たいのかよく寝たのかようわからんフワフワしたフワちゃん状態で、メシもそんなに食ってないにもかかわらずお腹が空いているのかそうでもないのかこちらもようわからん状態で、まあ無理して酒を飲むこともアルマーニというわけでまず向かうはパチ屋。

 

ケロット4を打って投資が10000円の回収が8000円で2000円の負け。

まあしゃあない。

せっかく久々に中チェ(中段チェリーな)引いたのにな。

 

 

 

 

というわけで飲み歩き、まずは「皆様食堂」へ。

家庭の延長であります。

年季の入った暖簾は昔の石川県星稜高校野球部のユニホームの色になってますな。

 

 

まずは赤星。

「うむ、美味い!」

と言いたいところやけどあんまり冷えてなくて昔中国の飯屋で飲んだヌルいビールを思い出したわ。

 

そしておでん。

厚揚げ・タマゴ・こんにゃく・大根・ごぼ天のおでん四天王(五品)。

ここのおでんはつゆがまっくろくろすけで、味が濃くて酒に合うのです。

暑い日におでんを食すというのもまた一興よ。

さすがにおでんはぬるくなかったです。

 

で、なんか大将が沖縄に行ってきたとかでお土産のお菓子をお客さんに配り出しました。

沖縄アーサ風味せんべいっちゅうヤツで、

家帰って食べよとか思てたら常連の客がおもむろにバリバリと食べはじめたのでワイもそれに倣います。

 

なおぬるい赤星は早々に飲み干してチューハイレモンで継投、なおせんべいは袋の中でバキバキに割れまくってました。

でも美味しかったです。

老若男女数名が全員バリバリとせんべいを食べている光景はなかなかシュールでした。

 

鯨ベーコン食って退店。

くじベー(鯨ベーコンな)食べるのなんざ一万年と二千年振りですよ。

 

 

 

二軒目はバー「グランパ」。

 

まずは會舘フィズ、正式名称はミルクジンフィズ、ここではモーニングジンフィズと呼んでいるそうです。

美味しいです。

 

で、なんか「あまから手帖」の別冊が出るとかでそのために新たに撮った写真もあるとかで、マスターは

「お酒を提供するときの手が写っているのですがその手がなんかシワシワでビックリしましたわ、もう手がグランパですわ」

などと巧いこと言うてました。

 

チャームはいつものコンビーフのペーストではなくレモンジャムとクリームチーズでした。

甘いもんがカブったな。

 

二杯目はワイタ(ワイルドターキーな)のレアブリード。

ディズニーウォッチ覗くといい時間になってたので退店。

 

 

お次はいつもの「アンダンテ」へ。

実は神戸のヒデさんに一緒に飲みましょうと打診して快い返事を頂いたので開店時間に待ち合わせです。

なお今年11ダンテ目な。

 

まずはディュワーズ・フレンチスムースのハイボール。

 

ヒデさんはこの日ビッシュミルズのTシャツを着ており、それに合わせてのブッシュミルズのハイボール。

服と酒を合わせる、これぞ神戸スタイルのおしゃれコーデ、知らんけど。

 

まずはヒデさんの退職祝いということで乾杯、そしてワイの眼球注射祝い(謎)で乾杯、君の瞳に乾杯。

退職後の生活の話から年金の話になり、そこから家庭のことや若い頃のこと、他人の人生の話を聞くってのはいいものですな。

人に歴史ありよ。

 

 

二杯目はキルホ(キルホーマンな)。

 

ヒデさんはオーヘントッシャンの特級表示のオールドボトルのヤツ。

 

一人で静かに飲むのもいいが、誰かと静かに語り合って飲むというのもいとをかしなのである。

 

最後はポートシャーロット。

 

ヒデさんはダンカンテイラー。

 

「退職祝いやからここはワイが出しますよ」

とは言えなくて大きい方だけを出すというワイの小物っぷりを披露、さらには

「次の店はヒデさんのおごりでお願いします」

と輪をかけて小物っぷりを披露。

小物界の大物なのです。

 

 

そして向かうは「あじさい通り」。

初訪店です。

ここ店内めっちゃ暗いですよ、とヒデさんが言ってましたがたしかにめっちゃダークでありんす。

バックバーのボトルのラベルを読みとるのは視力が試されます。

 

二人揃ってハイランドパークを注文、

画像が暗いのです。

 

なお「あじさい通り」という店名の由来を尋ねると、

「ある有名なアーティストの曲からとりました」

「なるほど、スピッツですね」

「!!よくご存じですね!好きなんですか?」

「いやまあ普通です」

どないやねん、と一人ツッコミ一人ボケ。

 

 

最後はアードベッグのスペキュタクラー。

これもバックバーにあるのがよく見えなかったので「あのアードベッグの赤いラベルのヤツ」と言って見せてもらっておそるおそるお値段聞いて注文しました。

2024年の限定ボトルだそうです。

だから画像暗いって。

 

ここの女性マスターは以前は「アードベッグハイボールバー」で働いていたそうで当たり前体操だがめっちゃ詳しいのです。

「前に∞のマークのついたヤツありましたよね?」

「ああ、パーペチュームですね」

「ビザーベキューってのもありましたね」

「あれはスパイシーで美味しかったですね」

ちなみにワイはうろ覚えの名称をネットで検索しながらこの記事を書いてます。

 

いい感じに酔っ払って散開。

ヒデさんありがとうございました。

 

 

〆のラーメン第一旭。

Bラーメン(チャーシューメン肉少なめ)とライス(小)。

こういうのでいいんだよ。

 

 

現場からは以上です(こればっかり)。

 

 

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