練習問題のやりかた
練習問題を解くのは下の3つが目的です。
一、自分の理解度を確かめる
二、応用力をつける
三、問題に慣れる、定着させる
≪理解度を確かめる≫
まだ基礎ができていないのに練習問題をやってもあまり意味がありません。
まずは基本となる事柄をしっかりノートにまとめる、そしてどれだけ理解しているかを確かめるために基本問題に取り組む、理解できていない事柄があればまたその部分をまとめる。
これを繰り返す。
これが理解度を確かめるための練習問題のやり方です。
練習問題の間違えたところが大事なところ。それを見つけるために問題をやると考えてください。
答えあわせをして×があれば、それがわかるまで復習しましょう。けっして問題をやりっぱなしにしないことが重要です。
≪応用力≫
どの教科でも多少はありますが、特に理科や数学の応用問題。
見たことの無いタイプの問題に初めて取り組むとき、「どうやって解こうか?」「どう考えればいいのか?」「どの法則(定理)を使おうか?」と考えます。
この頭の働きが「考える力」をつけるために非常に大切なのです。
応用問題に取り組んで、見たことの無いような問題にぶつかったときはチャンスです。これを考えて解くことで着実に実力がアップしていきます。
難しいからと 簡単にあきらめて、「解説見て解き方憶えちゃおう」なんてことの無いように。
たとえ解けなくても解く方法をいろいろ考えることが大切です。
どうしても解けなければその問題はノートに写してとっておいて、実力をつけてから再チャレンジしてください。
≪慣れる≫
英語や国語の長文読解は「慣れる」ことで読解力が上がり、読む速さも速くなります。
ただし問題に慣れるのではなくて長文を読むことに慣れるための練習が必要なので、問題文だけ読む練習をして、問題は解かなくてもかまいません。
それ以外の教科では問題に慣れたからといって実力が上がるわけではありませんが、習ったばかりのところは基本問題を繰り返すことで記憶に定着して忘れにく くなります。
また、パターンに当てはめれば解けるような問題はなれることで解きやすくなります。
ここで一つ注意しなければいけないのはパターンに慣れれば慣れるほど、パターンに当てはまらない問題(応用問題)を解く力は弱くなります。
数学では「簡単な問題ばかりたくさん解いていると、難しい問題が解けなくなる」などとよく言われます。
基本をしっかり定着させたら簡単な問題ばかりせずに応用問題にも取り組むようにしましょう。
基本ができていないのに応用問題をやっても意味が無いし、基本ができているのに簡単な問題ばかりやるのも実力が伸びません。
常に自分の実力・理解度を確かめて練習問題をしましょう。
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