リハビリセンターで | よねちゃんのつれづれ便り

リハビリセンターで

ベッドに横になっている時、ふと首を横に動かしたら、リハビリの先生が患者さんに車いすのこぎ方を指導されているのを見て、養護学校に通っていた時、体育の先生に、車いすのこぎ方、自分で車いすに乗るやり方を自分で考え、最初は乗り終えるまで10分くらいかかっていたことを思い出した。

また、電気治療を受けている時、前を眺めていると、先生に背中を支えてもらいながら、片方の足に義足を付けた患者さんが、必死に足を出そうとしている様子を見ながら、思わず「義足を付けていても、歩けるからいいなぁ」と、つぶやいていた。

そして、今、高校の頃と同じように、やり方を変えたり、もしくは、前と同じやり方で、倒れ込みそうになる背中を何度も起こしてもらいながら、車いすにひとりで乗る訓練をしている自分がいる。

以前と同じような生活が出来るようになるために。