キラーコンテンツ | よねちゃんのつれづれ便り

キラーコンテンツ

今や、AKB48が仕掛けるイベントは、民放にとってキラーコンテンツになった。

一時期の、大みそかに行われていた格闘技ブームのようだ。

総選挙は、本物の選挙特番のようにL字画面を使い、じゃんけん大会は、スポーツ実況担当のアナウンサーが「手の格闘技」のように伝えていく。

前田敦子卒業を「アイドルにひれ伏したメディア」と揶揄(やゆ)した雑誌があったが、良くも悪くも彼女たちは、日本経済を動かし、ひとつひとつの出来事に、真摯に向き合い、それに多くの人が共感しているということだ。

テレビを「総白痴化」と言った人が、今、この状況を見たら、同じことを言うかもしれない。

しかし、NHKが夕方6時のニュースで「朝ドラのヒロイン交代」を流していたが、自局のPRとはいえ、ここまで堕ちてしまったかとため息をついていたら、隣にいらっしゃった方が「伝えることがないんじゃないですか」と苦笑いしておられた。

公共放送も堕ちたもんだ。