プラセンタの歴史
みなさんこんばんわ('-^*)/
今日はプラセンタの歴史についてお送りしますね。
プラセンタは
紀元前からすでに薬品として利用されていたという
記録が残っています。
中国では秦の始皇帝(紀元前259~紀元前210年)
が不老長寿の妙薬として使っていたようです。
そして唐の時代(618~907年の医学書には
そのままズバリ薬として紹介されています。
さらにその後
李時珍(1518~1593年)という方が編集した
漢方の有名な書物である『本草網目』の中に
『紫河車』(しかしゃ:紫は「帝王」、河車は「精霊・魂の肖像」という意味)
という名前で高貴な成分として紹介され
その有効性が詳しく述べられています。
その効能は
「疲れによる気力・精力・内蔵等の衰えの改善。催乳・不妊症にも良い」
とされていました。
その後の様々な文献にも『紫河車』こと胎盤は
滋養強壮、不老長寿の薬として紹介されています。
また西洋医学でもプラセンタは古くから使われています。
ロシアの眼科の権威であり近視手術の生みの親でもある
フィラートフ博士(1875~1958)は
冷凍保存しておいたプラセンタの組織を
皮膚の下に埋め込むという「組成療法」を生み出しました。
博士はプラセンタの作用を
「全身の機能を活発にするばかりでなく
疾患部分の治療促進作用に優れている」
と評価しています。
そして日本では昔から
胎盤と繋がっていた赤ちゃんのへその緒を
「桐の箱」に入れて大事に保管する風習がありました。
そのへその緒を
大病した時に煎じたり焼いたりして飲むと
病気が良くなると言い伝えられています。
また江戸時代には
加賀の三大秘薬の一つと言われた“昆元丹”に
『紫河車』を配合し不老長寿の薬として重宝されていました。
こうして見ると
プラセンタの歴史はとても古く
人々の生活と密着した形で
愛用されてきたことが分かりますね。
次回はプラセンタと世界の美女たちです(^-^)/
今日はプラセンタの歴史についてお送りしますね。
プラセンタは
紀元前からすでに薬品として利用されていたという
記録が残っています。
中国では秦の始皇帝(紀元前259~紀元前210年)
が不老長寿の妙薬として使っていたようです。
そして唐の時代(618~907年の医学書には
そのままズバリ薬として紹介されています。
さらにその後
李時珍(1518~1593年)という方が編集した
漢方の有名な書物である『本草網目』の中に
『紫河車』(しかしゃ:紫は「帝王」、河車は「精霊・魂の肖像」という意味)
という名前で高貴な成分として紹介され
その有効性が詳しく述べられています。
その効能は
「疲れによる気力・精力・内蔵等の衰えの改善。催乳・不妊症にも良い」
とされていました。
その後の様々な文献にも『紫河車』こと胎盤は
滋養強壮、不老長寿の薬として紹介されています。
また西洋医学でもプラセンタは古くから使われています。
ロシアの眼科の権威であり近視手術の生みの親でもある
フィラートフ博士(1875~1958)は
冷凍保存しておいたプラセンタの組織を
皮膚の下に埋め込むという「組成療法」を生み出しました。
博士はプラセンタの作用を
「全身の機能を活発にするばかりでなく
疾患部分の治療促進作用に優れている」
と評価しています。
そして日本では昔から
胎盤と繋がっていた赤ちゃんのへその緒を
「桐の箱」に入れて大事に保管する風習がありました。
そのへその緒を
大病した時に煎じたり焼いたりして飲むと
病気が良くなると言い伝えられています。
また江戸時代には
加賀の三大秘薬の一つと言われた“昆元丹”に
『紫河車』を配合し不老長寿の薬として重宝されていました。
こうして見ると
プラセンタの歴史はとても古く
人々の生活と密着した形で
愛用されてきたことが分かりますね。
次回はプラセンタと世界の美女たちです(^-^)/
プラシーボの研究実験
みなさんこんにちは!(^-^)/
今日はプラシーボの実験について
お話したいと思います。
先日のエントリーでお伝えしたように
新しい薬が開発されると
必ずその薬が効果があるものか?実験されたり
また心理学的な観点からもプラシーボ効果のことが
研究されたりしています。
ちょっと一例をご紹介します。
●あるパーキンソン病患者は薬だと言って
プラシーボ薬を与えられたが、
この結果ふるえが著しく減った。
そのプラシーボの効果が薄れてきた時、
今度は同じ物質を患者には内緒で
こっそり牛乳に入れて飲ませたが、
ふるえは再発したという。
●ある軽度うつ病の大規模な研究調査の際、
それまで複雑な刺激剤を与えていた患者たちに、
その薬を中止してプラシーボを与えて見た。
そうすると今までの薬で示したのと
まったく同じ回復の徴侯を示した。
その調査と関連した別の調査で、
まだ複雑な刺激薬を与えられたことのない
133人のうつ病患者にプラシーボを与えて見たところ、
その4分の1は非常に良好な反応を示したので、
その後の本物の薬による実験からは除外されたほどであった。
●ある患者の集団に抗ヒスタミン剤の代りに
プラシーボを与えたところ、
その77.4%は抗ヒスタミン剤の特徴である眠気を訴えた。
●ビーチャー博士とラサーニヤ博士は
手術後の傷の痛みの研究の際、
手術直後の患者の集団に
モルヒネとプラシーボを代る代るに与えた。
手術後まずモルヒネを与えられた
患者の52%が痛みの緩和を示した。
対してプラシーボを与えられたほうは
40%の患者が痛みの緩和を示した。
すなわちプラシーボはモルヒネに対して
77%の効果を示したということになる。
ビーチャー博士とラサーニヤ博士は、
痛みが烈しいほど、プラシーボもよく効くことも発見した。
●88人の関節炎患者が
アスピリンやコルチゾンの代りにプラシーボを与えられたが、
プラシーボが効いた患者の数は、
普通の関節炎の薬の効いた患者の数とほぼ同じであった。
プラシーボの丸薬を飲んでも
まったく症状が軽くならなかった患者の一部に
プラシーボの注射を行ったところ、
そのうち64%は病状の軽減と回復とを報告した。
88人の患者全体で見ると、
プラシーボの効験は単に痛みの軽減だけでなく、
食欲や睡眠の増進、快便、
さらに患部の腫れの改善さえ見られた。
●A・レズリーは、モルヒネ中毒患者たちに
プラシーボ(生理食塩水注射)を施したところ、
その注射を申止するまでの間、
禁断症状が起こらなかったと報告している。
●一組の医学生たちが
抑制薬と興奮薬の効力実験と称する実験に、
勧誘されて参加した。
彼らはその薬の予期される
いい効果と悪い効果の両方について
詳細な説明を聞かされたが、
「抑制薬」も「興奮薬」も
実はプラシーボであることは教えられなかった。
すると全体の半数以上が
プラシーボに対して特定の生理的反応を示した。
脈拍数が低下したものが被験者の66%に達し、
動脈血圧の低下は被験者の71%に見られた。
副作用としては、眩量、腹部圧迫感、流涙などが生じた。
笑いと治癒力(ノーマン・カズンズ著)より
みなさんいかがですか?
人間がいかに信じる力が強いかということが
わかっていただけるかと思います。
全く効果のない人体に無害なものを
体内に取り入れても
その前に知らされていた効果が出てしまうのです。
さらには痛みや症状も快復してしまうのです。
人間って素晴らしいですねo(^▽^)o
次回はちょっと恐ろしい
プラシーボとは逆のノーシーボの実験について
お送りしたいと思います。
(o^-')b
今日はプラシーボの実験について
お話したいと思います。
先日のエントリーでお伝えしたように
新しい薬が開発されると
必ずその薬が効果があるものか?実験されたり
また心理学的な観点からもプラシーボ効果のことが
研究されたりしています。
ちょっと一例をご紹介します。
●あるパーキンソン病患者は薬だと言って
プラシーボ薬を与えられたが、
この結果ふるえが著しく減った。
そのプラシーボの効果が薄れてきた時、
今度は同じ物質を患者には内緒で
こっそり牛乳に入れて飲ませたが、
ふるえは再発したという。
●ある軽度うつ病の大規模な研究調査の際、
それまで複雑な刺激剤を与えていた患者たちに、
その薬を中止してプラシーボを与えて見た。
そうすると今までの薬で示したのと
まったく同じ回復の徴侯を示した。
その調査と関連した別の調査で、
まだ複雑な刺激薬を与えられたことのない
133人のうつ病患者にプラシーボを与えて見たところ、
その4分の1は非常に良好な反応を示したので、
その後の本物の薬による実験からは除外されたほどであった。
●ある患者の集団に抗ヒスタミン剤の代りに
プラシーボを与えたところ、
その77.4%は抗ヒスタミン剤の特徴である眠気を訴えた。
●ビーチャー博士とラサーニヤ博士は
手術後の傷の痛みの研究の際、
手術直後の患者の集団に
モルヒネとプラシーボを代る代るに与えた。
手術後まずモルヒネを与えられた
患者の52%が痛みの緩和を示した。
対してプラシーボを与えられたほうは
40%の患者が痛みの緩和を示した。
すなわちプラシーボはモルヒネに対して
77%の効果を示したということになる。
ビーチャー博士とラサーニヤ博士は、
痛みが烈しいほど、プラシーボもよく効くことも発見した。
●88人の関節炎患者が
アスピリンやコルチゾンの代りにプラシーボを与えられたが、
プラシーボが効いた患者の数は、
普通の関節炎の薬の効いた患者の数とほぼ同じであった。
プラシーボの丸薬を飲んでも
まったく症状が軽くならなかった患者の一部に
プラシーボの注射を行ったところ、
そのうち64%は病状の軽減と回復とを報告した。
88人の患者全体で見ると、
プラシーボの効験は単に痛みの軽減だけでなく、
食欲や睡眠の増進、快便、
さらに患部の腫れの改善さえ見られた。
●A・レズリーは、モルヒネ中毒患者たちに
プラシーボ(生理食塩水注射)を施したところ、
その注射を申止するまでの間、
禁断症状が起こらなかったと報告している。
●一組の医学生たちが
抑制薬と興奮薬の効力実験と称する実験に、
勧誘されて参加した。
彼らはその薬の予期される
いい効果と悪い効果の両方について
詳細な説明を聞かされたが、
「抑制薬」も「興奮薬」も
実はプラシーボであることは教えられなかった。
すると全体の半数以上が
プラシーボに対して特定の生理的反応を示した。
脈拍数が低下したものが被験者の66%に達し、
動脈血圧の低下は被験者の71%に見られた。
副作用としては、眩量、腹部圧迫感、流涙などが生じた。
笑いと治癒力(ノーマン・カズンズ著)より
みなさんいかがですか?
人間がいかに信じる力が強いかということが
わかっていただけるかと思います。
全く効果のない人体に無害なものを
体内に取り入れても
その前に知らされていた効果が出てしまうのです。
さらには痛みや症状も快復してしまうのです。
人間って素晴らしいですねo(^▽^)o
次回はちょっと恐ろしい
プラシーボとは逆のノーシーボの実験について
お送りしたいと思います。
(o^-')b