族に囲まれた男、正当防衛で無罪に | 無職男の拙き日々を語る日記

族に囲まれた男、正当防衛で無罪に

こんにちは、puppetです。

本日は快晴。


さて、今日気になったNewsは"【社会】改造オートバイの集団に取り囲まれ、車発進で相手負傷、差し戻し審で正当防衛認め無罪 甲府地裁[05/03]"ですかね。


改造オートバイの集団に取り囲まれた際、車を発進させて相手を負傷させたとして、1審で罰金20万円の判決を受けた甲府市に住む会社員の男性被告(42)の差し戻し審判決が2日、甲府地裁でありました。

 

矢野直邦裁判官は「被告のとった行為はやむを得なかった」と正当防衛を認め、無罪を言い渡しました。

東京高裁が昨年7月、「審理不十分」として1審判決を破棄し、差し戻しを命じました。

 

判決によると、男性被告は、2002年5月4日夕、山梨県中道町(現・甲府市)の国道で妻子を乗せて乗用車を運転中、約20台のオートバイの集団にあおられ、先に行くよう促した所、ドアミラーをけられるなどしました。

オートバイは停車した車を取り囲み、うち1人の30歳代の男性が運転席の横に回り込み、首をつかむなどしたため、男性被告は車を発進させ、車体にしがみついた男性を振り落とすなどして重傷を負わせました。


矢野裁判官は「一会社員に過ぎない被告が、一見暴走族風の被害者らに対して挑発的言動に出るとは考えづらい」などとした上で、男性がなんらかの暴行を加える意図を有していた可能性を指摘。


急迫不正の侵害があったと見ることができる」としました。

公判で、男性はドアミラーをけったことなどを否定し、男性被告が走行中に手を出して仲間につかみかかったと主張していました。

 

甲府地検の南野聡次席検事は「内容を検討して対処したい」としました。


正当防衛が認められて本当に良かったです。

それにしても、"一審で会社員に罰金を課した裁判官"は誰なんでしょうかね?

頭がおかしいか、或いは一般常識に欠けているとしか思えません。

"走行中に手を出して掴みかかってきた"という暴走族の主張を認めること自体、馬鹿げていますからね。

そんな事をしたら、運転手の腕がへし折れる可能性大です(;・∀・)


因みに讀賣新聞の記事によると、会社員は事件現場から約1.4キロ逃走したが、信号待ちで“被害者”とされた男性を含む集団約10人に車から引きずり出され、妻とともに暴行を受けた上、車の窓ガラスを鉄パイプのような物で割られたそうです。

この傷害・器物損壊事件に関して、会社員は被害届を出したが、甲府地検は「加害者の特定が困難」などとして、加害者を不起訴としました。

会社員側の申し立てを受けた甲府検察審査会が不起訴不当の議決を出したが、甲府地検は関係者の取り調べなど再捜査の末、再度、同様の理由で不起訴としました。


一審の裁判官も糞でしたが、どうやら地検も糞だったようです(;´Д`)