【in the Dark】#36 まさかの@羽田空港 | 笑顔な自分の続け方〜香りと色の癒し処 ふわりあん@函館〜

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明るく元気に前を向いて歩けるようにと願い
北海道函館市の自宅でアロマトリートメントや
TCカラーセラピー,手相リーディングなどを行っています。

おばんでした星空

昼間に参加したお料理教室が楽しくて、できたメニューも美味しくて、しあわせな1日でした。
おからバンザイラブ週末、早速やります!


さて、今夜も【in the Dark】第36話となります。
多分、50記事では終わらないかな、このペースだと…

飛行機直前の記事はこちら飛行機


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#36 まさかの@羽田空港

『これ…はい』

羽田空港のお土産屋さんが並ぶ一角で、ダーから唐突に手渡された、ちいさな包み。
でも、それは、明らかにお土産屋さんの包みではない。

東京で数ヶ月に及ぶ研修生活を送っていたダーに、久々に会いに行った帰りのこと。

なぜか、飛行機の中ではその包みを開けられず、家に帰ってから封を切り、驚きました。

…中身は、ダイヤのついた指輪でした。

(マジか…マジなのか?)

あれほど嫌だった母との二人暮らしが、この指輪をつけることで、終わるとしたら…?

もちろん、ダーも私が母と暮らしていることは知っていましたし、具体的にいつ籍を入れるかなんて話も、全くしていないけど。

母は…どうする?

まさか、新婚なのにいきなり同居?
うわー、絶対イヤだわ、無理だわ。

いや、でも実際、どうしようかな?

もしアパート探すなら、保証人くらいにはならなきゃダメか?
てか、アパートの家賃も、少しは出してあげなきゃいけないかな?

ダーからのプロポーズを受けるべきか、ダーが自分にとって一生を共にすべき相手なのか。
実は、このとき、そのあたりを熟考していませんでした。

なぜなら、まずは逃げたかったから。
母との二人暮らしから。
だから、母のことばかり考えていて。

とりあえず結婚しちゃえば、ダーと二人で楽しく毎日を過ごせそうな気がしました。

もちろん、ダーに対する細かい不満はありましたが、そこに多少目をつぶってでも、母とは離れたかった。

考えれば考えるほど、そのタイミングは今でしょ!としか結論づけられなかったんです。

それに、ダーは、私にはピンとこないところで怒るけど、私のことを大切にしてくれる人だろうとは思うし。

ただ…ひとつ、引っかかることが。
この時点では、遠くに住むダーのご家族に、まだちゃんとお会いしたことがありませんでした。

私…
ダーの家族に、受け入れてもらえるのか?
てか、実際、どんな人たちなんだろう?


第37話つづく〜