ネットでもこの公聴会の内容は話題になってるみたい。

我が家でもトヨタ車は利用してるし、プリウスみたいな先進的な車は常に話題になるから、トヨタというメーカーは身近な存在でもある。


日本でもごく一部の都会以外は車社会だから、トヨタの車の安全性については無関係ではいられないだろう。


でもね。あの証言者のロンダ・スミスの内容・・・・。

ネットでも、「そりゃおかしいだろう」という声が圧倒的だ。日本のネット利用者の中には中国人や朝鮮人が多数おり、日本人になり済ましてメーカーの悪評を喧伝している輩が大勢いる。


そういう反日の連中も、アメリカ議会やアメリカのマスコミのトヨタ叩きを煽れないほど、ロンダ・スミスの証言は信ぴょう性が低すぎるのだ。


その内容とは・・・。

ワシントンの大治朋子氏によると、


『米下院公聴会で、トヨタ車の「急加速」で「死に近い体験をした」という米南部テネシー州在住の元同州社会福祉相談員、ロンダ・スミスさんが証言に立った。


 証言によると、スミスさんは06年10月の午前、トヨタ自動車のレクサス(ES350)で自宅近くの高速道路に乗った。


間もなく、アクセルを踏んでいないのに車が急加速しているのに気付いた。ブレーキをかけたりギアをバックに入れたが加速が止まらず、時速は145キロに。「ガードレールか木にぶつけて止めるしかない」と考えるうちに時速は160キロに達し、「私は死ぬ」と感じて、最後の電話のつもりで夫に連絡したという。


スミスさんはこの時の状況を語るうちに言葉に詰まり、あふれる涙を何度もぬぐった。


 その後、「何も新しいことはしなかった」が、車は徐々に減速し、時速53キロまで落ちたところでエンジンを切ることができたという。


スミスさんは夫と共に、「欠陥車両」としてトヨタ側に全額返金を求めたが「適切に整備されていれば、ブレーキはアクセルに勝る」との回答しか得られなかった。


NHTSA(米道路安全局)にも相談し、調査員が乗車点検したが「恐らくフロアマットの問題」と結論付けたという。』



この証言について賛否両論、、、よりもむしろ懐疑的な意見が噴出しているみたい。

主に日本で。


アメリカや韓国、その他の国ではこの証言を全面的に支持して、トヨタ叩きをさらに白熱させる道具にしているが、エンジニアや車の仕組み(ABSやパワステなど)を理解してる日本の車好きの者からすると、聞き捨てならん所が多々あるのだろう。


大治氏のレポートには書かれていないが、ロンダ・スミスは「ギアをニュートラルやバックに入れたが」スピードは落ちなかったらしい。


これはフロアマットがアクセルペダルにかかる案件とは別の事例だが、自然とスピードが上がることがそもそも不自然だ。今時の車は電子制御スロットルだから、電子制御そのものに問題があるとすれば、勝手にスピードが上がっていくこともあるかもしれないし、今回はそこが最大の問題になっているのだね。


電制スロットルが異常を来たす電子制御のエラーが、ドライバーのどういう操作の際に起こるのか。普通に考えれば、Dレンジに入れたままのギアは安定走行中は動かさないし、燃料調整を左右するのはアクセルペダルだけだ。


高速道路で急激なアクセルペダルの操作はすることはないから、燃調や電制スロットルに動作の影響を与えるとしたら、クルーズコントロールではないだろうか。


高速道路にのって安定走行に入ったら、先ずすることはクルコンのセットだろう。クルコンの動作はスピードを一定に保つため電制スロットルを開いたり閉じたりという動きを制御するから、クルコンの電子制御のエラーがスロットル制御のエラーの原因になっているとは考えられまいか。



ロンダ・スミスの証言でいぶかしいのは、

「ブレーキをかけたり、ギアをニュートラルやバックに入れたが~略」というところだ。


ブレーキを強く踏めば電制スロットルが全開になっていてもスピードは落ちるはずだ。

ブレーキが全く効かないくなってるとは考えにくい。実際にその後は普通に走って停車したわけだし、急加速の「異常現象」の時だけブレーキが機能しなかったというのか。


アクセル開度や燃調の制御とブレーキの制御は別系統だと思うけど。


みなさん、高速道路の直線で100km/hくらいで安定走行しながら、右足はアクセルを維持して左足で軽く、ごくごく軽くブレーキをチョンがけしてみてください。後ろに車がないことを確認して。ギューと踏むとスピンするかも知れないのでチョンと踏む程度です。


アクセルを踏んでるということは、スロットルが開いてる訳で、スロポジセンサーがあれば流入する空気の量と求められてるスピードを計算して燃料ポンプはガソリンを汲み上げてるでしょう。インジェクターからシリンダーの中へシュパシュパと燃料を噴霧してるでしょう。つまりスピードは維持されている状態です。


それを維持しつつ、チョンとでもブレーキを踏めばどうなるか。車はガクンと減速します。間違いなく。危ないのでブレーキをギューと踏んではいけませんが、思い切り踏んでも同じことです。

アクセルが電子制御的に全開のまま。あるいはペダルが戻らないような機械的に全開状態でも、ブレーキを踏めば減速するはず。



また、証言には「ギアをニュートラルに入れてもスピードは落ちなかった」とある。

ニュートラルに入れれば、ギアはフリーになるからスピードは落ちるはずだ。もちろんシフトノブの先はただのスイッチの切り替えで、電線(ハーネス)が伸びていてコンピュータに指令を出してるだけだから、Dレンジからニュートラルに入れても、それを認識しなかったというエラーもあるかもしれない。


それは電子制御的なエラーでもあるかも知れないし、DレンジからNレンジに入れてもシフトノブの直下で機械的な故障(ハーネスの接触不良)があって、信号がコンピュータに伝達されなかったということもあるかも知れない。

でもハーネスは大体ハンダ付けかカプラーでかっちりと接続されてるから、比較的新しい車で今まで問題なく走行していたのに、急にシフトノブの機械的な故障が起きるとは考えにくいなぁ。


そう考えるとシフトノブの機械的な故障ではなく、電子制御系のエラーと考えるのが妥当か・・・・。ほんとにぃ・・・?


こういうのはROMを解析してみれば一発で判ることではないか?ロンダ・スミスの車を入手して解析してみればいいんだよ。それをしなかったのはトヨタの怠慢だなぁ。仕方ない。


ロンダ・スミスはこうも言っている。

「ギアをバックにも入れたが」スピードは落ちなかったと・・・・。


これはどう考えてもおかしい。

世界中のメーカーの中でそんな車があったら、それこそ欠陥車だ。そんな車はありえない。存在するはずがない。


100数10km/hで走行中にバックギアに入るか?入るはずがない。これは電子制御云々の問題じゃないだろう。前方方向へ走行中はバックギアに入らないように機械的になってるはずだ。

ネット掲示板でもここは盛り上がってる所だ。あるはずがない。


万が一に100km/h以上でバックギアに入ったとしましょう。

ありえないけど入ったとしましょう。


ギアボックス内のギアというギアは粉砕されるだろう。きっとものすごい破壊音だろう。

ミッションハウジングから分離して、粉々に砕け散って高速道路上にばらまかれるかも知れない。そうするとスピードは落ちるよね。エンジンが空回り状態になるしね。

はぁ~・・・。


こんな証言をまともに聞いて支持しているアメリカ下院の議員たちは余ほど選挙に勝ちたいのだろう。おかしいのは日本のマスコミがこういう証言の不整合に全く頓着しないところだ。実に不自然だ。


ロンダ・スミスはこうも言っている。

「160km/hに達したとき、最後だと思って夫に電話した」と・・・。


160km/hで走行してる状態で電話をかけられる。すごい余裕じゃないか。


勝手にスピードが上がり、ブレーキもきかない。あらゆることをしても加速は収まらない。

その状態は常人なら体中の毛穴が開くくらいのパニック状態ではないのか。しかも160km/hで走行してたら片手運転も大変だと思うよ。


レクサスESってカムリだろ?てことはFFだろ?160km/hでドライブフィーリングの悪いFFで、しかもパニック状態でよく電話をかけられたなぁ・・・。


ロンダ・スミスの証言はさらに、

「『何も新しことはしなかったが』車は徐々に減速し、時速53キロまで落ちたところでエンジンを切ることができた」と言っている。


「何も新しいことはしなかった」とは何だろう。あれやこれやしてたはずなのに。何かのきっかけで電制スロットルが閉じたのだろうか。スロットルバルブが閉じないと空調、燃調ともに全開のはずだ。


何かのきっかけで電制スロットルが閉じたんでしょう。

それもクルーズコントロールのような気がするが・・・。

クルコンをONにしてスタンバイ状態でセットしたりキャンセルしたりしてないか?「両足でブレーキを踏んだが」とか言ってるが、実は片足はアクセル全開に踏んでなかったか?パニック状態だし?ねぇ?右足でアクセル全開でも左足でブレーキ踏めば減速はするよ。


「53km/hまで落ちたところでエンジンを切ることができた」とある。

なぜ53キロと具体的に判るんだ?カムリはデジタルメーターか?デジメなら理解できるが、普通の目盛りだったら53キロなんて読めないしね。証言ではもちろんマイルでしょうが・・・。


ではなぜ53キロでエンジンを切れた?

100km/hで走っててもキーをひねればエンジンは切れるだろ。スマートキーでもノブがあるんだから切れるはずだ。53キロまで落ちて初めてエンジンが切れたとはおかしい。


でもね、エンジンを切ったほうが怖いと思うんだけど。

電動パワステやブレーキはエンジンを切ると恐ろしく重くなるのではないか?ハンドルはめちゃくちゃ重くなる。固まったかのように重くなる。ブレーキもきかなくなる。電子制御で油圧ポンプを動作させるのだから、やはり走行中にエンジンを切ったらとても危険だと思うが。


53km/hで走行中にハンドルもブレーキもガチガチに固まったら、それはそれでパニックになると思うが・・・。


もう一つ、ロンダ・スミスのレクサスESはその後、売却されたらしいじゃない。走行距離は3000マイルだったそうな。本人が言うところの欠陥車をそのまま売却したのか?それを買った人は今回の証言を聞いて激怒しないのか?ロンダ・スミスから車を買った人は27000マイルまで走ったそうだが、一度も不具合は出ず普通に走ってたそうだ。どういうことでしょうか。


とまぁ、あのオバはんの演技力には感服する次第である。



そうそう、数時間前に「ロンダ・スミス 公聴会」でグーグル検索して引っかかった新聞社のサイトの記事の中で、いくつか消されてるのがあった。いくつと言っても結構な数だったと思う。


新聞社のサイトの中の、その記事だけ消されてるって不自然だな。

しかも1社、2社の話じゃないし。


アメリカと日本でいろんな利権と圧力が作用してるのかも知れませんな。

特別にトヨタ好きではないが、アメリカ人の汚さには閉口する。もちろん昨日、今日わかったことではないが。

アメリカ、中国を始め大陸の人間ってセコくてこすっからいよなぁ。羊の民はイジメられっ子になる以外道はないのかも知れない。


世界のトップに立とうとか、常任理事国になって平和外交で世界のリーダーシップを発揮しようとか、そういうのは身の丈に合わないのかも知れないよ。四国の香川県くらいの国土の国なんてあるじゃないか。そんな慎ましやかな生き方をすればアメリカ閣下や中国殿下にイジメられることもなくなるかもよ。相手にされなくて。


耐えろよ、トヨタ。

アグラかいた殿様商売を改めれば、また客は戻ってくる。

かもね。