家庭復帰困難

よく学生さんが使います。

症例発表発表の時のhandicapレベルの問題点です。


臨床の現場でも 使われていますし、

地域の新人さんなどを対象とした

症例発表でも使われています。


ですが、本当にいいのでしょうか?


使っている人は

「ICIDHを使っています」

と言います。



しかし、私の知る限り hadicapにそんな項目はありません。

最近の本に載っているかどうか分かりませんが

ちょっと前までは

リハビリテーション概論 理学療法概論 などの本の巻末に

書いてありました。


あなたも一度見てみてください。

ICFにもICIDHにも

家庭復帰困難

というものは存在しません。


学生さんが使うのは 指導者や学校の先生が教えることが

できますが、臨床の現場の人間が

こんな初歩的な間違いに気づかないのは

プロとして いかがなものでしょう?


いや、間違いだとすら気づいていないのかもしれませんね。