第3回戦 「エルザVSメルベル」 の巻 | レームダックのブログ

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小説Pandula番外編 ハロウィン特別企画


第3回戦 「エルザVSメルベル」の巻(*⌒∇⌒*)



事実上の大将とも呼べる殺人鬼エルザ・シュナイダーの登場♪

その姿は伝説の漫画”うる星やつら”からラムちゃんの物を選択、

誰もが親しみを持つマストな仮装に、会場も上々の反応を見せていきます!


エルザのアピールタイムはお得意のは1人独演会、

まるでプロの漫才師を思わせる滑らかな語り口調は、

ブラックジョークのオンパレード、


会場の中からリアクションのよさそうな若者を見つけ出すと

あれよあれよと言う間に壇上まで誘導し、

男女10人ほどのグループを結成、、、

その姿、性格を面白おかしく弄り倒す見事な手法を見せ

会場を笑いの渦に引き込んでいきます。


話題も一般市民の生活から政治、経済、恋愛にいたるまで

幅広いジャンルから選択し、最後は皮肉たっぷりに毒舌を決めこむ。

エルザお得意の驚異的能力VCフォース(読心術)の妙技に

観客を完全にコントロール!!

最後には10名の男女に即興ゲームを実行、

その交流を通してそれぞれカップルにしてしまう有様、

鮮やかなエルザによる司会進行は年齢問わない

高い支持を集める事に成功します。


一方メルベルのアピールタイムの時間、、、

彼は舞台中央まで歩み寄ると右手で、

舞台袖のベドファイに合図を出します。


それと同時に照明が一瞬消され、

ピンクのライトがメルベルを照らし始める!


「Hey men!」 (ヘイメン)


メルベルの掛け声と共に開始される大音量のダンスミュージック、

曲はDestiny's Child のLose My Breath、

ヒップホップダンスの有名曲を選択!

★Destiny's Child ≪Lose My Breath≫はこちらをクリック~


腰をグラインドさせ体を波の様にくねらせるメルベルのダンスに

ノリのよい若者や女性客は拍手喝采、そのセクシーな動きと

ミロのビーナスを思わせる肉体美を観客に見せ付けていきます。


だが会場全体としては年齢は疎らな状況、

派手すぎる事も手伝いやや覚めているような表情もちらほら見える。


その様子に勝ちを確信するエルザは呟く、、、
「この勝負はもらったわ♪」


ダンスを続けるメルベルは、観客席から徐々に

エルザのいる方向に向きを変えアピールを開始していく、、、

それと同時にメルベルは手にはめていた狼男グローブを外すと

エルザの頭にポンっと放り投げる、


見事エルザの頭に乗っかるグローブ、、、

更に激しさを増し迫ってくるメルベルのダンスに

苛立ちを募らせるエルザ。


「なんかあんたムカつくわ」


今にも触れんばかりの距離でエルザを中心に全方向から

体を密着させプレッシャーを与える続けるメルベル、

エルザの顔は半分引きつり苛立ちは徐々に

怒りに変わっていく。

その表情を見逃さないメルベルはすかさず彼女の耳元で囁く、

「どうした、俺にビビってんじゃないのエルザぁ~?」

そう話した直後メルベルは一旦エルザから距離を置くと、

くるりと彼女に背後を見せ狼男パンツを引き下ろした。


”馬鹿女、悔しかったらかかって来いよ!”


なんとメルベルの尻にはエルザだけを狙い撃ちする

メッセージがマジックで書かれている!

そのままメルベルはパンツを元に戻すと腰をくねらせ

バックステップを決めつつ手招きでエルザを誘う、、、。


エルザをセクシーダンスへと誘っている事に気がつき始めた

男性観客がエルザに声援を送り始める!!


「ねーちゃんならそんな男一捻りだ!」

「あんたのセクシーダンスで叩き潰してやれ!」


完全に頭に血が上り始めたエルザ、、、

そんな彼女にいつもの冷静さは微塵も無い、

その表情に感づいたエイデンが舞台裏からエルザに叫ぶ。

「こいつは罠だ、、、誘いに乗るんじゃないエルザ!」

エイデンの叫び声も虚しくエルザの行動を静止する事はできない。


「売られたケンカは買わなきゃ女が廃るわ!!」


大声で観客席にアピールしステージ中央に向かうエルザ、

拍手喝采を浴びる彼女の躍動感溢れるダンスパフォーマンスが開始、

遮る物の無いステージ上で熱いダンスバトルが

両名によって開始されていく!


激しくお互いをけん制し合い優劣を競い合うエルザとメルベル、

通常のエルザは極端なインドア主義の持ち主であるも、

ここぞという時の運動能力は一級品、

抜群のバランス感覚とステップ&ターンにより

見る者を釘付けにしていく、、、。


明かに観客の人気を奪われたメルベルも今まで以上の

ヒップホップダンスで会場を沸かせ対抗!

観客席も女性客、男性客に分かれて応援合戦が白熱、

甲乙付けがたい2人の軽快な身のこなしに明確な技術の

差を見出す事はできない、、、

獲得する得点もほぼ同点であり膠着状態は続いていく。


ここでメルベルは勝負に打って出る!

着用する狼男パンツを途中まで下ろし、

半ケツ状態となって観客の魅了を開始、

見えそうで見えないその姿に興奮した女性客が

先に反応を見せる。


人目を気にしてこのノリに参加していなかった

おばあちゃん達まで投票に参加、

メルベルのポイントが上昇を見せ始めた!


どうだとばかりにエルザを目で威嚇するメルベル、、、

だが彼女もまた負けじとなんと上半身のブラを外し、

手の平でトップを隠す荒業を見せた!!

無論おじいちゃんを含めた男性票を獲得し

メルベルを大きく引き離す!!


「お前みたいな馬鹿女に負けてたまるか!」

メルベルの挑戦にエルザも負けじと声を発する、、、

「あたしに挑んできた事を後悔させてやるわ!!」


舞台袖で成り行きを見守っていた両陣営の裏方、

エイデンとベドファイがそろって声を上げた。


「まずい、こいつら最後までやっちまう気だ、、、失格になる!!」

2人は舞台脇から電光石火のごとく空中に飛び出し一回転、

エルザとメルベルの元に舞い降りる!


まるで忍者を思わせるエイデンとベドファイのステージ登場に

大きな歓声が巻き起こる!

彼らの両腕には18禁マークの隠し棒が握られ、

間一髪全てを脱ぎ捨てたメルベルとエルザの秘部を隠すことに

見事成功したのであった!


更にヒートアップするエルザとメルベルのダンスに対し、

隠し棒を駆使しながらまるで剣の舞を髣髴とさせる

動きを見せるエイデンとベドファイ、、、


中央でダンスするフタリが右方向にステップで移動すれば、

空中で回転しながら見事に彼らの陰部を隠し続け、

大きくジャンプすれば下段より観客の目線をガードする

素早さを見せ付ける。


床に寝転べば両名とも背筋だけで起き上がり間髪いれず、

エルザ、メルベルのダンスに付いて行く、、、

その動きだけでも見る者にとっては興奮を禁じえない素晴らしい

身のこなしであった。



エイデンとベドファイはこの戦いの中悟っていく、、、

”3回戦は既にダンスをするエルザ、メルベルのバトルじゃ無い、

 どちらの裏方が先にミスをするのかのサンドンデス、、、

 その一点にかかっている!!”


覚悟を決めるエイデンとベドファイ、、、

ケイトの不正疑惑の際、火花を散らしていた両名だけに、

そのライバル心は相当なものであった。


”いいぞ忍者マン!” 

”かっこいい忍者マン!!”


ここで会場内の子供たちも突如現れた忍者マンに対し、

大歓声を送り始めていく!


観客席は老若男女問わず強い一体感となり、

終始鳴り止む事のない声援が会場内を包んでいく!

4名によるダンス&秘部隠しのパフォーマンスは

この日一番の盛り上がりを見せ盛大なイベントにふさわしい

展開を見せていくのであった。




長い長いダンスバトルの後、勝敗を見守る観客、、、

司会のデイビットが獲得ポイント発表前に

運営の決定を言い渡す事に、、、。


「両陣営ともやりすぎ、、、失格!」


デイビットの言葉にエイデンとベドファイは思わず撃沈、、、

死にそうなほど動いた結果が失格で納得いくはずが無かった。

”陰部は晒していない”の両裏方による抗議に、

デイビットは聞く耳をもちません。


「両陣営とも恥を知りなさい、、、

全裸でダンスして許されるわけ無いでしょう」

無論反論できる部分は全く無くごもっともな意見、、、。



「どう?あたしのダンスの実力、メルベルを失格させてやったわ」

ケイトに自慢しているエルザにエイデンがブチギレる!

「お前も失格だろーが!!」

自分の誤りにポジティブなエルザ、、、

あきれ果てるエイデンは肩を落とします。


方や舞台袖に引っ込んだベドファイもメルベルに恨み節を炸裂、

「エルザを挑発して脱がせて失格、、、

これが作戦だったよなメルベル!」


ベドファイの怒りを全く気にしていないメルベルは、

楽しかったとばかりに椅子でビールを飲んでいる有様、、、。

最高に盛り上がった3回戦はなんと、

両陣営の失格でドローとなってしまいました。





興奮さめやら無い会場はそのまま早々に第4回戦のスタート!

テークオーバー大将戦はエクイエル卿の登場!


だが当然の事ながら先ほどと打って変わって

盛り上がるはずが無い、

とてつもなく地味なエクイエルに会場内の雰囲気は、

一気にクールダウン、、、。


衣装当てクイズも適当とばかりにアピールタイムに移行、

地味なチェロの演奏が始まります。






















ギーコギコ、、、ギーコギコ、、、


あまりの地味っぷりに会場内の人々は思い思いに席を立ち始め、

トイレやタバコ、、、お買い物に行ってしまい休憩時間と相成ってしまいます。


ベドファイ

「大将戦の相手はプリーチャー、、、多分勝てるとは思うが、、、

エクイエルさんは微妙すぎる、、、」

予定に無かったメルベルの失格に作戦の修正を

余儀なくされるベドファイ。


次なる登場のプリーチャーにて獣人&人間チームの

大逆転はありえるのか、、、


第4回戦 「大将戦プリーチャー登場!」に続く、、、


れーむ

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