今日、スッキリ!!で声帯摘出手術をして
近畿大学の入学式に登場したつんく♂さんのことが取り上げられていました。
私が一番初めて好きになったアイドル、モーニング娘。さんをプロデュースされているのがつんく♂さんです。
「なぜ、今、私は声にして祝辞を読み上げることが出来ないのか…それは、私が声帯を摘出したからで、去年から喉の治療をしてきましたが、結果的に癌が治りきらず、摘出するより他、ならなかったから一番大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました」
ニュースサイトから引用させてもらったのだけど
同じ癌と闘う人間として、共感するところがありました。
癌ってのはやっかいで、取っても取ってもまた再発しまうことがあります。
わたしみたいに。
モーニング娘。さんにどハマりしていた小学2年生のとき
中学2年生、高校3年生、アイドル活動始めてからも治療しながらやってきました。
わたしは7回手術しました。
時には究極の選択を迫られたこともあります。
心の整理がついたので初めて書くけど
おととしの7回の手術の後、何度も手術してるから傷が塞がらなくて水頭症という危険な状態になりかけたことがありました。
去年1月、8回目の手術として、自分の皮膚を切り取って頭に貼り付ける手術を行いました。
頭の骨にも腫瘍が粘っていたので一部骨も取りました。
先生から手術の説明を聞いたとき、これ以上にないってくらい泣きました。
今までは髪の毛で傷が隠れてたけど、ついに身体に傷が付いちゃうしずっと帽子生活になるし。
すごく嫌でした。
アイドルとして生きたいのに、他の女の子と変わらなくやってきたかったのにって。
死にたいって言ってました。
テレビでキラキラ輝いている、大好きだったアイドルを見るのも嫌になってしまいました。
でも、あのときの自分はつんく♂さんと同じように生きる道を選びました。
また同じような選択を迫られたとき、私は生きる道を選ぶだろうと思います。
去年9月に私は肺ガンであることがわかり、在宅酸素をしながら生活しています。
だんだん歌いづらくなってきていて、病気の進行を感じるようになりました。
ですが、2月28日にはEternal Summerをリリースする事ができ、リリースイベントもたくさんの方に駆けつけていただきました。
嫌だった帽子生活も、コレクションが増えて最近楽しいです。
ゼッタイ無理だ!と
アイドルから遠ざかろうとしたけれど、何故かアイドルとして生きています
それは応援してくれる方がいるから。
つんく♂さんもきっとそうだと思います。
もう歌うこともできない、話すこともできないと思うと胸が痛いです。
分かったような口して、スミマセン。
だけどつんく♂さんの祝辞、感動したのでブログに書きました。
おわり