5月はイベント三昧であっという間に過ぎてしまったのですが6月早いですね〜〜もう半分もきてしまった。
5月最終にいそいそと見ていなかった映画を慌てて観に行きました。かなりギリギリ
自社の映画作品『クレヨンしんちゃんもののけニンジャ珍風伝』アニメ映画はだいたい1ヶ月位しかやらないので無理かなと・・
思っていたのですが好評のようでまだ朝だけの時間帯での上映で
やってました。よかったあ。
一応観ないとがんばってたスタッフたちに申し訳ない
『ハケンアニメ』ですね。
どんなもんじゃいと!気になっていたのよ。
結論としましては面白かったです。
解説
直木賞作家・辻村深月がアニメ業界で奮闘する人々の姿を描いた小説「ハケンアニメ!」を映画化。地方公務員からアニメ業界に飛び込んだ新人監督・斎藤瞳は、デビュー作で憧れの天才監督・王子千晴と業界の覇権をかけて争うことに。王子は過去にメガヒット作品を生み出したものの、その過剰なほどのこだわりとわがままぶりが災いして降板が続いていた。プロデューサーの有科香屋子は、そんな王子を8年ぶりに監督復帰させるため大勝負に出る。一方、瞳はクセ者プロデューサーの行城理や個性的な仲間たちとともに、アニメ界の頂点を目指して奮闘するが……。
正直なところ自分の仕事してる業界なのでね、これは観ないと
いけない。
旦那さんも一緒に観てくれましたが終わった後の感想としては
よくわからない点もあるけどあんな怖いの、君たち...
てな、くらいガチ喧嘩することもしばしば(^_^;)
監督のこだわりに振り回される点はいつもあんな感じですよ。
でもあんな監督ばかりじゃないですよ
もちろん気持ちよく最後まで仕事して終わると長いおつきあい
と言いますか家族的な感じになりますよ。
ただ合わなと...終わるまでずっと嫌な感じになってしまうので
スタッフの組み合わせ重要!!!私もガチ喧嘩したことあります!
それと今は国内で作業するなんてことは皆無でほとんど海外に
一括で流れてしまうので現実としては動画も仕上げ(ペイント作業のことをいいます)も国内作業は少なく残念ながら海外から
戻ってきたものを直すのが日本の仕事みたいな感じです。
それに加えて、コロナのこともありましたし労基問題もかかって
やりたい仕事もできない。
私は数年前に今の会社の社員になったんですがとても贅沢な悩みになっちゃうけど最初は一人で作品の全部やらないといけなかったので夜間作業やらないと終わりませんでした。
それが徐々に残業時間で色々と注意を受けて、ついにはやりたっか映画も外されてしまった次第です。
でもこれは私だけじゃなくて、他社もそうで土日祝日も今はほとんどフリーの人だけとか映画もフリーの人で構成されていて
お恥ずかしいことに自社映画スタッフほとんどフリーの人に
やってもらってる現状です。
まさかこんな時代がくるとは思わなかったというのが感想です。
好きを、つらぬけ....(映画のね)
大変だったけど楽しんで仕事してた自分がいたなあとふと感じる今日この頃....
ただ若い時わたしも結構苦労したんですよね。特に金銭的なことで。給料激安、休みなし...
50代でようやく余裕がでたというのが現状なので今更フリーで
バリバリやって体ぶっこわしてまで仕事は流石にしたくない。
若いうちは苦労してもいいと思うんですよ、体力もあるから。
もう50代なので自分の老後のこともあるのでそろそろシフトチェンジして仕事以外の楽しみを邁進しようと思います。
なんか運命的にベリーダンスを趣味で始めたのですが素敵な仲間と先生に出会えて精神的に支えられたと思ってます。
仕事が好きだったからこれだけの狭い世界で生きて終わってたかもしれない。
仕事の方も以前仕事した方々から又チャンスありますよと言ってくださったり、お仕事しましょうよって言ってくださり本当に感謝です。
私は自分と仕事組んだ時にまた一緒にやりたいですねって言ってもらえるように心がけてます。
それが今までやってきて縁につながっていたったので一応現役でやれるまで頑張りたいです。
先週...2本ぶっ続けで映画ざんまいしました。