石野桜子と鮎川ヒロアキの精神系トークライブ『サイコ・フォールズ』の第32回が、味園ビルのなんば白鯨で行われました!
根強いファンの方に支えていただいているサイコフォールズ。
今回も多くのお客様にお越しいただきました!
カタルシスというテーマで進めた前半戦。そこで飛び出した代償行為というフレーズ。
高視聴率を記録した半沢直樹や、高倉健さんの任侠映画などの全てにこの代償行為が入っています。
キャラクターと自分を重ね合わせて、心地よくなる。これがカタルシスなのです。
この日は「みんなでカタルシスを体験してみよう」ということで、泣けると言われている歌を数曲かけ、じっくり聴くという試みもありました。
後半のトークテーマは記です。
桜子の病状を回復させた認知行動療法や、現在行っている行動プランなどには全て書き記すという要素が入っています。
人の脳内とうのは様々な情報が絡まり合っています。感情が高ぶれば、ますますそれが複雑にもつれて、脳内だけでは整理することができなくなるのです。
これが心にとっては非常に負担なんですね。
紙に書きだすという行為は、絡まった人を解きほぐしていくことと似ているかもしれませんね。
カウンセラー芸人である鮎川ヒロアキは日記の重要性を説きます。
毎日、今思っているや感じていることを記録しておくと、数か月ぶり、数年ぶりに読み返したときに、今の状況と比較できるからです。
客観的な視点を手に入れることができるというわけです。
人間は誰しも考え方の癖を持っています。だからこそ袋小路に入っていきがちです。
自分の癖やパターンをしっかりと認識して、客観視できるようなれば、精神的に辛いときの過ごし方が変わって浮上するまでの時間を少し縮められるかもしれません。
次回のサイコ・フォールズは、6月19日に行われます。
いつもは土曜日なのですが、6月だけは日曜日。
時間はいつもと同じく19時スタートです。
ぜひ来月のサイコ・フォールズもお楽しみくださいませ~!
よろしくお願い申し上げます!!
文 高田豪