藤:「…何だ、今日のブログのタイトルは」
熊:「文字通りだよ。
僕はビッグバンが
この宇宙の最初の出来事じゃないんじゃないかと思っている」
藤:「中卒風情が何を言っているんだ?
世の中にはお前よりも頭がいい人間はたくさんいる。
その頭のいい人間たちが全員と言っていいほど、
その理論を支持している。
その中で異論を唱えようとしても空しいだけだぞ」
熊:「まあ、それも一理ある。
ただし、それはこの世にタイムマシンがないと仮定した場合の理論だろ?」
藤:「そもそも、そんなものはないって俺は言っているだろ」
熊:「僕はそうは思っていない。
僕はこう考えているんだ。
この世にできないことはそもそも人間の頭の中で
空想すらできないんじゃないだろうかと。
だから、空想できているタイムマシンもまた、
この世の中でいつか必ずできるものなのではないかと思うわけだ」
藤:「空想できるもの、何でもできる?
例えばデスノートとかそういうのもできるのか?」
熊:「デスノートなんて、GPS機能やライフタイムログとか、
自動車の運転制御装置なんかが実現すれば、
結構簡単にできる方だと思うよ」
藤:「で、それがビッグバンが最初でないというのとどう繋がっているんだ?」
熊:「そもそもビッグバンが起こる前に
ビッグバンが起こるためのルールが存在しないと
ビッグバンは起こりえないと思うんだ」
藤:「…何言ってるんだ、お前?」
熊:「現象よりも先にそれが起こる条件というかルールがないと、
そもそもそれが起こりえないんじゃないかということ。
卵が先か、鶏が先か、みたいなものさ」
藤:「ルールねえ。
一体どういうルールだっていうんだよ」
熊:「ビッグバンが有だとすると、
想像しえないような無があって、
ビッグバンはそれに飲まれて起こった、ぐらいの感じかな。
で、それ以降は有がだんだん無へと拡散していって、
だんだん平らになっていっているんじゃないかと思うんだ。
その過程でいろんなものが起きたんじゃないかと思うわけだ」
藤:「…はあ。(どうせこいつの言うことを信用しても駄目だろうが、
話の都合上聞いてやるか)」
熊:「僕はこの世の中で一番最初の単位はゲームだと思っている。
…というか、悟りのようなものを開いた瞬間に、
こんな文章が丁度三年前に降り注いできたんだ。
書いてみるぞ。
『熊谷次郎の永遠問題
西暦2012年1月5日(平成24年)23:18
日本千葉県我孫子市にて、
これを証明できるかどうかを出題する。
出題者は私熊谷次郎。
この世で一番最小の単位は「ゲーム」。
そして、今現代では、世界は二進法になっている筈、
その時におそらく最大から四番目の単位は、「私」である筈、
そして、その最大から第三の単位が、
「この問題の証明」である。
そして、第二番目の単位が「その正誤を全ての存在を使っての確認」。
もしそれが正しくても正しくなくても
この世でいちばん最大の数字の単位であると思われる
「もう一度それを繰り返す、味わいたい」になった場合、
この証明が正しいこととしよう。
さて、それは正しいのか?
みんなで考えよう。
俺の頭の中では、これがこの大世界の中の0から1までの間で
もっと凄い数字があると思うんだけど、どうだろうか?
その考え、確かめたくはないか?
2012年1月5日(木)平成23年23:30
熊谷次郎の携帯の時計の時間にて、その出題を終える。
場所同じベッドの中だった確か』
藤:「…これを読んで俺にどういう反応を示せと?」
熊:「要するにこの世の中は
全て数字の羅列みたいなものなんじゃないかと思ったんだ」
藤:「そもそもお前がここでいうこの世で一番最小の単位ってのは、
一体どういう意味なんだ?」
熊:「コンピューターに詳しい人ならある程度分かるかもしれないけど、
0と1の羅列が時には文字になったり、
ドットという絵になったり、
音になったり、
複雑な演算をこなしているわけだが、
『ゲーム』というのも一番小さい単位なのだからそれが組み合わさって、
熱になったり、
冷気になったり、
光になったり、
重力になったり、
時間になったりするんじゃないかと。
その一粒一粒がどんな願い事も叶える可能性がある、
つまりどんな形にも変えられるんじゃないかと思ったわけだ。
数字はどんどんカウントアップしていっていて、
最終的に
『この世にある、もしくは在ったことのある、
これから存在しえるあるありとあらゆる存在全て』×
『その存在がどんな事でも願い事を叶える』=『想像だにしない計り知れない数字』
が、この世の中で延々と紡がれているんじゃないかと思ったわけだ」
藤:「その数字がお前の中では大きい単位として何番目くらいなんだ?」
熊:「それが最大の数の五番目くらいかな」
藤:「で、お前が四番目で、証明問題が三番目で、その証明が二番目?
一番でかい数字がループってなんかおかしくないか?
何か最後がループって時点で他の人間にひよっている感じがするし、
お前が何故に四番目?」
熊:「だって、こういう馬鹿な問題を
他に出している人間なんていなかったもんだからさあ」
藤:「お前が世界の相当な数を牛耳っていることになるぞ」
熊:「でも、三分の四以上はみんなのものなわけだし」
藤:「まあ、こんなの他の人間にしてみれば、
『一体何を言ってるんだ?』って話だしな」
熊:「……その通りだな」
熊:「文字通りだよ。
僕はビッグバンが
この宇宙の最初の出来事じゃないんじゃないかと思っている」
藤:「中卒風情が何を言っているんだ?
世の中にはお前よりも頭がいい人間はたくさんいる。
その頭のいい人間たちが全員と言っていいほど、
その理論を支持している。
その中で異論を唱えようとしても空しいだけだぞ」
熊:「まあ、それも一理ある。
ただし、それはこの世にタイムマシンがないと仮定した場合の理論だろ?」
藤:「そもそも、そんなものはないって俺は言っているだろ」
熊:「僕はそうは思っていない。
僕はこう考えているんだ。
この世にできないことはそもそも人間の頭の中で
空想すらできないんじゃないだろうかと。
だから、空想できているタイムマシンもまた、
この世の中でいつか必ずできるものなのではないかと思うわけだ」
藤:「空想できるもの、何でもできる?
例えばデスノートとかそういうのもできるのか?」
熊:「デスノートなんて、GPS機能やライフタイムログとか、
自動車の運転制御装置なんかが実現すれば、
結構簡単にできる方だと思うよ」
藤:「で、それがビッグバンが最初でないというのとどう繋がっているんだ?」
熊:「そもそもビッグバンが起こる前に
ビッグバンが起こるためのルールが存在しないと
ビッグバンは起こりえないと思うんだ」
藤:「…何言ってるんだ、お前?」
熊:「現象よりも先にそれが起こる条件というかルールがないと、
そもそもそれが起こりえないんじゃないかということ。
卵が先か、鶏が先か、みたいなものさ」
藤:「ルールねえ。
一体どういうルールだっていうんだよ」
熊:「ビッグバンが有だとすると、
想像しえないような無があって、
ビッグバンはそれに飲まれて起こった、ぐらいの感じかな。
で、それ以降は有がだんだん無へと拡散していって、
だんだん平らになっていっているんじゃないかと思うんだ。
その過程でいろんなものが起きたんじゃないかと思うわけだ」
藤:「…はあ。(どうせこいつの言うことを信用しても駄目だろうが、
話の都合上聞いてやるか)」
熊:「僕はこの世の中で一番最初の単位はゲームだと思っている。
…というか、悟りのようなものを開いた瞬間に、
こんな文章が丁度三年前に降り注いできたんだ。
書いてみるぞ。
『熊谷次郎の永遠問題
西暦2012年1月5日(平成24年)23:18
日本千葉県我孫子市にて、
これを証明できるかどうかを出題する。
出題者は私熊谷次郎。
この世で一番最小の単位は「ゲーム」。
そして、今現代では、世界は二進法になっている筈、
その時におそらく最大から四番目の単位は、「私」である筈、
そして、その最大から第三の単位が、
「この問題の証明」である。
そして、第二番目の単位が「その正誤を全ての存在を使っての確認」。
もしそれが正しくても正しくなくても
この世でいちばん最大の数字の単位であると思われる
「もう一度それを繰り返す、味わいたい」になった場合、
この証明が正しいこととしよう。
さて、それは正しいのか?
みんなで考えよう。
俺の頭の中では、これがこの大世界の中の0から1までの間で
もっと凄い数字があると思うんだけど、どうだろうか?
その考え、確かめたくはないか?
2012年1月5日(木)平成23年23:30
熊谷次郎の携帯の時計の時間にて、その出題を終える。
場所同じベッドの中だった確か』
藤:「…これを読んで俺にどういう反応を示せと?」
熊:「要するにこの世の中は
全て数字の羅列みたいなものなんじゃないかと思ったんだ」
藤:「そもそもお前がここでいうこの世で一番最小の単位ってのは、
一体どういう意味なんだ?」
熊:「コンピューターに詳しい人ならある程度分かるかもしれないけど、
0と1の羅列が時には文字になったり、
ドットという絵になったり、
音になったり、
複雑な演算をこなしているわけだが、
『ゲーム』というのも一番小さい単位なのだからそれが組み合わさって、
熱になったり、
冷気になったり、
光になったり、
重力になったり、
時間になったりするんじゃないかと。
その一粒一粒がどんな願い事も叶える可能性がある、
つまりどんな形にも変えられるんじゃないかと思ったわけだ。
数字はどんどんカウントアップしていっていて、
最終的に
『この世にある、もしくは在ったことのある、
これから存在しえるあるありとあらゆる存在全て』×
『その存在がどんな事でも願い事を叶える』=『想像だにしない計り知れない数字』
が、この世の中で延々と紡がれているんじゃないかと思ったわけだ」
藤:「その数字がお前の中では大きい単位として何番目くらいなんだ?」
熊:「それが最大の数の五番目くらいかな」
藤:「で、お前が四番目で、証明問題が三番目で、その証明が二番目?
一番でかい数字がループってなんかおかしくないか?
何か最後がループって時点で他の人間にひよっている感じがするし、
お前が何故に四番目?」
熊:「だって、こういう馬鹿な問題を
他に出している人間なんていなかったもんだからさあ」
藤:「お前が世界の相当な数を牛耳っていることになるぞ」
熊:「でも、三分の四以上はみんなのものなわけだし」
藤:「まあ、こんなの他の人間にしてみれば、
『一体何を言ってるんだ?』って話だしな」
熊:「……その通りだな」