長浜駅に戻り、すでに到着していたマイクロバスに乗って目的地へ。

 

 実は先日(5/5)賤ヶ岳に行くために木ノ本駅で途中下車したのですが、時刻表に書かれた時間を15分ほど過ぎてもバスが来ないので諦めて駅に戻ったらバスがバス停を出発しているところが見えたり、次のバスまで一時間待ちだったり、それ以前に一本見送ったバスが実は目的のバスだったりして、こんなことなら最初からレンタサイクルで賤ヶ岳に向かったほうが良かったかなといった不運が続いたのですが、駅をブラブラしているときに小谷城でのガイドツアーバスのパンフレットを見つけ、ちょうど長浜駅からも朝一本だけ運行しているようなので、明日(5/6)は小谷城に行こうということになりました。

 

 そんなわけで。

 

 

 本来はここまでの景観はなかったようなのですが、2011年のNHK大河ドラマ「江~女たちの戦国~」のときに樹木を伐採したようです。小谷城はすでに国の史跡に指定されているので、樹木を伐採するような「現状を変更し、又はその保存に影響を及ぼす行為」は出来ないはずなのですが、そこは天下のNHK、あっさり伐採したようです。(流石に国の許可は得ていると思いますが)

 

 御茶屋敷とはいっても立派な軍事施設(曲輪)。 まあ戦国時代ですし。

 

 

 馬洗池跡。石組みで作られた馬を洗うための池跡。池の底は「タタキ土」で固められているので、ここにあった水は地下から湧いた水ではないようです。

 

 浅井亮政によって神照寺庭園で催された茶会に呼び出され謀殺された、京極氏の家臣の中でも有力武将だった坂田郡箕浦の国人領主・今井秀信(秀俊)の首をここに晒したとの伝承があるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 竹生島が見えました。

 

 時間の都合で小谷城ツアーはここまで。浅井家や小谷城のいろいろなお話を聞けて楽しかったです。

 

 

 マイクロバスで山をおり、麓へ。

 

 そこから歩いて小谷城戦国歴史資料館へ。

 

 

 

 

 小雨の降る中、歩いて河毛駅へ。流石に一時間後のバスなんて待てなかったの……。ましてや三成タクシーなんて……っ!

 

 

 

 時間があれば行ってみたかったです。

 

 

 

 

 賤ヶ岳にも行きたかったのですが、さすがに断念しました。

 

 

 

  5月4日の福井出発から5月5日の敦賀途中下車・宿泊、5月6日の木ノ本駅途中下車、長浜駅途中下車・宿泊、5月7日に東京に帰るまでこの切符一枚で済ませました。(ただし福井駅~武生駅間と河毛駅~長浜駅間は区間内逆戻りになってしまうため、別に切符を購入しています)

 

 今回の北国街道の旅、見どころが多くて楽しかったです。特に福井は去年ツアーで行ったときからもっとゆっくり見回ってみたいと思ってましたし、念願の劔神社や金ヶ崎にも行くことができました。賤ヶ岳や姉川古戦場に行けなかったのは残念でしたが、代わりに再び小谷城に行くことができました(半分ほどしか巡ってませんが)。そのうちまた同じようなコース+αでまた巡回したいです。