眠れぬ魂の事とか、オンラインテニスの真の敵の正体の事とか、

ヒアゼイライのPro対応の件だとか、

書きたい事はたくさんあるんだけど、急遽予定変更。

 

ヘディング工場のエンディングについて書きたくて仕方がない。

 

 

というか、一周目で"あのエンディング”を見た人なら、誰でも語りたくなるはず。

 

因みにネタバレは極力避ける様にするけれど、

言葉のニュアンスで大まかな予想が出来てしまうと思うから、

まだプレイ途中の人はここでお帰り下さいませです。

 

 

 

んじゃ、ここからそのエンディングの感想ね。

 

一言で言うと、いい意味で突き落としてくれた。

個人的に最も好きなタイプのエンディング。

 

子供の時プレイした、エストポリス伝記や天地創造、リーヴェルファンタジアと同じ、

終わった後に心にポッカリ穴が開いた様な気分。

 

というか、まさかこんな展開が待っているとは、誰も思わなかったはず。

 

ダークと言えばそうかもしれないし、哀しいお話と言えばそうかもしれない。

 

だけど、「生物の一生もそんなもんじゃね?」って感じもするし、

「命って大事よね~」なんてしみじみと思ったりもする。

 

なんにせよ、言葉を一切使わなかったのはこの為だったのか。と納得。

 

加えて、住民達の事を「ミンナ」と表現したセンスも素晴らしい。

 

 

そして、それを破壊しまくって喜んでいた俺のプレイスタイルどうよ?笑

 

もしかして、既にあのエンディングを見た後で俺のプレイ日記を読んで

「コイツクリア後どんな事言うんだろ?」って、思っていた人もいるんじゃないかな?笑

 

いや~、正直反省した。

明日は我が身とはまさにこの事だ。

 

んで、恐らくだけど、隠しトロフィーがあるって事は、

もう1個別のエンディングがあると思うから、絶対またプレイするけどさ…

 

俺的には、このゲームはこのエンディングこそが至高なのではないかと…

 

まだ何とも言えないけれど、個人的にはこれを超えるラストは無いかな~

マジでやられた。最高。

 

 

 

んじゃ、エンディングの話はここまで。

ここからは、ゲーム全体について少し書いていくつもり。

 

先ず、最後までプレイして感じたのは、

妙に幻想的な映像や優しいBGM、スローテンポな移動による世界観と、

ヘディング(頭を振る)というプレイヤー自身のアクション性の組み合わせだよね。

 

実は、これに関しては俺の中でもまだ整理がついていなくて、

この"静と動"が上手く作用して独自の雰囲気のゲームになっているとも言えるし、

はっきりミスマッチだと切り捨てる事も出来る気がする。

 

なんだろうな、アロマテラピーをしながら筋トレをするみたいな、

妙な感覚である事は間違いないのよね。笑

 

現実問題として、トロッコの移動が遅過ぎてイライラした時もあった反面、

ゾンビとの戦闘なんかは「この世界観でこんな要素いる?」と思ったりもした。

 

というか、このストーリーと世界観でヘディングって発想がなんか妙なのよね。

 

う~ん、逆に聞きたい。ミンナはどう思ってるんだろうね。

最後のトロフィーを手に入れたら、ネットで感想を探してみよう。

 

 

あとはそうね、これは昨日も軽く書いたけれど、

パズルゲームとしてもアクションゲームとしても中途半端な気はしたかな。

 

どっちかに振り切るか、両方やりたいなら、ギミックや難易度の設定を練って欲しかった。

それこそボス戦なんかもいれても世界観が壊れる事はなかったはず。

 

 

あとは…、コントローラーを一切使わなかったのも、

没入感の為にはありと言えばありかもしれないけれど…

 

やっぱどっかで一区切り付けれる"なにか"を加えてもよかったかもしれない。

光の中に吸い込まれる所が一区切りと言えばそうなんだけど、

にしても、ガンガン映像は進んでいくもんだから、止め時がわからんのよね。

 

 

映像のクオリティー的には文句の付けようがないよ。

特に建造物や歯車の造形、全体の色調なんかは超最高。画質もバッチリ。

 

だからこそ、もっと色んな建造物や演出が見たかったという贅沢も言いたい。

例えば、あの世界が夜になって窓に灯りが灯っていたり、雪が振って積もってみたり、

ステージ毎に極端な変化が欲しかった気もする。

 

 

あ、そうだ!!大事な事を書き忘れていた。

あの巨大な扉(門?)があるじゃん?

暗転によるカット割りを減らした事で、あれのサイズ感がバッチリ表現出来ていたと思う。

 

 

How We Soarやウィンドランド辺りが顕著なんだけど、

やっぱ地続きの世界で徐々に物体に近付いていく事が、

巨大なモノを見せる時には一番効果的だね。

 

 

うん、あーだこーだ言ってきたけれど、個人的には大満足なソフトだね。

ミンナは表情豊かだし、言葉は無くともちゃんと今何が起こっているかが理解できるし、

なんと言っても冒頭で語ったラストの落差。

 

う~ん、ヘディング工場がローンチに現れていたらどうなっていたんだろう?

 

 

 

Psychonauts in the Rhombus of Ruin(長いタイトルだな笑)が、

そろそろプレイ出来る様になる頃かな?

 

バッチリ予約済みだからね。明日感想を書く予定。

こっちも世界観が超良さそうだから、楽しみだね。