PSP-P症状別点数表 2015年01月 | 進行性核上性麻痺(PSP-P)日々の記録

進行性核上性麻痺(PSP-P)日々の記録

主人が進行性核上性麻痺と診断(2014年10月)されました。まだ、歩行で後屈することはないので、初期だとは思います。コウノメソッドでの治療を開始(2014年11月より)

今月の主人の症状はあまり良くありませんでしたが、原因は1つではないと思いますし、冷静な目で主人


を一番よく見ているのは私だという自覚をもって、対処していきたいと思います。



PSP-P症状別点数表 2015年01月PDFダウンロード



急に失禁が激しくなり、夜中の寝言や昼間の幻覚も多少あったため、数日前から、多少、思いつく薬を減


らして様子を見ています。これで改善しなければ、薬剤性ではないと思いますし、多少、改善傾向にあっ


たけれども、それをピークにまた一歩病気が進行してしまったのかもしれません。


ただ、今日になってだいぶ表情も改善し、失禁も抑えられてきたので、もう少し様子を見守りたいと思い


ます。




後ろに転ぶのが多かったのは、このところ調子が良かったので、私の見守りが甘かったのと、見ていて


理解できたのは、1つの動作をしているときに、他のことを考えていたり、他のことをしたりすると、転倒


する傾向があります。


いわゆる、動作緩慢と言われているものでしょうか。


動作もゆっくりなのに、他のことも同時にしたがる傾向があり、こればかりは本人に何度も言っても改善


しないので、改善しなくても、明るく毎回、言おうと思います。


しつこいって怒られるけれど、ケガされるよりはましです。




リハビリを週2回程度行っていますが、作業療法にしても理学療法にしても健常者よりちょっとできない


(後ろ歩き時にバランスをくずすぐらい)レベルであり、難しいパズルもこなすし、理学療法時にこけること


もふらつくこともなく、人前なら、頭のスイッチもはいっているようで、注意力散漫な傾向も抑えられていま


す。


筋肉もしっかりしており、頭の指令がちょっとぼーっとして、ちょっとうまくいかないために、今の症状がで


ているのかと、複雑な思いに駆られます。(家では気が抜けてるのか、後ろにこけまくるので・・・)


作業療法士さんも理学療法士さんも現状維持に力をさいてくださっていると思います。


また、1月から言語療法も増やしています。病院へいくたびに、3つのリハビリ(40分×3回)をするという、


結構大変な感じですが、主人にとっても気分転換にもなるようで、若い人たちと少しでもしゃべることも、


リハビリへ行くという毎日の予定の段取りも、生活にメリハリがでていいと思います。




良かったり、悪かったり、介護する側も本当にこんな序の口の介護門前なのに、疲れるものかと凹むこと


もありますが、たまには泣き言も言って、発散させて毎日対処したほうが良いということもわかり、これか


らは色々な人たちにもアドバイスをうけながら、長く続く先のみえない介護というものに対処したいと


思います。