11.3回目のイレウスチューブ挿入は私が介助したw | 36歳のがん患者と結婚したナースAll you need is love

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2009年に31歳で大腸ガンになった男性と交際し、結婚した看護師のブログです。抗がん剤治療続けてやっと2013年結婚。式の後、新婚旅行から帰ってきたらなんと旦那に腹膜転移発覚して現在Stage4。2014年長男を出産。2015年2月4日旦那様永眠しました。


旦那が31歳でガンになって
私と出会ってから
今までの5年間のことを、
少しずつ更新しています。

これより以前の話は、

テーマ
「☆31歳大腸がん発生から今まで(更新中)」
を是非ご覧ください

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2010年10月のある日のこと

彼氏(旦那)イレウスにて入院。
入院したのは夜中。

そして夜が明けまして
わたくし、日勤w

なんか、
土曜日か日曜日だった覚えがあります

夜中に入院した時は
救急外来でマーゲンチューブ
(鼻から胃までのチューブ)を入れてもらい、
私が朝病室を訪ねた時は
もう、すでに彼はぐったり涙目でした。

想像してください、
鼻からのど元を通って胃の中にまで管が
四六時中入っているのです。
動くたびにそれがこすれて。。。。

いたそう。。。。ガーン

でも、彼は腸閉塞

そう、腸の中のものを
吸いださないといけないのだから、
腸までの管に入れ替えなければいけません。

これがまた、
入れられるほうも苦しいなんてもんじゃないし、
入れるほうも大変なんです。

ちなみに、
マーゲンチューブは看護師も入れられます。

イレウスチューブは必ず透視下で
医師が入れます。

看護師は患者さんの鼻の穴に
痛くないようにゼリーを塗ったり
全身状態を観察して介助します。



長さがね、ちがうから。


鼻からのど元を通って
腸の中の方まで管が入るんです。

旦那は常々、何かあるたびに
「イレウスチューブほどひどいものはない」
「イレウスチューブに比べたらこんなの苦じゃない」
と言う位、イレウスチューブが嫌いです。



そんなだいっ嫌いなイレウスチューブを
入れるところに
私が介助に入ることになりましたwwwにひひ音譜



土日だったので
放射線科の看護師がおらず、
病棟看護師が主治医の介助に入ることになり、
40代くらいの先輩看護師さんが
気を利かせてくれて
「○○さん(私)、彼についてってあげたら?
 そのほうが心強いでしょ?ラブラブ
といってくれたのでしたw




車椅子でTV室へ旦那を運び、
いざ、イレウスチューブそうにゅう!!


だんな、くるしむくるしむwww
(だんなさま、ごめんなさいw)


いや~、大変そうだったw

日ごろおとなしくて
沈着冷静な彼が、
取り乱しておりました。


そんなこんなで、無事にイレウスチューブ挿入


あとは2回目の入院のときとおんなじ。
腸管の中身を吸い出して、
腸管内圧が下がったら、
管を抜いて
腸を休めて、

重湯から食事開始。です。



イレウスチューブが抜けてからというもの、
彼もとっても元気になってきました。

うちの旦那は誠実というか、素直というか
人懐っこいというよりは、
馬鹿丁寧ってかんじなひとですがw


よく年上の人や気難しい人にも
気に入ってかわいがられることが多くて。


前入院してたときも、
他の患者さんたちと仲良くなって、
おじさんたちと連絡先交換してましたw


今回の入院も
相変わらず
他の病室のおじさん患者さんたちと仲良くなってて



わいわいガヤガヤやってました。
なんだか嬉しい私でした。


彼氏だからとかだけでなく、
患者さん同士が仲良くなってると
なんだか嬉しくなるんです。


賑やかな病室って嬉しくて
おじさんやおばさんたちに混じって、
私も一緒にべらべらおしゃべりしてきてしまう。



まあ、みなさん
病状がひどくない時に限りますけど


人間って面白い。
どんなにやさしくて出来た人でも、

やっぱり痛みとか苦痛がある
と余裕がなくなるのです。

身体と心はひとつ。



いろんな人と関われるから
この看護師という職業は
自分のためになります



盲目な人間にならないように
視野と心を拡げていけますように。
精進しないといけませんニコニコキラキラ黄色い花





彼氏の入院中、
毎日仕事以外でも病棟に出向き
点滴されている彼氏を
ニヤニヤにひひ音譜眺めては帰ってくる日々でした。


なかなか楽しかったw
看護師3年目になって、
仕事になれたことと
病棟のスタッフも少し替わり、
前ほど酷くは、なくなっていました。
(でも、あの怖い先輩には
 相変わらず嫌われていましたがw)




食事も食べられるようになり、
彼は退院することとなりました。




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