子宮頸がん・うつ病を克服し、国連UNHCR協会 広報委員として、 世界の難民支援や児童虐待防止、また子宮頸がん検診啓発など、さまざまな活動を展開。
2007 年より、NPO法人『self』の代表を務め、 『この世に無駄な生命は一つもなく、それぞれが必ず使命を持って 生きていけるはず。』と 、 世界平和・人道支援を通して、人とのつながりを大切にしている。
「NPO法人 子どもセンターぬっく」は、平成28年4月、虐待により、家庭や施設に居場所のない子どものための緊急一時保護の家、子どもシェルター「ぬっくハウス」を開設。現在、全国8箇所の児童養護施設の支援をしている。
とのことです。
今回の講演タイトルは
『児童虐待について考える』
今回もたくさんの気付きと学びをいただきました。
少しだけご紹介すると
【愛の三原則】
幼少期に寂しい家庭環境、小学校でも友達からイジメを受けギリギリの状態だったが、おばあちゃんが来てくれ「愛の三原則」で救ってもらえたとのこと。
①温かい言葉
②温かい眼差し
③温かいスキンシップ
「どんな宇宙の金銀財宝よりも陽子ちゃんの命の方が価値がある」と何度も何度も言われ、抱きしめてもらったようです。
愛の三原則、私も実践します。
【NPO法人 子どもセンターぬっく】
虐待により、家庭や施設に居場所のない子どものための緊急一時保護の家、子どもシェルター「ぬっくハウス」を開設し、現在も支援をされています。
児童虐待は、子どもはもちろん辛いが、お母さんも辛く苦しい。
誰一人として我が子を殴りたいなんて思っている人はいない。
だからお母さんばっかり責めるのは良くない。
だからもし、我が子を殴っているお母さんを見掛けたら
「大変やんな、しんどいな、分かるよ」
と言ってあげてほしい。
そのお母さんの手を握って
「私も子供を殴ってしまったことがあるから分かるよ。でも私こうやって手を握っている。温かいやろ?子どもにもこうして手を握ってあげて。
怒り悲しみ暴力からは何にも解決しないから。
よう頑張ってんな」
その言葉だけでいい。
そう声を掛けてあげてください。
とのことです。
【大好きな言葉】
最後に、大好きな言葉として以下の言葉で締めくくられました。
「人のために火をともせば我がまえあきらかなるがごとし」
自分の宿命(経験してきたこと)を使命に変えて、同じ境遇の人を救うために活動してきたら、希望に満ち溢れる人生になっていた。
これからも色んな困難なことがあるとは思うが、限られた命、使命をもって全力で生きていくとのことでした。
「人を幸せにする」と決めた時から、真の自分の人生が始まると言われています。
まさにそんな生き方を体現されていると感じさせてもらいました。
歌も三曲歌っていただけました。
マイクのエコーが無い中での歌でしたが、声、歌詞、表情、のすべてに感動です。