COTTA撮影日記

COTTA撮影日記

2014年10月、モノづくりブランド“COTTA”をスタートしました。
カメラと写真の楽しみを提案する撮影日記をはじめ、
製品情報をお伝え致します。

今夏の初め頃、上野動物園に行ったところ、

いつもなら長蛇の列が並ぶパンダ舎が、

その時に限って全くと言ってよいほど並んでなかったので、

これはチャンスとばかりにサクッとパンダを見てきました。

 

 
たぶんちょうど列の入れ替えのタイミングで
パンダ舎前を通ったのが吉。
5分程度の並びで見られました。
 
 
久々のパンダとご対面。。。
 
とは言っても、
ガラス前の通路は立ち止まらずに観覧してくださいとのことで、
通路を通過してから、後方に回って人混みの頭越しに撮ってきました。
 
 
前に人がいたり、ガラスの反射があったりと、
いい感じで撮れる場所は限られています。
人の入れ替えもあるので、なるべく撮れるうちに撮っておきます。
 
 
近づいてきた。。。
模様を無視すると、やっぱり熊ですね。
 
普通の熊よりは毛がふさふさですが、
あまり柔らかそうな感じには見えない。
触ってみたら意外とゴワゴワなのかな?
 
 
脚上げた。。。
遊具とかで遊んでくれていると動きのバリエーションも撮れるのですが
もう飽きたのでしょうか、室内を歩き回ってばかりでした。
 
動物園の室内の灯りは、色調が難しい。
パンダの白で簡単にホワイトバランス取れるかと思いきや、
そうでもない。。。
 
ガラス越しなので、カメラ内でコントラスト上げたり
シャープを少し上げると良いです。
 
 
今回室内にいたのは双子のシャオシャオです。
 
来年の2月20日には返還とのことなので、
あと半年だけの観覧期間です。
後になるほど混むと思うので、今のうちに見に行っておきましょう。
 
 

使用カメラは LUMIX S1II + SIGMA 70-200mm F2.8 DG DN OS | Sports

 

先日9/8は皆既月食でした。

 

と言っても、

皆既月食が始まったのは9/8のAM1:30ごろ。

前日7日の深夜だったので、

ほとんどの人は平日月曜の朝に備えて眠っていたでしょう。

 

それでもSNSには多数の写真も上がっていたので

ある程度の時間までは見ていた人もそれなりにいて、

同じ時間帯に一緒に月を見ていたことを共有できたのでは。

 

というわけで、筆者も夜中に準備して

マンション付近の交差点あたりで撮ってきました。

 

 

1:13、月の上部が翳り出す。

 

望遠600mmで撮ったものをトリミングしています。

 

 

1:35、蝕が始まりました。

 

今回、三脚を使用して撮影しています。
大体5分おきぐらいにシャッターを切りました。
 
当たり前ですが、月は動くので、
5分も経てば月1個分近く画面内を移動してしまいます。
その度にカメラの位置を調整しています。
 
 
1:47、半分近く食われる。
 
 
2:00、半分以上食われる。
 
 
2:10、あと少し。
 
月に地球の影が落ちているわけですから、
地球から肉眼で見ることができる一番大きな影とも言えますね。
 
 
2:20、わずかに残る。
 
昔の人は、月が無くなっていく、というふうに
感じたのかもしれませんね。
 
 
2:30、明るい部分はほぼ消えるも、うっすらと月の輪郭が浮かぶ。
 
影の部分は肉眼ではほぼ真っ暗だが、カメラはちゃんととらえている。
しかしAFではピンが合わなくなる。
 
 
2:30、赤い月。
 
肉眼ではもう月がない状態で、
うっすら赤くチリチリした光が見えるかな?程度です。
ちょっとピンが甘かったかな。
 
流石にこれ以上の夜更かしは気力が追いつかないので
ここで終了、眠ることにします。。。
 
 
ちなみにこちらはシャッタースピード30秒で
トリミングなしの画像です。
600mmの画角だと、30秒で画面内でこれだけ動きます。
 
撮っている間はわりと元気で
意外にもあっという間に時間は過ぎますが、
やはり翌朝は眠たかったですね。
 
7年前にも月を撮っているのでこちらの記事もよければどうぞ。
 
 

使用カメラは LUMIX S1II + SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS

前回の沼津さんぽの翌日、

熱海と小田原の間にある、真鶴へと移動。

おさんぽしてきました。

 

 
駅を出て東へ、真鶴港に到着。
9時半ですがジワリと暑い。。。
遊覧船の乗り場もありましたが、まだオープン前。
 
 
近くに「しとどの窟(いわや)」がありました。
1180年に石橋山の合戦で
平家に敗れた源頼朝が身を隠した場所。
 
頼朝の時代には130mほどの奥行きがあったと言われる洞窟も
波の浸食によって、幕末の頃には3mほどになった。
 
大正の関東地震で土地が隆起する前は
この辺りは海に面していた。
 
 
猫ちゃんが生魚をお食事中。
港町らしい。。。
 
 
途中に貴船神社があったので、旅の無事を祈ってお参り。
旅先での祈願は大切である。
 
 
少し進むと海岸線沿いに遊歩道がある。
この辺りは砂浜ではなく岩場。
この時間帯でも、
潜っている人たちや磯遊びする人たちが結構いる。
 
 
遊歩道を抜けると、半島の先端へと向けて坂道が続く。
暑い中を歩くのはなかなかきつい。
本来ならバスでここまで来るのが正解なのだろう。
 
途中にあった神社には
鳥居に赤テープが巻き付けられている光景が。。。
鳥居が倒壊の恐れがあるので通れないようにしているだけだが
何やら禍々しいものが封印されているかのようだ。
 
 
坂を登った先には
「真鶴町立遠藤貝類博物館」があります。
様々な種類の貝殻を見ることができる、結構お薄めスポットです。
とにかく涼しかったので、体が少し蘇りました。
 
 
急な階段を降りて、岬の先端へと降ります。
風がきつくて、油断すると体持っていかれそうになりましたが、
水平線と波の音が気持ちいい。
 
こちらは東側なので、
岩をつなぐしめ縄あたりに朝日が登ると思われる。
夜明けの景色とかキレイそうだ。
 
 
海岸沿いは遊歩道になっているので、
西に向かって歩きながら景色を楽しめます。
 
写真中央よりやや右のあたりに、人工的に削られた空間が見える。
「番場浦磯丁場遺跡」で昔の石切場跡とのこと。
ここで切り出された石は、江戸城の石垣に使われている。
 
海岸すぐそばでどうやって切り出し、
直線で60kmも離れている江戸城まで運んだのか。
昔の人はなかなか無茶をするものである。
 
この後は来た道を戻り、食事を済ませ東京へと帰りました。
遠からず近からず、いい塩梅のプチ旅行でした。
 
 
◎使用カメラは LUMIX G9PROII
 LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.