散歩 吉祥寺周辺と井の頭公園
所用で成城に出てきたものの、用事は5分で終了してしまったので、
急遽、 『吉祥寺散歩デー』 に切り替えました。
成城学園前から下北に出て、京王井の頭線で揺られること10分ちょい。
吉祥寺に到着、成城からだと案外近いんだなあ、と改めて実感しました。
では散歩記録
《TRICK+TRAP編》
まずは、第一の目的、 TRICK+TRAP の月刊フリーペーパーを手にいれること!
とりあえず "TRICK+TRAP MONTHLY vol.2" 無事に入手することができました。
しかし 3月12日発行 (第2刷) って・・・ ものすごく早い気がする;
構成は1面が TRICK+TRAP CALENDAR で近況や予定についての紹介。
( CALENDAR が CALENDER と綴り間違いになっているのは秘密だ!)
リニューアルなさってから取材が波のようにやってきてご多忙のご様子です。
2~3面は新刊書評というコーナーに変わっておりました!
2面は栗須一さんによる 『オックスフォード連続殺人』 と 『あなたに不利な証拠として』
(ギジェルモ・マルティネス 『オックスフォード~』、ローリー・リン・ドラモンド 『あなたに~』)
『オックスフォード~』 の紹介で結構読みたくなってしまいました。
- ギジェルモ マルティネス, Guillermo Mart´inez, 和泉 圭亮
- オックスフォード連続殺人
- ローリー・リン ドラモンド, Laurie Lynn Drummond, 駒月 雅子
- あなたに不利な証拠として
3面は戸川さんによる 『ラ・パティスリー』 と 『愛国者』 についての書評です。
(上田早夕里 『ラ・パティスリー』、深草淑子『愛国者』)
『ラ・パティスリー』 は明日にでも買ってこようかというくらい興味津々、理由はペーパーにて。
それと 『愛国者』 の深草淑子さんは日本探偵小説界の巨匠、甲賀三郎さんのお孫さんだそうです。
ミステリ界に入って日が浅い僕にとってはホントに嬉しいフリーペーパーでした!
- 上田 早夕里
- ラ・パティスリー
- 深草 淑子
- 愛国者
4面はリレー・エッセイということで、今回は新保博久さんのエッセイ "消えるミステリ"
もうすぐ絶版図書となる 『日本ミステリー事典』 『海外ミステリー事典』 についてのエッセイ。
この二冊、第三世代の新本格ファンにはオススメできませんが、(西尾維新とか載っていないため)
それ以前の探偵小説や本格推理小説ファンの方にはオススメです!
「ちょっと知りたいこと」 や 「ずっと知りたかったこと」 が網羅されている良書です。
- 権田 万治, 新保 博久
- 日本ミステリー事典
- 権田 万治
- 海外ミステリー事典
そんな感じで TRICK+TRAP に潜入してまいりました。
購入した本は 泡坂妻夫さんの 『乱れからくり』 前々から読んでみたかったので、
思い切って購入してしまいました。 泡坂さんの小説は好きなので、楽しみです。
《井の頭公園》
今吹き荒れている嵐のような風雨、春になる季節の変わり目の特徴だそうです。
というわけで、梅や桜のきれいな (予感のする) 井の頭公園に行ってまいりました。
左の写真は 『芙葉亭(ふようてい)』 お値段5000~10000円のコース料理がおいしそう!
お店の雰囲気も中々良くて、ちょっとした発見でした。 井の頭公園入り口。
芙葉亭のホームページ → http://www.fuyotei.com/
右の写真は白い梅、こんな感じで結構きれいに花開いておりました!もう少しってところかも?
これはサンシュユという花らしいです。
一つの花に見えますが、よく見ると黄色い小さな花の集合体なのです。
携帯電話を変えて、カメラの性能が上がったので、これでもかってくらいに写真撮ってます。
我ながら自分の単純さに脱帽、というか絶望・・・
左はユキヤナギで右がトサミズキ。
ユキヤナギは好きな花で、すずなりに咲く小さな白い花々が印象的。 まだ蕾でした。
トサミズキは釣鐘状の黄色い花が連なって咲いているように見えます。 妖怪みたいですね。
そんな感じで井の頭公園めぐりは終了。 駅の方に戻ります。
《食道楽編》
駅に戻る途中、数ヶ月前にお世話になっている先生に勧められた喫茶店を探すことに!
「迷うかもしれない」 とおっしゃっておられましたが、どっこいすぐ見つかりました!
ご存知の方には有名なクラシック喫茶BAROQUE と JAZZ喫茶 Meg!!
光量が少なかったのでボヤけてますが、落ち着いた雰囲気がGood!
JR吉祥寺駅の中央口から出て、左三本ほど路地を越えた先にあります。
JAZZ喫茶Meg が青い看板を出しているので、それほど困難極まるところではなかったです。
右の猫はBAROQUEの下のカーペットでくつろいでいた猫。 動く気配ナシ。
今日は入店せず、またいつか音楽が聞きたいときに入ってみたいと思いました!
さて歩き回ってお腹がちょっと減ってきたというもの!
前から気になっていたアレをひとり抜け駆けして食べてみることにしました!
吉祥寺のとある通りにあるお肉屋さん?サトウ・・・
行くたびにものすごい行列ができており、ちょっと気になっていたのです。
しかし、このサトウ、気がついてみれば2階がステーキハウスだったのですね。 気になります。
並ぶこと約15分、ついにアレをゲットいたしました! そこまでして手にいれたかったアレとは・・・
「メンチカツ」 (ジャジャジャジャーン!) なんておいしそうなメンチカツ!
しかし、地獄堕ちなことに、購入してから5分は食べてはいけないという制約付き・・・
なんでも揚げたてなメンチカツなので、その余熱で中に火を通しているからだそうです;
本当に良い香りがしましてね、それはそれは地獄でした。
5分間待って一口かじると、これなんてショウロンポウ?ってくらい肉汁が!
おいしいなんてものじゃない! ふっくらと柔らかいお肉とシャキシャキ熱の通ったタマネギ!
そして、カリカリの衣の絶妙なこと! こんなにおいしいメンチカツは初めてだ! また食べたいや。
コロッケも一緒に買いましたが、おいしいと感じたものの、
うちの方がおいしく作れる、と密やかな自信を感じました。
ウチのコロッケは油を使わないし、パセリが程よく入っているので味がしまっておいしいのです。
そんなこんなでぶらぶらしていたら、こんなお店も発見いたしました。
スペイン料理DOSCATOS(ドスカトス)! 二匹の猫って意味なんでしょうね。
お店の扉にも黒猫の飾りが付いており、とても好印象。
トリックトラップと同じ通りを先に進んだところにあり、見つけやすい。
とってもおいしそうな香りがしておりましたが、あいにくの雨で、散歩は終了。
抱えきれないほどの楽しみと一緒に電車の中で力尽きました;
推理小説とは関係ない記事で申し訳ないです;
あー、無理矢理繋げるとしたら・・・
いやあ、吉祥寺って本当にミステリですね。