バッティング。熱くなってるのは大人だけ。 | ベースボールバイブル
こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。


さて、


今日の1分間ビジョントレーニング。


今日は算数。


簡単な算数が難しくなる。


なぜでしょうか?


興味のある方は挑戦してみて下さい。





さて、


今日は面白い話をしますね。


何の話かって言うと
バッティングの話なんですが・・・


バッティングって奥が深いですよね。


答えなんてありません。


ですから、


ハマるとどんどん追求したくなります。


しかも、そういう興味って・・・


なぜだか分かりませんが、
野球をやめてから持ち始めます。


で、


野球をやめてしまったら、本気で打つ場面なんてないんですから知識だけ増えていきます。


おかげで、


バッティングが分かったような錯覚を持ち始めます。


どうです?


バッティングが分かった気になってる人・・・


いるでしょ?


でも、


現役選手はそういうわけにはいきません。


理論は大事かもしれませんが、
ボールを打たないといけないのです。


ボールを打つという事は
10回中7回は失敗するという事です。


それに、


1つの理論を表現するのも大変です。


身体に染み付いたものというのは
簡単には変えられないんですから。


動作を変えるというのは
本当に大変なことなのです。


ところがです。


大人はそんなことはお構いなし。


学んだ事をどんどん子供に伝えます。


それは良い!


素晴らしい!


目からウロコ!


手に入れればすぐに子供にやらせようとします。


言う方は気楽なもんです。


言うだけですから。


ただ、


打つ方はたまったものではありません。


打たないといけないんですから。


ところが、


このギャップに気づいてない大人の多いこと。


野球塾を見て下さい。


本当に子供が行きたいと思って行っているでしょうか?


ほとんどが違います。


大人が連れて行っているのです。


そこで学べば子供は打てるようになる!


って。


でも、子供はどうでしょう?


子供の目は輝いているでしょうか?


まあ、


中にはそういう子もいるかもしれませんね。


でも、


この選手はドンドン吸収しようとしてるな!


って感じさせてくれる選手を
僕はあまり見たことはありません。


ただ連れて来られてるだけ。


まあ要するに、


熱くなってるのは大人だけだったりするわけです。


だけど僕の野球塾は違います。


子供が自転車に乗って来るのです。


親に連れて来てもらいません。


自分の足で、
自分からすすんで来るのです。


来るのは義務ではありません。


自由なのです。


お金を払ってるから行かないと損する・・・


なんていう事は一切ありません。


無料なのです。


ですから、


来たい選手だけが来るんですね。


自分からすすんで来るわけです。


なぜそうするのか?


だって、


そうしないと成長なんて始まらないじゃないですか。


だからそうするわけです。


でね、


ここからが面白いんですが・・・


青山学院大学に敦賀気比出身の
吉田という選手がいます。


今年のドラフト候補選手です。


で、


彼のスイングは150キロ近いんですね。





まあ、


恐ろしいスイングをするんですよ。


でね、


彼が、なぜこのスイングを
手に入れられたと思います?


あっ、


もちろん彼の努力の賜物ですよ。


ただ、


彼のお父さんが良いんですよ。


彼は小さい時からお父さんにトスを
上げてもらって打っていたわけです。


でね、


そのトスを上げている間・・・


お父さんは一言もしゃべらなかったそうです。


何も言わず淡々とトスを上げ続けた。


さて、


自分自身を思い返してみて下さい。


子供にトスを上げる時、どうでしょう?


10球に1回ぐらい何か言ってません?


そういう大人が多いんですよ。


自分のアドバイスで良くしてやれる。


自分はバッティングを知っている。


子供の事も一番知っている。


そう思ってしまってるんですよね。


でも・・・


ほとんどが邪魔です。


ただ邪魔をしてるだけ。


吉田選手を見て下さい。


彼はお父さんに教えてもらってません。


自分の感性でスイングを作ってきたのです。


だからこそ、


彼のスイングにはリミッターがついていないのです。


お父さんは吉田のために
練習に付き合ってくれただけ。


それだけです。


それで振れるようになるわけです。


でね、


僕はこう考えているんですよ。


人間は誰もが140キロぐらいのスイングはできるポテンシャルを持っている。


ただ、


大人の一言が選手の中に入る。


これで1キロダウン。


また一言が入る。


また1キロダウン。


それが積み重なって・・・


多くの選手が120キロ前後になる。


要は、


必要のない一言一言が選手から可能性を奪っている。


そんな風に考えています。


まあ、


最終的に140キロで振れたらいいし、精度が高いバッティングが出来ればいいだけですから・・・


教え込んでそうなるなら、
そうすればいいんですけどね^^


ただ、


熱くなってるのは大人だけ。


なんて事はないですか?


気をつけて下さい。


まあ、参考まで。


では、また。



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