遅めの後日レポートとなってしまいましたが、
先月の3月21日(土)と22日(日)に、
名鉄百貨店にて、アート鑑賞レクチャーをさせて頂きました!!




しかも、自分でいうのもなんですが・・・


昨年秋よりも、
ワンランクUPした

内容とプレゼンテーション


で、お届け出来たと信じていますかおためいき



7名の現代日本人画家を中心に紹介した今回のレクチャー。
初の試みがいろいろとありました。


まずは、


「その場に展示されている本物の作品を前にして、その見どころを紹介する」


ということです。



通常のレクチャーでは絵画の画像をスクリーンに映して行うので、本物の良さやオーラはやはりどうしても伝えきれません。


でも今回は、そのつど正面の壁に掛った作品を掛け替えて頂き、紹介するメインの画家による本物の作品を目の前にしてレクチャーをすることが出来たので、私が話の中で解説した絵の特徴を、その場で具体的に見て感じとって頂けたかと思います。


また、途中途中で作品と入れ替えて頂く時間がなかなかに心地良く、「私たちのために、本物を用意してくれている!」という、特別感とわくわく感が生まれて、美術館でレクチャーをするのともまた違った、温かい雰囲気がありました。
(美術館だったら、絶対にその場で絵を掛け替えてなんてくれませんから・・・)



もうひとつの“初試み”は、「見比べ方」です。


さまざまな作品との「見比べ」を、いつも以上に多方面から行いました。


メインの画家や作品を紹介する場合、その画家だけ、作品1点だけを観賞していては、その見どころと魅力に深みが生まれません。


その画家や作品を引き立てる、別の画家や作品との「見比べ」、が不可欠です。


この「見比べ」を重視することこそ、私のアート鑑賞レクチャーの最大特徴!



そして今回は7名の現代日本画家を紹介したので、非常にさまざまなパターンの「見比べ」をすることが出来ました。


具体的には・・・


・ひとりの現代日本人画家に通じる、西洋画家との見比べ



・全7名の現代日本人画家どうしの見比べ


などです。


まずは、西洋絵画と見比べてその画家が持つ西洋的センスを知り、そして、その画家が日本画壇ではどういう独自性を生みだしていったのか、日本画家どうしで見比べることで知る・・・という感じです。


こうやっていってしまうと簡単なのですが、なにせ7名の画家を紹介したので、“見比べパターンの可能性”が多すぎて、なかなかのチャレンジでしたあせ


「あの画家とも見比べたいし、この観点から見比べても面白そう!」と次々出てきてしまいましたが、そこはいろいろご紹介したい願望をグッ!と抑えて、各画家の主要な特徴が分かり易く伝わりつつ、次の画家の特徴に移る流れが自然になる見比べに収めることが出来ました。



そして何よりも今回の名鉄百貨店レクチャーで得た一番の収穫は・・・


日本絵画への興味が俄然高まったことです!


日本絵画って、西洋絵画に負けず劣らず、面白い!

いやむしろ、

日本画って、西洋絵画より、ちと深いかも恥ずかしい!?



…ということで、これからは、通常のアート鑑賞レクチャーでも、日本絵画をメインでご紹介する機会が増えそうですゆアゲアゲ


しかも通常のアート鑑賞レクチャーでは、「いろいろとご紹介したい願望」を抑えることなく、より自由に、より多方面にわたってナビゲートするつもりです!


また開催の際には告知させて頂きますので、どうぞこれからも、YOUKI館長のアート鑑賞レクチャーをどうぞ宜しくお願い致します♥akn♥


↑名鉄電車の中づり広告にも、名前が載っちゃいました!



↑中日新聞の広告にも、名前が載っちゃいました!