コンピュータ将棋の進歩5がやっと手に入ったので、とりあえずざっと第1章と第2章と付録を読んでみた。面白いネタが結構転がってるので、時間ができたらその類の謎電的手法をここで書こうと思う。


進歩5を読んで感じたのは、結構同じようなことを皆考えてるんだなあ、ということだ。但し、微妙に実装が違うようで、更に一歩踏み込んでアイデアを練ったか、より突っ込んでbetterな方法を探ったか、も問われるような気はする。そういう意味も含めて、このブログの中で自分の持ちネタを先に書いててよかったなと思った。進歩5が出てから書いてたら、パクったんじゃねえかと疑われそうなアイデアがいくつかあったのには冷や汗が出た(笑)


ところで、この進歩5は1年以上前から執筆が開始されているか、原稿依頼があったのではないかという感じがする。例えば付録で、なぜ第15回ではなく第14回選手権の棋譜分析なのか微妙に疑問に思ったからだ。その勘が正しければ、そろそろ進歩6の製作が開始しても不思議ではない。恐らく出版は再来年になると思われるが、それまでには持時間の短い将棋であっても、専門棋士にせめて1勝しておいて欲しいと思うところである。