さて、『内痔核(いぼ痔)』の初期が『痛くない大出血』を特徴とするのに対し。
『裂肛(切れ痔)』は大抵『痛いけど大して血は出ない』のが特徴です。
理由は、切れるところが、『肛門縁より少し奥だけど歯状線よりも外側(下)』だからです。
この部分は、表面が皮膚なので痛覚がありますから、キズがつくと痛い…けど、静脈叢がないところなので、キズついても擦り傷程度の出血しかしないんです。
そう、要するに『裂肛(切れ痔)』とは、便が肛門に対して硬すぎる、または軟らかすぎるために、肛門が傷ついた状態なのです。
『傷』とは言っても、通常はそれこそ擦り傷程度から始まります。
ですから、便が硬かったり、下痢をしたときに肛門がヒリヒリ痛くなるあれがまさに『急性裂肛』なんですね
擦り傷程度ですから、その時は痛くてもすぐに忘れてしまい、大抵次の日には治ってしまっている。ところが、次にまた悪い便をすると、同じところが切れます(そこがその人にとって一番負担がかかりやすいんでしょうね)。
始めは『擦り傷程度』であったとしても。そうやって何度も何度も同じところが切れればキズも深くなるし治るまでに時間がかかるようになる。
そうこうしているうちに、治りきらないのにまたおしりに悪い便をしてしまうと、キズが慢性化し、治るヒマがないこの状態を『慢性裂肛』と言うのです。
そうなのよちびにゃん
『急性裂肛』は擦り傷レベルなんだから、そんなのはたいした問題じゃないの。キズの原因である排便さえ良くなれば自然に治るはず。手術なんかになるはずはない(擦り傷は手術できませんしね)
だけど。排便が良くならなければ、おしりは治るヒマがなくて『慢性裂肛』に。その状態が更に進み、ついに『治らない切れ痔』にまて育ててしまうと手術しなきゃいけなくなってしまうのです。
…って、脅かしてしまいましたかスミマセンm(__)m
実際問題、切れ痔が手術をしなくてはいけないほどに進むのは5%程度と言われていますつまり、95%は治る痔である、とも言えるわけで
まぁ、やっぱりキーワードは、『育てない』なんですね
『裂肛(切れ痔)』は大抵『痛いけど大して血は出ない』のが特徴です。
理由は、切れるところが、『肛門縁より少し奥だけど歯状線よりも外側(下)』だからです。
この部分は、表面が皮膚なので痛覚がありますから、キズがつくと痛い…けど、静脈叢がないところなので、キズついても擦り傷程度の出血しかしないんです。
そう、要するに『裂肛(切れ痔)』とは、便が肛門に対して硬すぎる、または軟らかすぎるために、肛門が傷ついた状態なのです。
『傷』とは言っても、通常はそれこそ擦り傷程度から始まります。
ですから、便が硬かったり、下痢をしたときに肛門がヒリヒリ痛くなるあれがまさに『急性裂肛』なんですね
擦り傷程度ですから、その時は痛くてもすぐに忘れてしまい、大抵次の日には治ってしまっている。ところが、次にまた悪い便をすると、同じところが切れます(そこがその人にとって一番負担がかかりやすいんでしょうね)。
始めは『擦り傷程度』であったとしても。そうやって何度も何度も同じところが切れればキズも深くなるし治るまでに時間がかかるようになる。
そうこうしているうちに、治りきらないのにまたおしりに悪い便をしてしまうと、キズが慢性化し、治るヒマがないこの状態を『慢性裂肛』と言うのです。
そうなのよちびにゃん
『急性裂肛』は擦り傷レベルなんだから、そんなのはたいした問題じゃないの。キズの原因である排便さえ良くなれば自然に治るはず。手術なんかになるはずはない(擦り傷は手術できませんしね)
だけど。排便が良くならなければ、おしりは治るヒマがなくて『慢性裂肛』に。その状態が更に進み、ついに『治らない切れ痔』にまて育ててしまうと手術しなきゃいけなくなってしまうのです。
…って、脅かしてしまいましたかスミマセンm(__)m
実際問題、切れ痔が手術をしなくてはいけないほどに進むのは5%程度と言われていますつまり、95%は治る痔である、とも言えるわけで
まぁ、やっぱりキーワードは、『育てない』なんですね