急におしりに違和感があり、触ってみるとコリコリした硬い腫れがあり、触ると痛い
うわっ、マズい(>.<)ひょっとして、これってイボ痔?
…となった時。
よくあるのは、周りを見て、経験者っぽい人に相談するパターンですね
『…お母さんお母さん、私、イボ痔になっちゃったんだけど、どうしたらいい?(*ToT)』
さて、ここで。
なまじ、このお母さんが、脱出するタイプの内痔核を持っていたら
なんと、
『ああ、イボ痔はね、肛門の中に押し込んでおけばラクなのよ
』
と教えることがあるんです
でも、【8】でお話した通り。外痔核は肛門縁付近が腫れるのであって、肛門の奥から出っ張ってくる内痔核とは違います
なのに、
『あ、押し込んでおけばいいんだ
』と頑張って押し込もうとすると
コロコロした血栓は、一瞬肛門の中に入っていくように感じることはありますが、元々が肛門縁にあるものですから、すぐに元に戻ってしまう。
それでも無理に押し込み続けると、外痔核自体が炎症を起こしてもっと腫れ上がり、痛みもひどくなります。
元々は大して痛くなかったのに、真っ赤に腫れ上がって病院
に駆け込んでくる羽目になってしまうのです。
でも、外痔核は、所詮は『肛門の縁』、つまり外から見える、触れるところの病気です
ということは、治療も肛門の中をいじらなくていい( '∇^*)^☆表面的な治療ですんでしまうんですね
血栓性外痔核は、要は血の流れが悪くて血の固まりができただけですから、血流が良くなる環境を作ってやればいい
横になる時間を増やし、お風呂にゆっくり入ってよく温まる
肛門の薬を使い、痛ければ痛み止めを飲む。そうしていれば痛みは一週間前後で、血栓は一、二ヶ月で大抵は溶けてなくなってしまいます
炎症がひどければ、痛みや腫れがひくまでに時間がかかります。また、様子を見ていても血栓が完全には溶けない場合もありますが、そういう時は
表面にちょっと局所麻酔をして、中の血栓を取り除いてやればいい。もちろん入院なんか必要なし
つまり、血栓性外痔核は、『痛いけど、入院しないで治せるもの
』なのです
ところが、内痔核となるとそうはいかない…というのが次回の話になります。

うわっ、マズい(>.<)ひょっとして、これってイボ痔?
…となった時。
よくあるのは、周りを見て、経験者っぽい人に相談するパターンですね

『…お母さんお母さん、私、イボ痔になっちゃったんだけど、どうしたらいい?(*ToT)』
さて、ここで。
なまじ、このお母さんが、脱出するタイプの内痔核を持っていたら

『ああ、イボ痔はね、肛門の中に押し込んでおけばラクなのよ

と教えることがあるんです

でも、【8】でお話した通り。外痔核は肛門縁付近が腫れるのであって、肛門の奥から出っ張ってくる内痔核とは違います

なのに、
『あ、押し込んでおけばいいんだ


コロコロした血栓は、一瞬肛門の中に入っていくように感じることはありますが、元々が肛門縁にあるものですから、すぐに元に戻ってしまう。
それでも無理に押し込み続けると、外痔核自体が炎症を起こしてもっと腫れ上がり、痛みもひどくなります。
元々は大して痛くなかったのに、真っ赤に腫れ上がって病院

でも、外痔核は、所詮は『肛門の縁』、つまり外から見える、触れるところの病気です


血栓性外痔核は、要は血の流れが悪くて血の固まりができただけですから、血流が良くなる環境を作ってやればいい



炎症がひどければ、痛みや腫れがひくまでに時間がかかります。また、様子を見ていても血栓が完全には溶けない場合もありますが、そういう時は


つまり、血栓性外痔核は、『痛いけど、入院しないで治せるもの


ところが、内痔核となるとそうはいかない…というのが次回の話になります。