手で触って、肛門のところに出っ張りがあり、でも内痔核ではないものとなると!?

まず簡単に思い付くのが『外痔核』ですニコニコ
肛門縁付近にある、下痔静脈叢に血液がたくさん入って膨れた状態を『外痔核』と呼ぶという話までは【4】でいきましたねひらめき電球
肛門縁とはつまり、外から見た肛門の辺り。その、皮膚の下にある血管の集まっているところに、血液がたくさん入って膨れているので、手でさわるとそこが腫れて出っ張っているように感じるのです爆弾

内痔核の脱出との大きな違いはベル
1内痔核の表面が『直腸粘膜』であるのに対し、外痔核は表面が『皮膚』であることあせる(つまり、単純に『見た目』が違うショック!)
2内痔核は肛門の奥から垂れ下がる形であるから押すと中に戻っていくのに対し、外痔核は『そこにあるもの』だから、押しても中に入らないこと汗
3外痔核は表面が『皮膚』で痛覚があるため、急に腫れるようなことがあると痛みを感じることしょぼん
※ただし、ゆっくり大きくなる場合はやはり痛みを感じないことも多いですDASH!

急に腫れる外痔核の代表が『血栓性外痔核(けっせんせいがいじかく)』です。
便秘や下痢、立ちっぱなしや座りっぱなし、冷え、重いものを持つ、飲酒などをきっかけに、急激に肛門縁付近の血液の流れが悪くなりショック!流れなくなった血液がその血管の中で固まって『血栓』となってしまった状態です。

なんかおしりが痛いな~と思って触ってみると、コリコリした固い腫れがあって、痛みの原因はどうやらそこらしいショック!
これは、そりゃ誰だって驚きますよ!(゜□゜;) どうしよう、何が起こったんだろうと非常に悩んで当たり前です。

実はよくある、決して珍しくはない病気なんですけどねガーン

この話、まだまだ続きます走る人