内痔核は、歯状線よりも外側=下へ落ちてくると、自分でも『何かある感覚』がしてきます。それはつまり、歯状線よりも下というのは、表面が『皮膚』だからです
お尻の皮膚は、肛門縁から奥、歯状線までつながっている、という話はしましたね
皮膚だから痛覚や触覚などの知覚があるので、そこに内痔核が触れると『何かある』『挟まっている』感じが自覚されるのです。
しかし、歯状線よりも奥(上)は直腸、つまり内臓です。ですから、粘膜表面には触覚や痛覚などの皮膚のような知覚はありません。
つまり、内痔核はかなり大きくなったとしても、歯状線より下にはみ出してこないと、それを『知覚』することはできないのです
ですから、自分が『内痔核がある』と分かった時点では、すでにその内痔核は『第Ⅱ度』以上である、ということなのです
では、『第Ⅰ度』の時点で内痔核に気付かれるとしたら
それはどんな症状なのかというと。
内痔核は、上痔静脈叢に血液がたくさん入って膨らんでいる、いわば血液によって膨らまされた風船のようなものです。ですから、表面にキズがついたり、血液が急激にたくさん入って風船が破れたりすると
ちょうど風船から絞り出すようにポタポタと、ひどい時はシャーッと走るような大出血をする。 のに、『痛くない
』=痛覚がないから
なんですね
つまり、『痔がある感じはしないし、痛くもないのに、(便器が赤くなるなどの)びっくりするくらいの出血をする』というのが、第Ⅰ度の内痔核が気付かれる時の症状なのです

お尻の皮膚は、肛門縁から奥、歯状線までつながっている、という話はしましたね

しかし、歯状線よりも奥(上)は直腸、つまり内臓です。ですから、粘膜表面には触覚や痛覚などの皮膚のような知覚はありません。
つまり、内痔核はかなり大きくなったとしても、歯状線より下にはみ出してこないと、それを『知覚』することはできないのです

ですから、自分が『内痔核がある』と分かった時点では、すでにその内痔核は『第Ⅱ度』以上である、ということなのです

では、『第Ⅰ度』の時点で内痔核に気付かれるとしたら

内痔核は、上痔静脈叢に血液がたくさん入って膨らんでいる、いわば血液によって膨らまされた風船のようなものです。ですから、表面にキズがついたり、血液が急激にたくさん入って風船が破れたりすると

ちょうど風船から絞り出すようにポタポタと、ひどい時はシャーッと走るような大出血をする。 のに、『痛くない



つまり、『痔がある感じはしないし、痛くもないのに、(便器が赤くなるなどの)びっくりするくらいの出血をする』というのが、第Ⅰ度の内痔核が気付かれる時の症状なのです
