日本語には、おしりが悪い『痔』の状態を表す言葉が沢山あります台風

いぼ痔、訛るとえぼ痔ガーン出っぱるから出痔。桜桃さくらんぼ痔、苺痔、牡丹痔、翻花痔チューリップ赤
このあたりは見た目目から来ていますねニコニコ脱出する痔核=脱肛またはそれに類する状態を表しています。

切れ痔、裂け痔ガーン。どちらも裂肛という、肛門にキズ雷がついた状態ですねしょぼん

痔瘻は別名あな痔爆弾と言って、肛門の周りに膿の出る孔(アナ)が出来ている状態ショック!。長く放置したり、痔瘻の種類によって、肛門の周りに膿の出る孔が何個も出来て、ちょうどレンコンみたいになってくると『ハス痔』と呼んだりするそうですショック!

この他、牡痔、牝痔、酒痔お酒、食痔おにぎり、色痔ドキドキ、かゆみ痔、シビ、ガッチャキ…
まぁ、いろんな事でおしりって悪くなるんだなぁとにひひ

さて、これだけの言葉があるってことはつまり、日本人はそれだけ痔に苦しんでいたということでもありますしょぼん
で、和式トイレの形のためなのか、痔は日本人に多いと思ってる方って多いんですけど。そんなことは全然ありません。
エジプトのパピルスには『痔の治療をしている男』という絵があります。かのイタリアのポンペイ遺跡からは、肛門の診察・治療に使われたと考えられている器具が出ているそうです。
インドのアーユルヴェーダ医学には、今に続く素晴らしい痔瘻治療法がありますし、中国の古い漢方本本には痔の治療法がしっかり記載されており。
シェイクスピアには痔に悩む人物が描かれているとか。フランスには、痔瘻に悩んでいた王様が、歯を全部抜かれたという記録があったりするそうなショック!

とにかく痔は、古今東西老若男女、世界中でヒトは痔と戦ってきたというか共存してきたというか砂時計…というものなのですねニコニコ