『レクトシール』は、直腸と膣の間な壁が弱くて、便を出そうと息むと、その壁がたわんで便がはまりこんでつかえてしまい、出しにくくなる状態ショック!という話までしましたが。
実はこの『壁の弱さ』そのものは、女性の多く(過半数)にみられる状態で、子供でも報告があるくらいですひらめき電球

ただ、この『壁の弱さ』が問題になるのは
1便が固いときショック!
2肛門が開きにくいときショック!
なのです。
便が固いから、壁を強く推す形になるため、そのたわんだ壁のところに便がひっかかる。
つまり、レクトシールがあっても、便が軟らかい人はそれに気付かないんですねグッド!
また、肛門が大きく開けば多少ひっかかっても出せる訳で、これも便秘症状が現れにくい訳ですニコニコ

ですから、『レクトシール』の治療の第一は、『いかに便を軟らかくするか』にかかってきます。
前からお話している自分の『努力』で排便がうまくいけばそれがベストです。でも、そもそもそれが難しくて息む、息むから壁が押される、押されるから壁が余計にたわみやすくたる…という悪循環を繰り返している訳でしょぼん

そうすると、治療には多くの場合『軟便剤(緩下剤)キラキラ』が使われることになります。
一番よく処方されるのは『酸化マグネシウム』という薬で、便の中の水分を保つ作用があります。
腸を刺激する『下剤』と違い、腸を無理矢理動かすわけではないから腹痛が起こりにくく、習慣性もありませんラブラブ