今年最後のジュニアレッスンは、小6生徒くん。
内気で穏やか、インドア派であまり口数は多くない子。
でも、真面目さ粘り強さはピカイチの子。
レッスンが終わり、
「はい、今年はこれで終わりだね。次はまた来年だね」と私が声をかけると、
彼がちょっと照れながら、自分から
「今年もありがとう、ございました。来年も、お願いします」
と、言ってくれました。
いろいろあったこの一年を労ってもらえたような気持ちがして、感激…さすが、6年生!!
お迎えのお母さんにもお話しし、お礼をお伝えしました。
何が嬉しかったかと言うと、
小学生でちゃんと年末のご挨拶、というかそこに気づける子はそんなに多くは無い(子ども達はその日一日を精一杯生きているので、振り返ったり先を考えたり…は苦手ですもんね)のに、年末のご挨拶に気づけたこと、
そしてそのことを、彼が照れながらもちゃんと私へ伝えてくれたこと。
どんな形でも良いから、挨拶や感謝の言葉を周りへ、一言でも良いから伝えられることは、
その子の人生を豊かに生きていくために、ぜひ身につけて欲しい習慣です。
ピアノだけ上手くなる、ではなくて
毎週のお稽古を通して、節目節目の礼儀を身につけ、
周りへの感謝の気持ちを持てる子ども達を今年も育てていきたい、と年末に気持ちを新たにしました。
教室でのお約束でもある
こんにちは
お願いします
ありがとうございました
さようなら
おうちの方への感謝
この5つはもちろん、
発表会やイベント、節目も意識し
今年も、しつこく…?^^声かけしていこうと思います。