レッスン日記(24)客観的に捉える | 広島・安芸高田 なないろピアノスタジオ

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昨日のジュニアレッスンにて。


中学生男子の生徒さん、
ピアノの演奏をする上でとても大切な事のひとつ、
弾く時の姿勢、手のフォームを今一度見直そう、という事に。


椅子の高さやピアノとの距離、足台がいる、いらない…など、
まさに成長期真っ最中の彼らは、常に見直す必要があって。
玄関に脱いでるくつがあんまりにも大きくなっていて、ビックリ!!ってこともしょっちゅう(^-^;)



椅子の高さは良かったのだけれど、
手のフォームになかなか苦心している彼。
そこがもっと意識できるようになれば、きっと演奏も変わってくるのでは・・・


そういう時は、とにかく撮影。
自分の演奏している姿を客観的に見る事で、意識の仕方がグンと違ってきます。


iPhoneで、まず真横から彼の弾いてる手元をパチリ。
$♪LaLa-BLOG♪-__.JPG

続いて交代。私の手元を生徒さんに撮ってもらいます。
$♪LaLa-BLOG♪-__.JPG
カメラロールで一緒に見ながら、比べてもらいます。
彼の手首が、かなり下がってる事がわかります。
同時に、私の手首が上がり、指先はかなり内側に丸まるような形になってることに気づいてくれました。


そこで、別アプリで写真に書き込みをしながら説明していきます。
iPhone、ほんとレッスンでも手放せない、相棒~~
$♪LaLa-BLOG♪-__.JPG
手首が下がっていると、並線部分の指が伸び、矢印の方向に力が抜けてしまい指先に力が伝わらない・・・



$♪LaLa-BLOG♪-__.JPG
手首を上げ、並線部分を下げず手を丸めて高さを作ると、矢印の方向に力が伝わり、もっと指先で表現しやすくなる!


一目瞭然、だったようで、その後自分でもフォームをずっと意識しながらレッスンに取り組んでいました。





普段、時間に追われ練習していと、早く弾けるようならなくっちゃ!・・・と、
音符や指使いなど、目先の事に注意が行ってしまいがち。


でも、ふとこうやって自分の姿を見てみると・・・
いつの間にか、肩が上がっていたり姿勢が悪くなっていたり、変に力んでしまっていたり。
それが、自分の成長を妨げているのかも。
・・・ん?これ、別の事でもそうかも。



客観的に捉える、って大切だな・・・と改めて気付けた、
昨日のレッスンでした。


これから、彼の音がどんなふうに変わっていくかな。
とても、楽しみです。