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2017-11-22 21:22:14

経過観察は続くよ

テーマ:こぶとり爺さん

昨日21日は先週撮影したMRIの診断結果がでる日。約束の朝10時すこし前に病院に到着して受付を済ませる。が、当然ながらその10時に名前を呼ばれることはなく、こちらもそんなことはとっくに承知なので、持ってきた外山滋比古の『日本の英語、英文学』をどんどん読み進める。

 

途中ロビーから診察待合室に呼び込まれるが、そこから私より若い番号のうち、朝方の採血検査結果が出た人たちに次々と追い抜かれていく。 (^^; 本もあと2本のエッセイを残すぐらいになってようやく私の番になる。

 

画像では、悪性のものなら黒く写るところが全体に明るいので、これだけなら心配はなさそうとのこと(前立腺の肥大はあり、依然としてそのための薬の服用は必要)。いっぽう、血液・尿検査の数値はボーダーラインの中央に今一歩という状況らしく、引き続き要経過観察となる。次回は(もうひとつのこぶ取り関連の検査と併せて)来年の2月という次第となった。薬局を出たら12時を過ぎていた。

 

まあ、もう少しのあいだは本が読めそうではあり、そこが肝心なところでもある。あ、でも、英語の勉強もしないとな……フランス語はシャンソンを聴けばいいことにしてと……そうそう、ラテン語はどうすりゃいいんだ! 

◆ 「トム・ピリビ計画」只今進行中

◆ 王子さまも私も憂い顔

お仕事はつらいよ

 

 

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2017-11-21 18:25:14

『心理戦争』はどこへ行った?

テーマ:業界遠眼鏡

ポール・ラインバーガーの『心理戦争』がアマゾン上で「この本は現在お取り扱いできません」モードに移行した。長く絶版になっており、少し前にこの本について触れたときには、6万円を超える古書価格がついていた代物である。してみると、6万円という高額にもかかわらず、購入した御仁がいたということだろうか。

 

6万円といえば、同じ古書でも、岩波新書や岩波ジュニア新書を600冊近く買える金額だ。とても正気の沙汰とは思えない。まあ、ジュニア新書を600冊買うのも正気の沙汰ではないかもしれないが、ものごとを広くそこそこ知ることができるという意味ではより健全な投資ではないかという印象は持っている。 (^^;

 

もちろん、『心理戦争』は専門書である。その分野では古典と目されているらしく、みすず書房刊行の訳書が一般書店から姿を消して久しいものがあり、稀書の部類に入るのだろう。私ごときが古本まつりの歩道店舗をひやかしてまわるだけで見つけられるわけもないのだ

 

だから、その筋の専門家が、高額ながら本の重要性に鑑み、研究費か経費扱いで購入したに違いない……なあんてことはまずないだろー! (^^;

 

およそ『心理戦争』が扱うテーマに関心を寄せる人々なら、自身の書庫か、彼らが利用可能なライブラリーには、とっくの昔にその『心理戦争』が置かれているはずだ。あいにくと本がなく、それでもぜひ必要となれば、英語版のペーパーバックが二千円未満でアマゾンから購入できるのだ!

 

そもそも、今日アマゾンで『心理戦争』を検索するのは、その筋の専門家の類ではなく、大半が畑違いのSFマニアだろうと思われ、そんな彼らが興味本位で6万円をこの1冊に投じるとは考えにくい。

 

ひねくれ者の私の妄想はさらに続く。 (^^;

 

本書に強気の値付けをした古書店主は、これがすぐに売れるという幻想など抱いてはいない。果報は寝て待てだ。頻繁ではないが、完全に途絶えることもないアマゾンの古書情報へのアクセスが、本書への関心がそれなりにあることを示している。

 

ある日、主は久しぶりにアクセス数がいつもより若干上がったことを知る(どこぞのブログのリンク経由なのかも)。そのアクセスはしばらくは続くものの、いっこう買い上げには至らない。みな高値と二の足を踏んでいるのだろう。だが、古書を舐めるんじゃない! 希少性を考えればこの価格は当然なのだ。そこで、主は出品を一時的にひっこめる。だれかがその高額で購入したと思われれば上等。その後もポツポツとアクセスが続くようなら、半年とか1年とかそれなりのインターバルを置いてから新規に入荷した品として再度出品すればいいのだ。7万にしてもいいし、本の状態を理由に4、5万あたりに少し引き下げてもいいかも……なあんてね。 (^^;

 

 

ちなみに、私のキンドルには、英語版の Psychological Warfare が眠っている。600円ほどで購入したものだが、今は500円台になっているのが少し悔しい。 

 

それでいてなぜ訳書を探すのかって? そりゃ、日本語のほうがずっと楽だからだ。 (^^; 1000円ぐらいまでなら……いやいや、そんな軟弱なことではいかん! お前が『心理戦争』を読みたいという熱意はその程度のものなのか、と小一時間は自分自身を問いつめてやりたい!

 

ちなみに、国連に未加入当時の中華人民共和国が、当時のソビエト連邦との国境付近において、地球外から飛来したと思われる未知の存在と交戦中らしい……という設定で展開する、小松左京の『見知らぬ明日』(最初の角川文庫版に解説原稿を寄せたのは武者小路公秀だった)を面白いと思う程度にしか国際政治に興味を持たない私が、この『心理戦争』に関心を寄せるのはなぜか? 

* 以下はKindle版へのリンク

 

それは、著者のポール・マイロン・アンソニー・ラインバーガーが、ジョンズ・ホプキンズ大学の中国ならびに東アジア問題の専門家であったからではなく……

 

 

 

 

 

【ハイハイ、皆さんもうとっくにご存じですね (^^;】

 

 

 

 

 

……彼が特異なSF作品を残したコードウェイナー・スミスその人であったということによることが大きい。だが、SFに興味はないが、そのラインバーガーとやらは少し気になるな、という向きには、岩波新書の『象徴天皇制への道』をおすすめしておく。

グルー駐日大使の周辺にこのラインバーガーが残した足跡の一部をたどることができるかもしれない。

◆ ラインバーガー文書(Linebarger papers)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2017-11-19 19:09:40

dead heat

テーマ:辞書・レファランス

わずかながらの知識としては知っているが、実例にはなかなかお目にかかれないという英語表現が、私にはごまんとある。英語に接する量が圧倒的に少ないのだからあったり前なわけだが、それでも、思わぬところで rain cats and dogs のような例に出くわしたりすると、なにか大発見でもしたように嬉しくなってしまう。最近久しぶりに再会した dead heat もそのひとつである。


歯科診療でお世話になっているY先生がお好きな海外ドラマのひとつということで、「CSI:科学捜査班」のシーズン1を(アマゾンの primeビデオで見つけて)観始めたところ、最初のエピソードにこの dead heat が現れたのだ! 状況としては、同じ班に属して犯罪解決件数100件を目指して競い合うニックとウォリックの若手ふたりが、ある日同時に99件目に達し、ボードにその旨を記した場面だ。

 

そのときのウォリックのせりふが、"Ninety-nine. You and me. Dead heat." だった。字幕では「これで99件 お前も俺も同じ いい勝負だ」と処理されていた。dead heat のそもそもの意味は「同着」であって、わずかでも差がありうる「接戦」とは異なる。だから、この「タイスコア」の場面に dead heat が用いられているのを観てなるほどと思ったものだ。ちなみに「接戦」なら close race (game) などという。なあんて偉そうに書いているけれど、私たちのような古い世代にとってこれは(たぶん)超有名な話だ。

 

その昔小学館が『プログレッシブ英和中辞典』をもって英和中辞典マーケットに後発組として参入した際、三省堂や研究社などの老舗辞書との差別化をはかるために、他社にはない新しい語義や語法情報が豊富という点をアピールした。そして、既存辞書の多くは dead heat のことを「接戦」として済ませているが、プログレッシブはその点正確に「同着」の語義を当てている、という趣旨の常盤新平のコメントが繰り返しこの辞書の宣伝資料に掲載されたものだ。一見重箱の隅つつきっぽい話に聞こえるかもしれないが、ひとたび競馬などの競技ともなれば「同着」と「接戦」とでは大違いだ。「dead heat=接戦」という思いこみが蔓延していた時代に、このプログレッシブの他社辞書との違いのアピールには「鼻の差」以上のインパクトが感じられたものだ。

 

もちろん、こうした情報はすぐに共有され、他の英和辞典も右へならえしてしまうから、今となってはどうということもない話だけれど、海外ドラマでその dead heat に久しぶりに再会して、辞書のありがたみを再認識した私であった。 (^0^)

 

 

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2017-11-16 20:29:01

「陸王」ラストのネタばれ

テーマ:TV(日本)

 

ピエール瀧が、今日のTBSラジオ「たまむすび」のオープニングで、池井戸潤原作のTVドラマ「陸王」ラストのネタばれを話していた。

陸王 陸王
 
Amazon

 

ドラマは、足袋づくりの老舗こはぜ屋がマラソン用シューズづくりに参入して会社経営の建て直しを目指す物語だが、そのこはぜ屋の前に立ちはだかるのが、米国の巨大スポーツ用品メーカーのアトランティス社。ピエール瀧は、その日本支社営業部長の小原賢治として出演している。小原は利益至上主義の権化で、サポート中のマラソン選手もコンディション次第では躊躇なく支援を打ち切り切り捨てる。役所広司が演じるこはぜ屋四代目社長の宮沢紘一が善玉なら、小原は絵に描いたような悪玉格だ。

 

そのピエール瀧によると、ラストは小原がマラソン大会で優勝するという結末となるのだそうだ。現段階で最終回の台本は見てないそうだから著しく信憑性に欠ける話だが、まあ、話半分にうかがっておきましょうか。 (^^;

 

 

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2017-11-14 19:39:50

ジュニア新書 落穂拾い

テーマ:児童文学/YA

今日は歯科診療の日。上下の歯列全体の型どりを行う。いろいろと足止めを食ってしまったが、ここから先はすんなり運んでほしいものだ。

 

それが終われば神保町! 途中の古書店で田坂憲二の『文学全集の黄金時代 河出書房の1960年代』(和泉書院)と柳瀬尚紀編の『辞書 日本の名随筆 別巻74』(作品社)を拾って(どちらも300円)から交差点までくると雨が降り出した。

 

 

持ってきたはずの傘が見あたらず、濡れるにまかせて急ぎ足で明倫館にたどり着くと、既にワゴンはビニールで覆われてしまっていた。しかたがないので、同じ並びにある澤口書店の二階をチェック! もう岩波ジュニア新書に収穫はないと思っていたら、4冊の絶版・品切れ本に恵まれる。ざっと眺めただけだけれど、以下に簡単に紹介しておく。

 

 

098 『キャンプ・合宿・ハイキング 自然教室のしおり』 小林泰彦

 

1985年刊行のもので、初心者向けの野外生活簡易指南書である。ページをめくれば『ツバメ号とアマゾン号』の世界が開けてくる。もやい結びはやはり大事なのだ! そうそう、火起こし用に虫眼鏡(凸レンズ)はやはり買っておこう。ちなみに、応急手当の項によると「ねんざとちがって、関節がくいちがってしまったのが脱臼で、これは冷湿布をした上で、なるべく早く医者に見せよう。素人がもとへもどそうとするのは危険だ」そうだ。ああ、危険なことをやっちまったぜぃ!

 

 

101 『数学はともだち』 柴岡泰光

 

組み合わせから順列・確率への道筋を示す”中学数学”ガイドブック。1985年大相撲春場所の星取表に、前頭三枚目の小錦とか大関若島津の名前があるのがいかにも懐かしい!

 

 

114 『オスとメス 求愛と生殖行動』 小原嘉明

 

さまざまな動物の生殖行動を紹介しながら、「オスとメスの利己的な相互利用関係」という性の見方をジュニア読者に提示したもの。末尾の「むすびにかえて」で著者が若い女性に向けた生真面目なメッセージが現在どう受け止められるものか知りたいところだが、あ、この本絶版なんだよなぁ。 (^^;

 

 

434 『物理のトビラをたたこう』 阿部龍蔵

 

中学生や高校生に物理の本質を理解してもらいたいという願いが込められた「身辺からの物理入門」の試み。さすがに、なりたての中学生には難しいかもだが、高校生向け読み物としてならオッケーだろう。金太郎飴のように同工異曲の科学解説書を読み過ぎた向きには、ちょっと目先の変わった切り口が新鮮に感じられるかも。

 

以上は現在絶版・品切れの品。

 

 

444 『調べてみよう エネルギーのいま・未来』 槌屋治紀

 

2003年初版で今も現役の本。諸数値はそろそろアップデートしてほしいところだが……【このネタまだ生きだろうか?⇒】濡れた手を乾かすのに、①ハンカチ、②ハンドドライヤー、③ペーパータオルのどれが一番消費エネルギーが少ないか? 条件設定はあるが、正解はハンカチ。一番エネルギーを消費するのがペーパータオルだ。納得できなければこの本を開こう!

 

いやあ、1冊100円のジュニア新書はなかなか読みでがありそうだなぁ。 (^^;

 

 

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2017-11-09 18:43:08

吉野家の保冷バッグ

テーマ:食べ物

9日午前中は2時間に渡って洋書談義。ル・グインのゲド戦記が最初にバンタム版のペーパーバックで登場したときの表紙だとか、カニグズバーグの『クローディアの秘密』と『魔女ジェニファとわたし』がパッフィン・ブックスからリリースされて丸善の日本橋店の洋書コーナーに平積みされていたときの話に興じる日が来るとは夢にも思わなかった。 (^^;

 

 

 

 

吉野家の地域限定スタンプカードに7つスタンプが押されたので、オリジナル茶碗、湯呑、保冷バッグ、マグカップ、牛丼並盛1杯のいずれかと交換可能となった。私が選んだのは保冷バッグ。これは持ち帰り用の弁当を二つまで収容可能というふれこみだが、文庫本なども入る外出用の小物入れに使えそう。スタンプカードのイラストではバッグ横中央に「吉野家」の三文字が縦書きされていてダサく見えたけれど、現物は YOSHINOYA とアルファベットで横書きとなっていて悪くはなさそう。なお、このバッグはオンワード商事が手がけたものらしく、そういえば、ジュンク堂のノベルティ商品のバッグもオンワードだったのではないか! セールスプロモーション事業として確立したビジネスになっているようだ。 

 

スタンプカード3枚(=スタンプ21個)でオリジナル丼と交換できるというけれど、それよりは、この保冷バッグをもうひとつ欲しいかな。 (^^;

 

  

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2017-11-07 21:20:56

篠原涼子@吉野家

テーマ:食べ物

今日7日は朝方某所を下検分してから、新宿に出てカチャカチャカチャ。

 

午後1時近くになったのでランチタイムにする。今日の3時以降は飲食不可なのだ。

 

近くのオフィスビル地下のにある吉野家に入り、カウンター席の角に座って、豚鮭定食プラス納豆を注文していると、右斜め方向の座席で牛丼(たぶん並)を食べているアラサーOLふたりの会話が聞こえてきた。メイク濃い目の篠原涼子然とした女性(IDカードを首から下げていたのでたぶんそのビル内で働いているのだろう)が、目の前の容器から紅ショウガを丼に移し替えながら仲間に向かって、吉野家では価格の半分相当がTポイントに加算されるのでお得なのだと力説しているところだった。相手も紅ショウガ丼をかき込みながら、適当に相槌を打っていたが、私は、頭のなかでぼんやりと、「えーっと、100円ごとではなくって、200円ごとに1ポイント換算ってことかな?」と情報を補っていた。 (^^;

 

しかし、Tポイントだの割引券だの、吉野家もレジまわりが大変だよなと思いながら、食事を終えた私は、Tポイントカードと、スタンプキャンペーン(7つ押印でオリジナル保冷バックなどと交換可能)のカードと、サラダ、味噌汁、卵などを丼・定食とあわせて注文した場合に50円引きとなる割引券と代金をレジで差し出した。すると担当店員は、「スタンプキャンペーンカードはこの店は対象外となっておりまして……」という。見るとたしかに利用可能店舗名が刷り込まれていた。そして、「あと、納豆はこの割引券の対象外となっていますが、今回はお値引きしておきます」と追い打ちが。いやあ、忙しい時間帯に迷惑かけてしまって、すまん! (^^;

 

食事を終えた私は、またしてもカチャカチャカチャ……。4時半を過ぎたところでそれを切り上げ、病院へ向かう。5時20分からMRIの検査があるのだ。

 

MRIは既に何度か経験しているので、防音用のヘッドホンを耳に当てた後は目を閉じて、「ハイ、終わりましたよ」と声をかけられるまで寝てしまっていた。結果は2週間後にわかる。

 

 

そして、チェーン店ばかりでメシを食べている私が今キンドルで読んでいるのは、『気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている』である。

 

 

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2017-11-05 22:23:12

ジュニア新書でリベンジ

テーマ:日常生活

昨日は3連休の中日の4日。この日は午前中早くから神保町に乗り込む。

 

まだ人出も少ない大通り沿いに立ちならぶ棚やワゴンの見やすいこと! 明倫館の歩道出店にも初めて気がついたというのはお粗末すぎるか。 (^^;

 

同じ並びにある澤口書店が歩道に設けた棚や平台にも人気はなく、うずたかく積まれた本の山を少しずつ動かしながら在庫をゆっくり眺めることができた。そこで見つけた、金子努の『アインシュタイン・ショック』(岩波現代文庫上・下)を持って店内に入り、二階に上がって今日もまたまた仰天! 岩波ジュニア新書の棚が何列も増え、大幅に補充されていたのだ!

 

残念ながら、先日買い損ねた本の多くは見あたらなかったものの、五百沢智也の『歩いて見よう東京』の新版があり、以前ジュンク堂で見逃して悔しい思いをした、荻原恭男/杉田美登『おくのほそ道の旅』や、長らく見失っていた山崎美和恵の『パリに生きた科学者 湯浅年子』にも再会できた。おまけに、網川秀夫の『地磁気逆転X年』なんて新刊書店では1度も見かけたことがない本まであったぞ!

 

 

 

 

『アインシュタイン・ショック』上・下と7冊のジュニア新書の支払い(1540円)を済ませて外に出た私は、細道を抜けてすずらん通りに向かった。

 

 

もう買うものはないと思うと気楽なもので、工作舎のブースに、昨日私の購入分が「最後の1枚です」といわれた『大泥棒紳士館』の活版印刷紙型の販売が復活していたり、朝倉書店のブースからあの『図説天文学における望遠鏡の歴史』が完全に消えているのを余裕で見てまわるなど、楽しいお散歩気分である。途中調子に乗ってうかつにも河出書房新社のブースで『新装版 ボビー・フィッシャーのチェス入門』(900円)を買ってしまったぞ。

 

そうそう、あの岩波書店が、ブックカバー(と蔵書票?)の提供サービスの条件を、在庫僅少文庫3冊お買い上げから2冊までに引き下げていたので付け加えておく。

 

そして、そろそろ引き上げようとしたところで、偶然に某社のブースを発見してしまった。昨日はその存在にまったく気づかず、その前を何度も通り過ぎていたところで、展示品の中には、その出版社の創設者の著書も数多く置かれていた。その昔岩波が出していた中学生向けの科学の本でその著者と出会って以来、ずっと気にかかっていた人物で、いつかゆとりができたら取り寄せて読んでみたいと思っていた本がそこにあったのだ。今がゆとりのある時期なのかどうか自分でもよくわからないのだが、幸い半額というので、この機会にまとめて4冊ほど購入(3600円)。

 

緊縮財政下においては許しがたい逸脱行為なのだが、ま、盗むわけにもいかないので、ちゃんと代金は渡してきた! (^^;

 

そして、今日5日は……ブルーバックスの「高校数学でわかる」シリーズでおなじみの竹内淳の『物理が苦手になる前に』を読んでいるところだ。そう、岩波ジュニア新書の1冊だが、最新の目録には載っていない。 (^^;

 

 

 

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2017-11-03 21:34:54

古本まつり・第3ラウンド

テーマ:日常生活

今日3日は昼過ぎまでバカなことで時間をとられ、神保町の古本まつりには完全に出遅れてしまった。

 

それでも、何よりも先に、交差点前の銀行で1万円をおろしたのは、今日の狙いがすずらん通りにあるためだ。明倫館も澤口書店も後回しである。しかし、ここを無事に(浪費を避けて)通り抜けるのは毎年至難の業で、特に、理系書店が軒を連ねたゾーンが最大の危険地帯、今年も修羅場となりそうな予感がするのだ。(^^;

 

まずは、初っぱなに立ち寄った工作舎からやらかしてしまう。なにを血迷ったか、ただの見栄から700円のハードカバーを購入してしまったのだ。ま、これはインテリア用ということにしておこう。あまりに恥ずかしいから書名は特に伏す。でも、意外な収穫もあった。1枚の紙型である。

『大泥棒紳士館』野尻抱影(1977年初版刊行)活版印刷紙型【119〜122ページ】(300円)

大泥棒紳士館 大泥棒紳士館
 
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この紙型には以下のような版元の説明書きが添付されていた。


活版印刷の時代、ページごとに組まれた活字組を保存するために、組み上げた印面の上に特殊な紙を載せ、加熱・加圧して、このような紙製の鋳型が作られていました。増刷の際には、この紙型に鉛を流し込み、鉛板を作って印刷。今や貴重な一点ものの紙型です。壁に飾るなど、インテリアとしてもお楽しみいただけます。


 

大昔の話になるが、本のあとがきなどで「紙型が磨耗したため増刷がかなわず、長らく絶版となっていたが……」といったようなくだりを読んでも、さっぱりイメージがわかなかったものだが、文字が深く刻み込まれたこの現物を見て疑問は氷解した。何事も百聞は一見にしかずである。

 

さらに各社のブースは延々と続くが、本を覗くだけでスルーしていく私は、よしよし今回はなかなかいい調子だぞ、とかなり楽観的になっていたのだが、やっぱり、朝倉書店で足をとられてしまった。『図説天文学における望遠鏡の歴史』リチャード・ラーナー(小尾信弥/森暁雄/佐藤寿治・訳)が3冊置かれていたのだ。

 

しかも、うち1冊は隣にいた老夫妻が手に取ってなにやら話し込み中ではないか! 上から落ちてきて角が頭にぶつかりでもしたら、頭蓋骨陥没で即死必至のこの巨大ハードカバーの値段を係の人におそるおそる尋ねると、定価は9200円という(アチャー)! だが、すぐその定価の80%引きという悪魔のささやきが聞こえてきて、ハッと気づいた時には、私は千円札を2枚差し出していた。

 

それでも、次の化学同人のワゴンは無事スルーできてホッとした私も、その隣の恒星社厚生閣で、今年もフラムスチード天球図譜が置かれていたのを見たときはドキっとしたものだ。が、すぐ平常心に戻った私は冷静に、『旅先での南天星空ガイド』飯塚礼子(500円)だけを購入した。 (^^; 

 

それにしても、南半球とまではいかずとも、沖縄ああたりに出かける天文ファンもいるだろうから、この本の狙い自体は悪くないのだろうが、73ページのペラペラ本で1700円+税という定価はやはり高いと思うぞ! そもそも、私はそんな旅などする余裕はあるのか? いや、ないからこの本を500円で買っているわけだ! (^^; 

 

それから、汚れ本一掃セール中の白水社のワゴンでは、紙箱と帯は擦りキズだらけながら、中の本体は無傷の『パスポート 仏和・和仏小辞典』の旧版を600円だか700円だかで購入。これで2冊目だが、こちらは暗記用単語帳がわりの携帯用としてだ。それにしても仏語学習は遅々として進まない。英語も同様だ。 (^^;

 

ここまでで、すずらん通りの北側に並んだブースはほぼ消化したことになる。ひと息入れてペーパーバック関連の書店を覗きにいくが、収穫はゼロ。ああ、本の神様は私の所持金のことをご存じなのだ!

 

ということで、再びすずらん通りに戻り、南側の各社の物色を始める。

 

早川書房では、サイン本・Tシャツ販売のからみで入場制限を行っていて、順番待ちの長い列ができているのでここは迷わずパス。

 

岩波書店は、東京国際ブックフェアでの読者サービスのやる気のなさが例年際だっているが、このすずらん通りでも在庫僅少本を定価販売とはいい度胸だ! さすがに、3冊買うと岩波特製ブックカバーを付けているようだが、ここもさっさとパスだ!

 

隣の本の雑誌のブース前には、メガネっ子の若い女性がタバコ売りの女給よろしく本の雑誌特製ブックカバーの箱をかかえて佇んでいた。これは新人のお役目ということなのかしらん?

 

中央公論社では、新書をすべて200円で販売していた。岩波も見習ってほしいよな! ここでは、今西錦司『ダーウィン論』と伊藤秀三の『新版ガラパゴス諸島 進化論のふるさと』の2冊(各200円)を拾う。

 

 

それぞれ昭和52年(1977)、昭和58年(1983)の初版もので、ビニールカバーも含めてやけにきれいなのが謎ではあるが、文字通りの倉庫一掃なのかもしれない。なお、ガラパゴスについては、今ならサイエンス・アイ新書の『ガラパゴスのふしぎ』がおすすめだ。

 

さすがにくたびれてきたので、通りに面したドトールで休憩。両隣の客(左は年配で右は若い男性)はどちらも購入したばかりと思しき古書のページをめくっていた。

 

アイスコーヒーを飲み終えてから南側ワゴンの物色を再開するが、その前に岩波のところに戻って文庫と新書の目録をもらい受ける。例の本の雑誌の女給嬢は、今度は元気に大きな声を張上げていた!

 

ところが、その後は特に収穫のないまま通りの反対側に行き着いてしまった。そこで大通りにまわって明倫館のワゴンを検分するが、以前とあまり変わりばえのしない内容で空振りに終わる。

 

最後に、先日買いそびれていた岩波ジュニア新書だけでも確保しておこうと、澤口書店の2階を訪れて仰天した! 既にかなりの冊数が売れてしまったらしく、棚がスカスカになっていたのだ(目測で棚1段分ぐらいの本が消えていた)。しかも理数系以外にも私がツバをつけていた、『東京の歴史ー大江戸・大東京史跡見学』『歩いてみよう東京』までがなくなっていたのだ。私に断りなく棚を荒らしたやつはどこのどいつだ! まさか、このブログを読んだ奴じゃないだろうな。いい年した大人がジュニア新書を買いあさるとは、見苦しいにもほどがあるぞ!(^^; 

 

 

と腹を立てていてもしかたがない。幸い補充された本もあるので、絶版・品切れ本と思われるものを中心に13冊ほどを購入する。この日、1000円以上購入の場合の割引率が30%に引き上げられていたので、しめて910円となる。しかし、ホントに油断も隙もあったもんじゃないよな!

 

 

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2017-11-02 19:14:51

すき鍋シーズン到来

テーマ:食べ物

昨日は定期検診の日。朝一で血液・尿検査を済ませ、余裕でふたつの科の診察を待つつもりが、寝過ごしてスケジュールが大狂い。予約時間前に滑り込みはしたものの、検査結果が出るまで1時間半はかかるもの。結局病院から解放されたのは12時半過ぎとなった。


結果はやや微妙。一番心配していたほうの検査結果はとりあえずシロ。引き続き経過観察で次回は年明けに検査となる。が、もうひとつのマーカー指標は微増となっていた。念のため再度MRI検査を受け、以前の画像と比較することになる。



吉野家のメニューに牛すき鍋膳が加わると冬の訪れを感じ、じきに喫茶店のBGMはクリスマス・ソング一色となるだろう。なんと人工的な季節感! (^^;


 

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