facebookページの利用実態（その1）

販促・プロモーション・プレゼンテーションアドバイザーの塚越です。


SMM Labからfacebookページを使ったマーケティングに関して参考になる利用実態アンケートの結果が公表されていましたので、簡単にコメントを付けながら紹介します。

貴重なアンケートありがとうございます！

※尚、量が多いので2回に分けてご紹介します。


「企業・ブランドのFacebookページ利用実態」についてのアンケート

まずはアンケート調査の実施概要。
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＜アンケート調査　実施概要＞
・期間：2011/10/24～10/30
・方法：モニプラFacebook上でアンケート調査を実施
・有効回答数：982名
・回答者属性：本ブログの末尾をご参照
・主催会社：アライドアーキテクツ株式会社
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次にアンケート回答者属性です。




では全部で13あるアンケート項目からまずは8つまで見てみましょう。

【1】1週間にfacebookで過ごす時間


84%以上の人が、1週間に1時間以上facebookを利用しています。
また、半分近くの人が1日平均1時間以上利用しています。
ただ、今回のアンケートはfacebookページに積極的に参加しているユーザーが対象になっているので、全体平均より若干高く数値が出ているようです。
ちなみに私の年齢層（40~44歳）は1日平均1時間以上が半分以上（笑）もっと驚いたのが50歳以上です。


【2】ソーシャルメディアでブランドと接する機会


まぁ、順当な数値かなと思います。facebookユーザーでTwitterも利用している人が、ニールセンの最新データで58%だったはずです。
意外に健闘しているのはYoutubeとUstream。動画コンテンツは期待できそうです。
ゲーム系は全くダメですね。ユーザー層が全く違うことがここでもはっきりしました。


【3】facebookで、ページに「いいね！」をしている数


できれば「10以上」で纏めず、10刻みで50くらいまでアンケートを採りたかったですね。


【4】facebookで、ページに「いいね！」をする理由


これが個人的には気になっていました。
トップは「情報収集」なんですね。Twitterと同じか…。
でも25%が企業／ブランドのユーザーだからなんですね。ということはコミュニケーションも取りやすい、反応してくれやすい可能性が高い訳です。
ロイヤリティを高めるにはfacebookページは良い環境のようですね。


【5】ユーザーがfacebookでブランドと接するタイミング


やはり直接facebookページではなくニュースフィードが肝心なんですね。
コミュニケーションを取りながらエッジランク向上に努めないと気づいてもらえない可能性が高いと言うことが分かりました。


【6】「いいね！」を押したfacebookページからの投稿を不要と感じたことがあるか


あ～怖い結果です。せっかく興味を持って「いいね！」をしてもらって、60%の方が「要らない」って思っているんですね。


【7】いいね！を押したfacebookページからの投稿を不要と感じる理由


納得。宣伝ばかりじゃダメです。はっきりしました。頻度と合わせて
「投稿するコンテンツ×頻度」を見直さなければいけないかもしれません。

もうひとつ、「1回限りの特典やキャンペーンのためにいいね！したため、それ以降は不要」って結構問題です。
せっかくお金と手間をかけて「いいね！」をしてくれる人を集めたのに、1/5以上の人をみすみす逃してしまっているのです。
終了後のフォローまで設計したキャンペーン企画が必要なんですね


【8】不要なfacebookページからの投稿に対してどのように対処するか


32%近くの人がいいね！を取り消すんですね。怖いなぁ～
取り消しはまだ顕在化するから良いですが、38%近くの人が無視すると答えてます。こちらの数値の方が怖いです。
いいね！の数はそこそこあるけど、話題にしている人が極端に少ないfacebookページのオーナーさんは要注意です。



残り（9-13）はこの後配信します。お楽しみに！



販促アドバイザー｜塚越