Google IO 2013 レポート パート1 | サイバーエージェント 公式エンジニアブログ
こんにちは。
私はサイバーエージェントでディベロッパーをしています、Boos Patrickです。

Google IO Sessions
私は今月15日より開催されたGoogle IOに参加して参りました。
すばらしい技術者に会い、最新のトレンドや技術について学び、非常に有益な時間を過ごすことができました。Android Developerとして当然、Androidに関する事すべてに興味を持って多くのセッションに参加して参りました。
今回このブログでは、最も興味深かったセッションの一部をご紹介したいと思います。
Google IOでの経験をできるだけご紹介したい気持ちはやまやまですが、全ては伝えきれないことをご了承ください。

余談ですが、、、二年前に参加した際に発見したのですが、最前列ではいつも空席が見つけられるんです!でもここで話してしまったらもう来年は見つけられないかもしれませんけどね ;)

>Androidの為の新しいビルドシステム
Gradleを使った新しいビルドシステムはとても興味深く、これこそ私がずっと待ちわびていたものでした。
私は効率よくタスクを遂行させるために既にMavenを使い始めておりましたが、現在MavenからGradleに移行している途中です。
GradleはMavenよりもずっとフレキシブルですがとてもシンプルです。

> Android Studio
私は既に去年、EclipseからIntellij IDEAに乗換えておりますが、皆様にもぜひ新しい Android Studioを試してほしいと思います!
絶対に後悔しないと思います。実際私は二度とEclipseに戻りたくありません。

> Google Play Services update
私たち開発者にとってGoogle Play Servicesに新しいAPIが追加されていることは非常にありがたく、それによって私たちは新しい端末を待たずに今日から以下のような新しい機能を試せます。

追加されたAPI: Maps v2 (12月より), Fused Location Provider, Geofencing,
Activity Recognition (徒歩,自転車,,等を認識できる ), Google+ SignIn,
GCM updates
ゲーム用API: Game State sync, Leaderboards, Achievements ,Multiplayer

Google IO Sandbox
セッションの他にもサンドボックスがありました。サンドボックスでは多くの有名企業が居合わせており、Googleや他の企業から来た有能な開発者達と話をすることができました。
セッションは日本からも見ることはできますが、Google IOに来なければこのサンドボックスには参加できません。これが私の最終日の目的でした。参加したおかげで、私よりはるかに経験のあるエンジニアと話すことができ、他のエンジニア達がどのように問題に向き合い、解決しているのかを学ぶことができました。Gradle開発者にも会え、自分のやりたいタスクにどのようにGradleを活用したらよいか、Gradleの拡張の仕方や設定の仕方を学ぶことができました。

ミートアップ
今回のサンフランシスコ出張はGoogle IOだけではありませんでした。サンフランシスコではたくさん興味深いミートアップが用意されており、タイトなスケジュールでそちらにも参加して参りました。サンフランシスコを旅行する際には、事前に興味のあるミートアップをチェックして、できるだけ参加することをお勧めします!
私はなんとか3つのミートアップに参加し、素晴らしい出会いやプレゼンテーションを楽しんできました。ネット上で一緒に仕事をしたことのある方々にも会えました。

人との出会い
このように、どんな場所でも人との出会いが必ずあります。
もうお気づきかと思いますが、この出会いこそ、私が皆さんに大切にしてほしいことなのです!
カンファレンスに行かれた際には全ての空き時間を人に会うことに使ってほしいと思います!
もちろん、カンファレンスのプレゼンターからも学ぶことはたくさんありますが、同じように周りにいる出席者からも学びとれることがたくさんあります!
このチャンスを見逃さないでほしいのです。
たとえばカンファレンスでの朝食あるいは昼食時には、空いているテーブルを探さずに、一番込み合っているテーブルを探してそこに参加し、ぜひコミュニケーションをたくさん取ってほしいと思います!