新卒エンジニアから見たブラック企業と呼ばれる会社の実態 | サイバーエージェント 公式エンジニアブログ
初めまして、Ameba事業本部スマートフォンDiv新卒の遠藤国忠と申します。
今回は、「新卒エンジニアから見たブラック企業と呼ばれる会社の実態」について書かせていただきたいと思います。

僕は会津大出身で、サイバーエージェントという名前は一応耳にしていましたが、芸能人とよく仕事してるというぐらいの印象しかなく、よく知らないという状況でした。
ただ、ネットでググれば「ブラック」という文字がつきまとっていたため、帰りが遅いんじゃないかとは思ってました。

大学の学食で開かれている企業説明会で社員の方3名と出会い、
その時に聞いた会社のことが入社前の印象の全てだったと思います。

僕は主に以下の3つの印象を持ちました。
1.風通しが良く、上の偉い人にも話しかけられる
2.がんばった人ががんばっただけ評価される
3.自分から手を挙げて行動すれば評価され、やりたいことができる


以上が僕の入社前の印象で、それに対し、僕がこの約8ヶ月間会社で働いて持った印象は、

■「1.風通しが良く、上の偉い人にも話しかけられる」について
話しかけられるとかそのようなレベルどころの問題ではありません。
作業をしていると気づいたら社長が後ろに立っていたとか、
社長や役員が話しかけてきたりとかよくありました。
これを他の会社だったら怖いと捉える方が多くいますが、
弊社社員の多くは友達のように社長、役員と談笑していることが多いです。
良いか悪いかは別として、こういった雰囲気があるからこそ、
何かを伝えなければいけない時に伝えられるのだと思います。

「風通しが良すぎてブラックとは感じない。」


■「2.がんばった人ががんばっただけ評価される」について
社員の努力や成果を少しでも拾い上げようとする会社の体制に驚きました。
半期面談があり、そこで上長と目標設定をします。
個人的にはこれが外からブラックだと思われている要因じゃないかと感じています。
僕は20時前には帰ってますが、正直夜遅くまで残る方もポツポツといます。
ただ、特に理系の学生は、深夜遅くまで研究室にいたりとかざらだと思います。
そして、弊社も雰囲気的には研究室とほとんど変わりません。
自分のやりたいこと、楽しいことを自分の意志で夜遅くまでやる人が多い。
これが外から見たらブラックなのかもしれないですね。
弊社の場合、遅くまで残りすぎると逆に人事に「早く帰れ」と怒られたり呼び出されたりします。

「早く帰れと怒られるなんてブラックじゃない。」


■「3.自分から手を挙げて行動すれば評価され、やりたいことができる」について
同期の一人が新卒にして子会社の取締役に抜擢され、
世間の注目を集めたのは記憶に新しい出来事ですが、
そのような「新卒なのに」ということが頻繁に社内では起きています。
僕も、入社してやりたいことがあり、それを粘り強く社長などに言い続け、
社内企画コンペなどに積極的に応募したりし続けた結果、
大きなプロジェクトでありながらも、新卒の僕が企画から携わり、
中心でやらせてもらえるようになりました。

「ぺーぺーの若手をここまで大切にするなんてブラックじゃない。」



以上が僕の入社前と入社後の会社に対する印象です。
読んでいただいた通り、僕は入社前に一切嘘はつかれず、
むしろ入社後のほうが僕の印象的には良くなっています。
社員2000人以上を抱える大きな会社でありながら、
ベンチャースピリットを忘れないサイバーエージェント。
働く上でこの上なく刺激的な環境にあると思います。
僕も目標である子会社社長に抜擢してもらえるよう日々精進していきたいと思います。


サイバーエージェントはブラックじゃなくてグリーンな会社でした(笑)