今回は少し趣向を変えて、「転職者」の目線からサイバーエージェントのエンジニアのはたらく環境をご紹介したいと思います。
その前に、少し自己紹介をさせてください。
私はサイバーエージェントに入社する前にIT系の企業を2社ほど経験しました。1社はSIer、もう1社はITコンサル会社で、企業向けのシステム開発にエンジニアとして携わったり、ユーザ企業のシステム企画をコンサルタントの立場から支援したりと、主にBtoBのフィールドで経験を積んできた私ですが、BtoCのWebサービスに携わりたいという思いから、この8月にサイバーエージェントへの転職を果たしました。
実際に入社してまず驚いたのは
想像以上の自由度の高さ
です。
私自身、入社する前から「自由な社風」という話を耳にしてはいましたし、そういうイメージを持たれている方もたくさんいらっしゃると思います。
でも、実際のところどこがどう自由なのか?そのへんのところを、入社して体験した具体例を交えながら、前編/後編の2回に分けてご紹介したいと思います。
前編は、【時間の使い方】についてです。
サイバーエージェントのエンジニアは、原則として、各自が担当するサービスやインフラがあり、それに関連する開発・運用等をメインの業務として担当しています。
かと言って、業務時間中はそればかりをやっているかというと、そういうわけではありません。むしろ、メイン業務をこなすという大前提をクリアしてさえいれば、時間の使い方はかなりの部分、各個人の裁量に任されています。体制面、制度面でも、メイン業務にのみ追われるような状況にならないよう配慮されています。
その結果、弊社のオフィスでは、実にいろいろな光景を見かけます。
例えば、
- スキルアップのための調査や勉強、読書など
- 業界動向や最新技術、他社サービスなどの情報収集
- 趣味でiPhoneアプリ作成
- 社外セミナーへの参加
- オフィス内にあるマッサージルームでリフレッシュ
などなど、本当に様々です。
社内勉強会なども頻繁に開催されています。
もちろん、メインの業務をさっさと片付けて定時ダッシュな人もいます。
※ちなみに、弊社に対して「超激務」というイメージが一部で持たれているようですが、私の感覚では、だいたい20時には既に半数以上が帰宅しているように思います。(もちろん担当するサービスや参加するプロジェクトの状況によって差はあります)
このように、みんな日々の業務をただこなすだけでなく、それぞれが自身の成長のために、様々な形で時間の使い方をコントロールしながら仕事をしています。
後編では、【本人のやる気を尊重】してくれるカルチャーについて紹介したいと思います。