子供が何かをしたい、して欲しいと言ったときに、
どうしても手が離せなかったり、物理的に無理で、
「あとでね」や、「あしたね」と言うこと、よくあります。
3歳になって、この「待つ」ということがだいぶできるようになりました
何が何でも今やりたい!と駄々をこねることがすくなくなりました。
だから、これでやりすごせるかな、と思いがちですが、
子供はびっくりするくらい、そのことをしっかり覚えているものなんですね。。。
先日、朝はやくに子供番組をみていたら、イチゴジャムをつくってアイスクリームにのせて食べる、というのをやっていました。
「いちごジャムがつくりたい」と言った娘に対して、
「今いちごが家にないから、明日買いに言ってつくろうね。」と応えたわたし。
娘はすぐに納得して、もうそのことには一切触れませんでした。
そのためわたしは、その後そのことについて思い出さないままでいました。
次の日の朝、
いつものように娘はパパを起こしにいったのですが、そのときに言っていたことを聞いて、はっとしました。
「今日はね、いちごジャムをつくるんだよ。
マミィがあしたって言ったから、わたしがんばっていっぱい寝たから、
あさになったから、いちごジャムつくれるんだよ」
と、嬉しそうに言っているのです。
ああ、ちゃんと覚えているんだ。そして、何も言わないのに、こんなに楽しみにしていたんだ。。。
もちろん、いつかはつくろうとは思っていましたが、
「あした」と適当に言ってしまった自分を反省。
その日はいろいろ用事があって忙しかったのですが、絶対に約束は守ることにしました。
「さあ、いまからお買い物にいって、いちごを買おうね」とわたしがいったときの、
満面の笑顔 は、本当に可愛くて、おもわず抱きしめてしまいました。
約束を守る子になってほしければ、母親のわたしが、どんな小さな約束もしっかり守らなくてはならない。
適当に「こんど」「あとで」などと言って流すことは、絶対にやめよう、と心に決めたできごとでした。