足りないもの(多分、足りないもの)。 | みづきの野球絵日記

足りないもの(多分、足りないもの)。

今日、ちょっとした用事があり、裕貴の通う小谷中学校へ。


もうすでに放課となっていて、昇降口前では俊也たちクロスカントリー部が、


ローラースキーで練習中ゴロゴロ。


探し物はナンですかぁ~♪→自分。


んで、グラウンドの鉄棒辺りに見かけた、との俊也情報から、


一路グラウンドに歩いていくと、


小谷中学校野球部1年生5~6名が練習中でした。


最初は照れくさいのでチョッと陰めいたところから、鉄棒辺りの様子を伺っていると、


それまで少人数ですが、かなり声を出して頑張ってた野球部の練習の声が聞こえなくなり・・・


「あれ?」


と思ってその練習のほうを振り返ると、


ヲヲヲヲヲヲヲッ!


みーんな帽子を取って、直立キヲツケの姿勢。


コッチ向いてどうした?ヲレの後ろに誰かいるんかと思って、


ヲレまで後ろ見ちまったじゃねぇか。



「うォイッす!」(キャプテン役)

「うォイッす!」(全員)


いい声出てました。


挨拶が、とても気持ちいい。


高野先生が発行してくださっている学級誌にも、先日の郡球の事が書いてありました。


小谷中学校野球部。強い弱いは別にしても、とにかく挨拶ができる事は、


たぶん他校も認めてくださってるところだと思います。


選手たちにとっても、とても良い事だと改めて強く感じました。


野球だけではないですからね。野球を通して学ぶことのひとつが、


確実に学べていることはうらやましい事です。



我がOMCの選手たち。


声が出ないのが伝統です、とかトボケタ事たまに書いてますが(笑)、


それで良いはず無い事はみーんな知ってんですけどネェ~。


いや、基本挨拶がきちんとできないことがまずマズイ。


紘希はかなり、頑張ってますよね。生真面目だし。


しかし他がなかなかついてかない。


練習でも監督たちが「声出せぇ~!」と言っても、やっぱ声出ないってコトは、


今の方法じゃあダメってことですね。うん。それは解る。



今年の春、夏のリトルの試合でも、


「あぁ~、ここで声掛け合ってればなぁ。」


って場面、かなりありましたよね。



どこかで変らないと、本当にこのまま声出さない伝統を引きずり、


結果的にまたこれからも「声掛け合ってればなぁ~」な場面に遭遇しそうな気がします。


徹底的にやりませんか?→監督殿。


グローブもバットも持たないで、


挨拶だけ。


丸一日。


本当に丸一日。


一日無駄にするような気がしますけど、


そこからきっかけで変っていければ、


帰ってくる見返りも大きいと思うんですけど。


とボソッとつぶやいてみる。