<瀬戸内日記>瀬戸内海・男木島編 | 国際イメージコンサルタントのイメージな日々  

<瀬戸内日記>瀬戸内海・男木島編

イメージコンサルティングのプライムイメージ の山川です。

四国・香川県高松市旅行記。
その3 瀬戸内海・男木島編 です。


瀬戸内海には、外周が0.1km以上の島が700以上あるといいます(海上保安庁調べ)。

高松の北7.5kmに浮かぶ、1周5kmの島が、男木島(おぎじま)。


高齢化が進み、現在、島民は200人を切る過疎の島です。
この島にUターン移住したご夫妻が、図書館を作ろうという取り組みをされています。

男木島図書館

子供たちだけでなく、島のみんなが集う場にしたいとの思いで、
空き家だった民家を、仲間たちの手を借りながら図書館を作り上げる。


クラウドファンディングで資金を調達 しながら、一つ一つ手作業で進めていく、
その一過程のお手伝いをさせてもらいました。


1階は図書館、2階は集いの場となる計画ですが、
40年間、空き家だった民家は、随所に崩れそうな危うさが見え隠れしています。



まずは、2階の壁に柿渋和紙を張るための前作業ののり付け作業から。
壁全体にハケでのりを塗っていきます。




2階の窓から見える景色は、額縁の絵のよう。



その後、民家の周りの水はけを良くするために、配管を通す作業。
周りの堀を砂利で高低をつけるための砂利運び作業は、汗だくの重労働です(大汗)。



炎天下の午前中の作業でしたが、
当初の予定よりは、思いほか、早く進んで何よりでした。
最後にみんなで、smile~♪




ちなみに、男木島出身・大阪でIT関連企業を経営のご主人・福井さんによると、
こうした作業の工程は、すべてgoogleから得た知識なのだそう。
今や、googleでわからないことはない!とのことです。


ふるさとの島の活性化のためには、子育て世代を呼び込む。
そのために、数年前から休校となっていた小中学校を再開するため、
島内外の約900人の署名を集めて、異例のスピードで再開も実現しました。


福井夫妻の呼びかけで、後を追って移住する若い世代も出てきています。

先端のIT技術をもちながら、島の人と人とのアナログな交流を大切にする。


その交流の場の中心となるのが図書館と言えます。


ITとアナログのバランスで、過疎の島の活性化に挑むご夫婦の活動。
進んでいく作業をFacebookで見ながら、
図書館の完成を東京で楽しみにしています!


<瀬戸内日記>
その1 香川県・高松 移住編


その2 オリーブの里・小豆島編