快適な実家生活から我が家に戻ってきました・・・
早く産みたい・・・大きくなったらしんどいし、やっぱ主治医の先生に
とりあげてもらいたいって思いながら3月も後半焦ってました。
なにかしないとって、しんのすけと長めの散歩に行ったり、
階段を上がったり下りたり・・・
なにも起きないまま就寝時間。布団に入ったけど寝れなくて・・・
何かできることがないかと考えてて、ぞうきんがけをバックですると
出るよっていうのを助産師さんに聞いてたのに試してなかったので、
布団の上で、エアぞうきんかけ
布団を何往復したかは覚えてないけどぐったりして寝ました。
明け方、なんとなく目が覚めると、パンツとか冷たい
破水か?おもらしじゃないだろうし・・・どうしよー電話してみようかー
4時過ぎかーどうしよー量が少ないし・・・悩む。
とりあえずダンナちゃんを起こす。
結局5時に病院に電話をして4時くらいに少し破水したっぽいけど、
お腹はあまり痛くないと伝える。6時まで様子をみることになる。6時にまた
電話をする。破水は4時以降なし、お腹が少し痛くなって10分間隔になった
ことを伝えると、7時に病院に来るように言われる。朝食を食べて仕度をして
病院へ。念のためでっかいナプキンを二枚して。
救急の方の入口から入り、歩いていたら急に強い痛みが
でもまだ歩けるくらい。ここでザバーンっと破水
産婦人科病棟に上がると3ヶ月の入院生活で仲良くなったみなさんが迎えてくれてうれしくなる。
さっそく、当直の先生に内診してもらうと・・・
「もう8センチ開いてて髪の毛に触ったよ」
とびっくりしてた。っで、陣痛室には行かず、そのまま分娩室へ。
まだ、あんまり痛くないしーって余裕でいたら急に激痛が
助産師さんに呼吸法を教えてもらって、ダンナちゃんは坐骨のあたりを
マッサージするよう指示されて・・・てかダンナちゃんは立ち会うのが
怖いので(血が苦手)、
「どのタイミングで出たらいいですか?」
って聞いてるし・・・まだやっちゅうねん
あー痛い、おー痛いと思いながら冷静に耐えてると、
主治医の先生到着。今日は外来の日なのにありがたいなー
って思う。
もーおしりが痛いわー
お腹じゃなくておしりが痛くて痛くて・・・
ダンナちゃんは私の坐骨あたりを押しまくっていいかげん手の痛みが
限界を迎えてた・・・
マッサージは効いて、なかったらもっと痛かったかも。
何回目かの内診で全開
いよいよいきむ。ダンナちゃん退室
「もっと足開ける?」
と言われたが開けない・・・もともと体がかたいのと、
股関節がゆがんでて開きにくくなっていたのです。
ということで、仰向けではなく、よつんばいで腕立てをするように
いきむいきむいきむ
下りてこないのでスクワットをさせられる・・・つらかった・・・
2時間くらいその繰り返し・・・もー痛みと体力が限界なのとで
体が震えてた・・・3ヶ月寝たきりで体力も筋力も落ちていたんでしょうねえ。
もー切ってくれ・・・心で必死に願ってた。
ダンナちゃんが呼ばれ、
「破水からの時間と、胎児の心拍が少し下がってきたので切って出しましょう。」
主治医の先生がやっと言ってくれました
麻酔科の先生が来て説明したり、剃毛したり、きっついソックスをはかされたり。
陣痛の間隔が短くなってるので、じっとしているのがムリ
早く麻酔してくれーと言いたくて言いたくて・・・
で、手術の準備が終わって呼ばれるまでの長いこと長いこと・・・
時間がかかりそうだったからお互いの両親は呼んでなかったけど手術ってことで
急いでダンナちゃん電話。
いよいよ手術室へ移動。て、3階から2階へエレベーターで移動するだけなんだけど。
でも、陣痛がくると、いたたたーってなるので注目されまくり。
手術室の前でダンナちゃんや、助産師さんとしばしお別れ。(あ、1人助産師さん
立ち会ってくれました。)
ストレッチャーに乗り換えて一番奥の手術室へ。てかここで、車酔いみたいになる
手術台に横付けされて移る。陣痛が来たので正座してしまう。手術台が意外に狭く
オペ室の看護師さんたちに心配される
先生たちの準備が終わってやっと麻酔。もうじっとできん。正座したーいと思いながら
動かないよう耐える。
さっきまで苦しんでた陣痛が無くなって元気復活
あとは切って出てきてもらうだけ。
麻酔科の先生が、
「1975年生まれ?カープが優勝した年じゃね。」
とか雑談してリラックスさせてくれた。
「緊急だから縦に切るからね。」
主治医の先生が言ったけど、横でも縦でもどっちでも良かった。
もう、ビキニとか着る年じゃないしね。
「もう出るよー」
って言われた後、
赤ちゃんの泣き声がしました。
血だらけかと思っていたら、ぜんぜんそんなことない。
助産師さんと、小児科の先生が処置をして、いよいよ私のところに
赤ちゃんがやってきた
いろいろ言いたかったのに、
「でかいですねえ」
と思わず言ってしまった
フニャフニャ言ってる息子はふやけた顔で、髪はふさふさ。
腕や足にへその緒が巻いていて出てこなかったとのこと。
無事生まれてきてくれてありがとう
もー感動したー
で、全身麻酔をしたのに、寝ないまま傷を縫い手術終了。
手術室を出たら、ダンナちゃんや、両親がいて笑顔笑顔でほんま良かった。
産婦人科病棟へ戻る時、主治医の先生が、
「実は診察が今日までだったんですよ。心残りだったので安心しました。」
って言われたので、もーうれしさ倍増。間に合ったーって感じ。
病室へ帰る前に新生児室の息子を 横になったまま見せてもらう。
3320グラムあったので保育器が狭そうだった。
帝王切開した日は個室なので家族とゆっくり過ごした。麻酔が効いて
いたので、まだまだ元気だった。この日までは・・・
つづく