今日の戯言【Uso(嘘)pedia】エイプリルフール | 単焦点フォトグラファー
暇なので書いてみます。戯言を。ええ、戯言です。
最初にお断りしておきます。エイプリルフールとはいえ、気分を害する記述しかありません。なお、添付の写真と本文は、関係ありません。以下をお読みになっても当該記述に関する苦情やクレームは一切受け付けません。

スペック信者
カメラのカスタマズやドレスアップには熱心だが、自分自身の身嗜みには無頓着。正直なところ、一般人から見るとかなりキモい。キャバ嬢にも「カモにしたくない」*と言わせるほどである。(*要出典)
信者同士の「ミサ」では、お互いに傷を舐めあうかの如く自画自賛祭り。
傷を舐めあうシーンは映画「貞子」より怖い。一般女性は悪夢にうなされてしまう恐れがあるので注意が必要である。
ただし、宗派がメーカーごとにあり、お互い対立関係であることが多い。また、単一メーカーの「ミサ」であっても上下関係は厳しく、経験・年齢よりも実売価格の順に序列されるのが一般的。安易に近付かない方がいいが、フラッグシップ機にフラッグシップレンズを装着していけば水戸黄門の印籠よりも効果がある。もちろん助さん格さんを連れて行く必要はない。うっかり八兵衛は、もっと必要ない。


各宗派・用語について記述する。


キヤノン
カメラ界の最大与党的存在。各メディアでの露出も多く影響力は大きい。
発音を「キャノン」としても記載時は「キヤノン」(が大文字)と周知徹底されている。また、フラッグシップレンズである「L レンズ」を記載する際は必ず「L」を赤色文字にしないと村八分にされてしまう。
スポーツイベント(オリンピックやサッカーワールドカップ)などを観戦する際は、試合内容より白い望遠レンズ(キヤノン製)の本数を数え熱狂する。一般人と視点が異なる為、スポーツバーなどでは“浮く”存在。
サードパーティー系のレンズは、装着すると身内から総攻撃される為「Lレンズ」以外を楽しむときは完全プライベートな時に限られる。しかしながらLレンズ以外で撮影したものも「Lレンズ」と記載しSNS等にUPしても絶対にばれないので流行の兆しを見せている。このことは中古店の「Lレンズ」の豊富さより容易に推察される。

ニコン
老舗的存在で、太平洋戦争当時は旧日本軍を光学技術で支えていたため、プライドはとても高い。「キヤノン」を新参者と称し対立している。(一般人からすれば、どうでもいい話)
信者はレンズの優劣(価格)でカテゴライズされる。しかしながら、信者でありながらパソコン用メガネはニコン製を使用せずJ!NSを愛用。(これは明らかに教団側の失策であろう)
最近、懐古主義のデジタル一眼「Df」を発売。発表前は信者から否定されていたが、想定外の販売台数を記録した。
否定していたにもかかわらず、信者が「やっぱニコンだわ」と賛同にまわる。ここから見ても信者の結束は弱く、教団の脆さが垣間見える。(一般人からすれば、ホントにどうでもいい話)

オリンパス
世間の常識を打ち破る革新的団体。解任問題や、損失隠し問題など教団内では常識だったが、21世紀には通用しなくなっていた。ちなみに、ウッドフォード氏解任の前日(10月13日)に、ゴールドマンサックスがオリンパス株を83万株という確信的大量の空売り。証券取引等監視委員会やオリンパスも完全に無視。誰が指示して、誰が儲けたんでしょうか。様々な関係者(社)と結託しての事なのかは不明。でも、なんかあるよね。
「ココロとカラダ、にんげんのぜんぶ」をキャッチコピーして絶賛勧誘中であるが、本音は「カネとチカラ、権力のぜんぶ」で、私利私欲・煩悩を尊重している。

ソニー
旧ミノルタより切り替わった独創的な教団。ミノルタのカメラを守ったことに大きな意義があるが、独創すぎる為「勝手に崩壊していくのではないか?」という 不安を信者に抱かせる。古くは「マイクロミニプラグvsステレオミニプラグ」に始まり、「ベータマックスvsVHS」や「メモリースティックvsSDカード」などが挙げられる。新規Eマウントになかなか入信者が集まらないのは「身から出た錆」という単純な話。
そういえばパソコン部門、やめちゃったよね。

パナソニック
『三種の神器』を持つ唯一の宗派。美容家電も取り揃えている為、女性からの入信者獲得に余念がない。ライカとも協力関係があるので物作りには定評がある。ただし、ブランド醸成は上手くいかないのでライカほどの熱狂的信者はいない。

フジフイルム
今もフィルムを継続する孤高の宗派。フィルム技術や色再現をデジタルにフィードバックさせる事により往年の信者を掴んで放さない。「ベルビアの色に近い」などと言ってデジタルを礼賛するが、初めからフィルムの「ベルビア」で撮影すれば済む話。どっちやねん?という話である。
最近は新規入信者獲得の為、化粧品にも手を広げる。

ペンタックス(筆者入信済み)
日本初のレフレックスを発売した教団。「日本初」と「最小・最軽量」が経典。昔から教団運営が苦手で様々な協力関係を得ながら存続。その努力も空しく、現在は名称が残るのみとなった。教団の運営難により、なかなか「フルサイズ」を出せない状況が続き信者の流出が止まらない。単焦点レンズを得意とし熱狂的な信者を獲得するも、純減傾向が続く。
一部メディアで、「フルサイズ開発継続中」と掲載されるが信者は待ちくたびれつつ、祈るばかり。「出す出す詐欺」で信者より起訴されそうになったが、「開発継続中」とアナウンスを繰り返し沈静化。麵類を茹でるときの「びっくり水」と同じ構図であるが、信者は一切気がついていない。
ちなみにこれでもまだ、精一杯の優しい表現である。

シグマ
女神の名前はFoveon。入信理由がFoveonのみであり、それ以上でもそれ以下でもない。バッテリーがすぐに干上がろうがFoveonの為なら全てを黙殺する。入信者の殆どはRAWデータを尊重し、色がいいと言うがFoveonの特性上においてアンダーでは綺麗に描写できない。一般の撮像素子でもRAWデータを現像すると色再現がかなり良いので、Foveonだけに限った事ではないと知っているが気にしない。
また、内部に造反組も多く、他の教団がFoveonっぽいセンサーを作って欲しいと切に願っている。ちなみに特許期限は2019年であり、造反組のカウントダウンパーティが企画されている。

ライカ神教
概ねLマウント会派とMマウント会派に分かれるが、共通しているのは35mmフィルムを「ライカ判」と称することである。写真を撮影する事よりも「ライカという世界遺産」を後世に伝え残すことを絶対使命としている。また、神教公認アイテムとしてテレフォンカードが財布にもれなく入っている。フィルムを装填する為の道具として供されているが、フィルムを入れることはほとんどない。1980年代アイドルのテレフォンカード(未使用)を持っている信者は尊敬される傾向が強い。外出の際は必ずライカとは別にもう一台のサブカメラを持ち出す。外気に触れさせ、シャッターを切らないと(もちろんフィルムは入っていない)故障の元という。なので、撮影はライカ以外の別カメラがメインとなる。
『ライカ様』は御本尊と信じて疑わない。
ちなみに雨の日に御本尊を持ち出してはならない。絶対使命に反する行為である。
ところが、御本尊であっても比較的気軽に触らせてくれる。(当然フィルムは入っていない)しかし、この御本尊に触る行為は危険極まりない。入信勧誘の常套手段であり、話があまりにも長い。一種の催眠商法とも疑われた事もあったが、本人から御本尊を購入する訳ではないため違法行為とは言えず、現行法の適応外である。そして、交換レンズにも熱狂的である。エルマー、ズミクロンなど洋菓子のような名称が多いが食べられないので、幼児の手の届かないところで保管する事が必要である。うっかり食べるとその場で開胸されてしまうので注意が必要。

天教ハッセルブラッド(正式名称LOVE+PEACE教団)
合言葉は、「開放じゃ、キビしいよね」。(絞って撮ったらええやん。)
Vマウント仕様のCarl Zeiss(独)が絶対神。別マウントのCarl Zeissは邪教とみなし、教団に入信は出来ない。伝統、しきたりを尊重し、カメラ操作を「作法」と呼称し悦に浸る。(まぁ見ている分には面白い)
ただし、ライカ教とは違いフィルムを通す事を信条としているので空シャッターを切って愉しむ信者の割合は比較的少ない。そしてツァイスの「T*コーティング 最高!」と叫びながら、レンズ保護フィルターつけて撮るという愚行を繰り返す。自己矛盾に一切気付かない絶望的カルト信者。(ちなみにこれでもまだ、精一杯の優 しい表現である。)
また、当該教団信者は掛け持ちが多数派を占める。「スエーデン最高!ドイツ最高!」と言いながら「Made in Japan」のデジタル一眼しっかりと保有する。傍から見ればただの二枚舌。
でも、一般人はそれを静かに見ている。やさしく、やさしく見守っている。だって、ほら、笑っちゃまずいでしょ。

ローライ
二眼レフが御神体。機種ごとの分派も見逃せない。大きくはローライフレックスとローライコードで別れる。またフレックスであってもシュナイダー党とツァイス党に分別される。日本支部はツァイス党がメジャー。また、ツァイス党の中でもテッサーとビオメター、プラナーと別れる。プラナーはポートレイト向けで、クセノタールは建築向けなどと平気でほざくが写真だけをみて見分けた事は一度も無い。大判を経験した事もなく風説の流布を信じるためシュナイダー・クロイツナッハは少数派。

Rolleiflex 2.8E
Schneider Xenotar 80/2.8 解像度(中央/中間/周辺の順)
f/2.8 54本/mm 30本/mm 13本/mm
f/4.0 107本/mm 96本/mm 13本/mm
f/5.6 120本/mm 68本/mm 17本/mm
f/8.0 107本/mm 97本/mm 27本/mm
f/11 85本/mm 68本/mm 48本/mm
f/16 76本/mm 76本/mm 54本/mm
f/22 54本/mm 54本/mm 48本/mm

Rolleiflex 2.8E
Zeiss Planar 80/2.8 解像度(中央/中間/周辺の順)
f/2.8 68本/mm 68本/mm 42本/mm
f/4.0 76本/mm 96本/mm 68本/mm
f/5.6 68本/mm 76本/mm 68本/mm
f/8.0 96本/mm 96本/mm 76本/mm
f/11 96本/mm 85本/mm 68本/mm
f/16 68本/mm 76本/mm 60本/mm
f/22 54本/mm 60本/mm 48本/mm

設計方針の違いだけど、シュナイダーはピント重視。ツァイスは全面重視。
どうせ被写界深度が薄いから周辺部は気にしないシュナイダー。実はこっちのほうがポートレート向きなんじゃないの?で、建築写真なら、ツァイスのプラナーなんじゃないの?風説の流布ごとき噂で「やっぱツァイスだわぁ」って信者がほとんど。
だから、ひっそりと笑ってあげてください。だって本人が傷付くから。

ブロニカ(筆者入信済み)
現存しない幽霊教団。天教ハッセルブラッドに憧れを抱くが経済的理由で、当該教団に入信するのが一般的。中判でニコンが使えると声を大きくするが、マニア以外の一般人は知らない。ニコンレンズを崇拝するも、実はツァイスレンズへの憧れは消えず、標準 レンズの中で「ゼンザノン-ツァイス」が最も高い中古価格が付く。「Pentacon Sixを買ったほうが早い」等と発言すると、フルボッコにされる。そんなことよりもうちょっと真面目に写真を撮ったほうがいいと思うんだ、うん。

ハスキー
海外での認知度は圧倒的に低いにもかかわらず、国内で絶大な支持を得ている稀有な教団である。アメリカ発祥であったが、総本山は日本に切り替わった。信者はハスキーボイスの遠藤憲一によるTVCFを切望しているが、未だに実現できていない。
すべてにおいて機能回復が可能であり、いつでも蘇るという「復活の呪文(オーバーホール)」は信者でも許されている。
「航空機用の軽金属」を最大の入信キーワードに指定しているが、現在の航空機の最先端は、カーボンナノチューブであることをトップシークレットにしてい る。
ちなみに脚は2000番台のジュラルミン。一般的なアルミ合金。ゼロ戦は7000番台の「超々ジュラルミン」だった。「超々ジュラルミン」は航空機やレーシングカーを支えてきた本格派。
ハスキーは「ジュラルミン」しか言わないけど、仮に「超々」ならとっくに売り文句にしているはず。また、一部信者の中には、ブレずにビクともしないと妄信しているが同じ32mm径のジッツオより撓む。5段仕様など10kgの載せたら、即アウト!
しかし、雲台に関しては絶大な支持を得ている。

ジッツオ
フランス発祥の教団であるが、現在の総本山はイタリアである。しかしながら、古くからの信者は「フランス」 にこだわりと憧れを持ち続けている。所詮「脚屋」であった評判は今も消えず、雲台をハスキーに奪われる事もしばしば。トータルコーデにこだわる信者は少数派となっている。なにがなんでもジッツオが最高!と思っている信者もいるがセンターコラムの出来は悪く、しっかり締めるには苦労する。ギア式であっても締めたあと、遊びがあるので微妙にフレームがずれる事も・・・。三脚の台板より下で締め付けるタイプは、ジッツオであっても、どぉーなの?三脚の台板より上で締め付けるタイプは優秀なんだけどね。
しかし、この信者が集まるときには注意が必要である。あまりの重さと堅さにより「銃刀法違反」もしくは「凶器準備集合罪」に問われる可能性がある。

AdobeRGB
殆どが「なんちゃって信者」で業務用の印刷機など見たこともない。挨拶の言葉は「やっぱRAWだわ!」。ま た、入信するには高額なお布施(EIZOモニターとAdobePhotoshopやMac)を要求される。カラーマネジメントに対して非常に繊細で、他人のPC環境に口を挟む性癖がある。正直、迷惑です。
家庭用のハイエンドプリンターが関の山であるが、色にこだわりを持っている。Photoshopに関してもカメラに付属のユーティリティソフトでできることをワザワザPhotoshopで実行することで差別化を試みているが、プロの人達から逆に区別されている事に気がついていない。ある意味、超ハッピー。
SNSへのUPか家庭用のハイエンドプリンターで出力する程度であっても信念を曲げない。所詮、家庭用です。

大三元
F2.8通しの高級ズームレンズのこと。キャノンなら「16-35」「24-70」「70-200」、ニコンなら 「14-24」「24-70」「70-200」である。覚えていても、得はない。元々、麻雀用語で「出現確率0.039%の役満」を意味するが、スペック信者は腕が未熟なので3本とも揃えても「いい写真」の出現確率は0.039%を大幅に下回る。
って、ゆーか無理。
ちなみに3本とも揃えると「アガリ」だそうで、「24-70mmゲット!大三元リーチ!」などと叫ぶ。単純に教団へのアガリ(報酬)となる訳だが、この熱狂振りは微笑ましい。あー、なんてやさしい表現なんだろう。

小三元

F4通しの普及型ズームレンズのこと。

松竹梅
レンズのランク分け。スペック信者の好みそうな表現である。もともと松竹梅は、慶事・吉祥のシンボルのこと。日本では祝い事の席で謡われたり、引出物などの意匠にも使われてきた。つまり松竹梅に、もともと優劣などない。スペック信者は別の意味で「おめでたい」存在である。

サンニッパ/ヨンニッパ
スーパーの特売セールではなく、超高級な望遠単焦点レンズのこと。レンズを買えば終わりと言うわけではなく、相応する三脚・雲台などが必要になる。なので「お買い得」とは程遠い。

ED
ニコンの「EDレンズ」を指す。女性に「EDにはまると、もう戻れない」等と言うと、全く別の意味に解釈され病院へ診療に行くハメになるので、注意が必要である。そのパートナーが、いればの話であるが。ま、いないね。

ナノクリ

新しい日本語。「この話、なかったことにしておいて。」と言う時、「この話、ナノクリにしておいて。」と言うのが正しい用法である。ニコンの高級レンズにしか付いていない高性能レンズコーティングに由来する。フレアやゴーストを押さえ込むスゴイ技術なのに、サードパーティー製の保護フィルターを装着する事によって効果を打ち消すという身も蓋もない話。見ているには面白いのだけれど。

土門拳の「子供たち」
土門拳の真意を理解しないまま、写真を語る悪質な「土門拳気取り」の人達。審美眼はないのだが土門拳が提唱した「リアリズム写真」には共感しており、『絶対非演出』と言う伝家の宝刀を抜き、望遠レンズで見知らぬ女性を写真に収め(盗撮行為)る。いわゆる「勘違い野郎」と侮蔑される。ひどい輩になると肖像権を無視し(理解できるIQを 持ち合わせていない可能性もある)ブログやSNSにアップロードをする。
ちなみに彼らの大好物はレースクイーンの「Vゾーン」でる。間違っても写真の『ゾーンシステム』ではない。モテないから大好物なのか?大好物だからモテないのか?有識者の見解も別れるが、あまりにも非生産的な議論の為、結論が出ないままペンディング。議論が再開される予定は永遠にない。

防湿庫
精神安定剤の名称。
医師の処方が無くても気軽に買えるが、副作用に留意する必要がある。本来は、使わない機材やレンズを保管する為のものだが、空きスペースがあると「まだ入る!」と思い込み、使いもしないレンズが増殖する。
現在のところ、副作用のほうが目立つため買うより「撮る」ほうが健全である。普段使いの機材にカビは発生しない。

カメラ雑誌
無意味なデータが羅列してある販促カタログ。
もちろん写真について本当のことを語らない。知っていればの話だけど。たぶん、知らない。

レンズ沼
賢い人にとっては浅い水溜り。
描写において費用対効果を勘案すると優位点が見出せない為、溺れることはない。わざわざ「沼」と表現したいのは、背伸びして「ちょいワルおやじ」を演出する賃金労働者と同じく、ただの「痛い連中」である。また、筆者のような貧乏人は経済的理由で直ぐに抜け出せる。

モデル撮影会
キャバクラの別業態。
キャバクラ同様、女の子を落とせる確率はかなり低い。女の子に尊敬される為に「ボトルで見栄を張る」か「機材で見栄を張る」かの違い。基本的にどちらも「キモい」ことに変りないので、客が撮った写真より彼氏と撮ったプリクラを大切にしている。ご愁傷様。

ツボにはまればいいレンズ

自分の力量不足を美化した慣用句。
レンズの特性を理解していない為、「ツボ」の場所がわからないだけのこと。一般の人は、このようなレビューは一切参考になることはないので、無視するのが吉。撮影者が「酒に酔っている」か「自分に酔っている」かのどちらかであるが、大多数は「自分に酔っている」。つまり、ウコンを飲んだところで完治しない。

じゃじゃ馬レンズ
ツチノコの仲間。
誰も見たことは無いが「私は見た」と言う人が存在する。基本的には 空想科学、擬似科学の類。同条件で撮影しても描写、焦点距離やボケ量が変化するという奇妙奇天烈摩訶不思議なレンズ。現代光学技術では開発できない為、メーカーも未来永劫開発する気も、予算も無い。

オールドレンズ
グルタミン酸の一種。
現代のレンズには収差、周辺光量落ちやレンズコーティングで辛口論争を繰り広げるが、古いレンズに対しては言わない。光学性能を無視して「味がある」と言い放つ。ガラスを舐めたところで無味であり、後の清掃が面倒なだけである。

某公益財団法人主催 写真コンテスト
ご利益の薄すぎる受験生のお守り。
基本、落選しないことで一躍有名になった。優劣をつけないコンテストに意味は無いと思うが、食のオリンピック「モンドセレクション」でもメダルを無尽蔵に乱発しているので、問題視されていない。
合格はカネで買える。カネを持ってこい!

サブカメラ
ほぼ「メインカメラ」を指す単語。
通常「メインカメラ」と称する機材のほうが性能的には高い。しかしながら、大きくて重い傾向があるため出動比率は「サブカメラ」の方が高い。世間の一般的な感覚すれば“よく使うカメラ”が「メインカメラ」である。
つまり、使い込んでいるカメラなので撮影方法も良くわかっているはずなのに、「気合を入れるときはメインで撮るから、サブは遊びだよ。メインなら、もっと良く撮れる。」とほざく。
「メインで、気合が入った写真」って、いつ見せてくれるの?って、ゆーか撮ったことないでしょ。

メインカメラ
まだ知りたい?

スナップシューター
スナップ写真に適した機材のこと。
様々な宗派の人達が「最強スナップシューター」を謳うので統一見解が無いのが実情。一般的には、スナップの基本が速写性であるため、撮影までの手順がを少ないほうがよい。
つまり、巻き上げて、シャッターを押すだけの「写ルンです!」が最も手順が少ないが、肯定しない。状況に応じて様々な設定が出来るほうが「なにかと便利」らしいっす。速写性って、どこに消えたの?

スタデラ
セコニックより販売されている入射光式露出計「スタジオデラックス」の略。
もちろん、マツコデラックスより小さく、軽い。電源不要で、すぐ使えるが「使いこなす」のには時間がかかる。昨今のフィルムカメラブームで注目されているが、取扱説明書には機能説明程度である為、実践的な用法はユーザーが考えながら見出すしかない。その意味においてはマツコデラックスと同じく辛口である。

ネット掲示板

大きくは「宗派間の叩き合い」と「教団運営への提言」の2つに分かれる。
「宗派間の叩き合い」は、Webやカタログ・雑誌の受け売りで対立宗派を叩く。敵対する宗派の機材を所有しているのは少数派で、妄想虚言癖が多数派。ホント、暇だね。書き込みする時間があるなら、写真でも撮りに行けば?
「教団運営への提言」は、所属する教団がリリースする新製品などへ細かなスペックを指摘し「それでは、売れない」などとケチをつける。証券アナリストもそんな瑣末なことを気にしないのに、である。あんただけが「お客様」じゃないから、心配しなくても大丈夫。

DGP(デジタルカメラグランプリ)
協賛していない教団は決して選出される事はない「身内だらけ」のグランプリ。カテゴリーも多岐に渡る為、入賞に漏れるほうが珍しい。基本的にプロダクトスペックを重視しているため、本来の目的である「写真」とは全く関係がない。また発売年度で区切る為、性能が良くても2年連続受賞はありえない。
だってほら、受賞を独占したらまずいでしょ。身内同士だから。