作詞家への道
先日、書いた詞を仮歌として歌ってもらったMDをもらってきた。
んー、まずまず
全く新しくして2番がなんかいい感じ♪
♪に全部合わせて書いたので、曲も作曲家が作ったとおりになっていた。
字余りの詞だったりすると、微妙にメロディ変えて歌わないと入らない
ということもあり。
作曲家さんのことを考えたら、
やっぱり新人は♪どおりに詞を書くべきだろーと思ったので。
頑張った甲斐はありました。
「ところで、これから先、作詞家としてやっていける可能性は少しでもあるんでしょうか?」
思い切って聞いてみた。
「いやぁ、作曲家のほうがまだつぶしが聞きますが、作詞家は大変ですよ」
たとえば、人気歌手の場合、1曲のシングルを決めるのに100曲ぐらいの候補を出すのだそうだ。
そのなかで、たまたま運よく選ばれれば、そしてそれがヒットすれば
何年も遊んで暮らせる。
それほどヒットの印税は大きいものらしい。
しかし、100曲中の1曲。
しかも一流どころがしのぎを削って出した作品中の1曲のわけで。
選ばれるのは至難の技。
人気歌手ともなれば、もともとお気に入りの作詞家、作曲家があるかもしれないし。
ということで、アメリカンドリーム的な世界なんだそーだ。
「明日までに3曲」
みたいなことにも迅速に対応できないといけないらしい。
同じ曲に違う歌詞を3つ、とかね。
わたしは同じ曲に今回5つ歌詞を書いたわけですが。
2週間かけてるもんねー。
間にものかき業が入ったにしても、だ。
1日やってて、1つだけで頭パンパンになってし(^-^;
ということで。
遠い、遠い作詞家への道。
だけどね。
全然、違うんだよねー、ものになった感動が。
本とはまた全然違う。
詞と曲と歌手の歌い方で、世界の広がり方があまりに違う。
この感動は……
そう簡単に諦められませんさ。
あたるか当たらないかはもう宝くじ的世界だけれども、
夢を胸に、
コツコツとこれからも作っていこうっと。