美容外科医のノート  室 孝明(東京&福岡 ヴェリテクリニック)

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JAL✈️の乗務員さんが持っている出身地シール集めがマイブームです照れ

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そして先日、JALクルー情報で最も手に入りにくいと言われていた『鳥取県』、入手できましたルンルン

シール集めは地味ですが機内を楽しめているのはありがたいことです。



さて、本題。

アクア◯◯やシリコンジェルなどの『溶けない』『一生ものです‼︎』を売りにした注入材料が人体に及ぼす影響はご存知かと思います。

しかし、安全とされるヒアルロン酸や脂肪注入に生じる合併症は意外に知られていません。

安全で長期的に仕上がりの良い注入はボーラスでの大量注入ではなく、微量の頻回注入かつ多層注入が前提となります。

そのためいくら細かく注入しても総量があまりに多ければ、結果的に同じ層に注入されるため『シコリ』の原因となります。


この『シコリ』、石灰化である場合も嚢腫である場合もそれ以外の場合もあります。

先日行った豊胸手術ではこの『シコリ』が両側に多発していました。聞けば、ヒアルロン酸を注入後しばらくして大きく膨らんできたため、診察のたびに医師が潰していたとのことでした。詳細がわからないのでこの処置が正しいのかどうかは判断できませんが、大量に注入したためヒアルロン酸の周りにできた被膜の中に漿液が貯留し、これをブチリっと破壊し続けたため炎症に伴う被膜拘縮が起きて乳腺の中はガチガチに固まっていました。

脇の傷と乳頭部の小さな傷から拘縮を解除して何とかなりましたが、安全とされるヒアルロン酸でここまで拘縮するのかと驚きました。

患者さんが一度の治療で胸を理想形にしたいと思う気持ち、とてもよくわかります。そしてその気持ちを叶えてあげたいと思う医師の気持ちもまたよくわかります。大量に入れても何も問題が起きない人もいるからです。

今回はヒアルロン酸でよかったね、と心の底から思いました。









本美容外科医のノート本

おしまい

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