2週間の早朝5時起きを乗り越え、

ティーチャーズ・トレーニング(TT)の第1クールを終了。



やったー!

昨日は、朝寝坊して6時半まで寝ました! にひひ



でも、今朝はアラームの鳴る前、5時に目が覚めてしまいました。

恐るべしは、習慣ですね・・・。



せっかくなので、今日から再開するマタニティ・ヨガ関係の資料を30分ほど読んだり、

自分の朝ヨガを済ませて、清々しい気持ちで

子供たちを学校に送り出すことができました。



TTについては、毎日、何かしら新しいことを学ぶ2週間でした。

私が資格を取ったスヴァスタ・ヨガとアイアンガーヨガの違いということもありますが、

それ以上に、講師のピーター先生の資質に負うところが大きいです。



良いヨガの先生になるためは、

コミュニケーション・スキルに優れていなければならない。



といったのは、ほかでもないピーター先生ですが、

その言葉を実践し、自分の行動で示してくれるのは、さすがです。



最終日、ピーター先生の言葉で、強く印象的だったこと。



他の全部を忘れてもいいが、1つだけ理解して自分の課題として持ち帰って欲しいことがある、

それは、自分の練習、プラクティスである。



この一言を、わたし達が真の意味で理解でき、また実行に移せるように

この2週間、みんなを導いてくださったような気がします。



細かいことを、ブログにまとめようと思うと、

ノートを参照すべきでしょうが、

究極の教えは、上の一言にまとめられます。



頭で理解したり、情報だけをインプットすることは、ヨガの本質ではないこと。



真に自分のものとなるような、根本的な理解の仕方は、自分の練習を通じてしか得られないこと。



結果を求めるのではなく、プロセス、つまり途中の過程を飛ばすことなく、

ひとつひとつ自分で体験していくべきであること。



Conceptionに対して Perceptionの大切さ。



シンキングではなくフィーリングの重要なこと。



どうやって生徒さんとコミュケーションしていくのか。

言葉の選び方、アジャストの仕方、そこへ到るまでのボディ・リーディングのスキルの磨き方。



ヨガという数千年の歴史を持つアートに対して、

即席の答えを求めるのではなく、自分で掴み取った答えを手に入れるためには

絶え間ない努力が必要であること。



また、逆にそうしなければ、結果だけを求める行為につながり、

Dishonest=不正直であり、ごまかしのヨガとなってしまうこと。



一見、厳しく突き放したようにもみえるピーター先生の教え方が、

実はヨガに対する真摯な生き方に基づいたものであることが、

ひしひしと感じられました。



そして、簡単に「答え」をくれないのも、じつはその方が親切であるとも考えられます。



それによって、生徒が自分の練習・実践を通じて、

自分で答えを掴み取ってこそ、真の理解にいたることができるからです。



英語で、empower という表現があります。

これは、パワーを与えるという意味。


ヨガのクラスでも、教える側が何でもお膳立てしてしまうより、

生徒さんが、自分の身体の使い方に気づき、より良い方向へと変わっていけるようにすることが

教える者の努めであると、わたしは常々思っています。



そういう観点からも、

ピーター先生のTTは、じつに empowering な2週間でした。


18ヶ月にわたって、このような2週間の集中講座があと、5回あります。

そして、試験とレポート。


来年の末まで、この講座を通じて

自分が、そして自分のヨガ

どのように進化できるのか、挑戦していきたいと

決意をあらたにした私です。